Yoshiko Ikuma - クラシックはおいしい -Blog

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月末入稿
 1月28日、サントリーホールでチョン・キョンファのバッハ「無伴奏ヴァイオリン・ソナタ&パルティータ」全6曲演奏を聴き、いまだ冷めやらぬ感動を得たのだが、いまは月末入稿に追われ、ブログに綴る時間がない。
 また、時間を見て、ゆっくりこのリサイタルの様子を伝えたいと思う。
 今日は、ようやく長い原稿が終わり、もうこんな時間になってしまった。
 明日は、取材とコンサートがある。
 やはり月末は、なかなかゆっくりできませんな。
| ああ愉しき(?)、締切り地獄 | 23:56 | - | -
怒涛の年末入稿の日々
 各誌の年末入稿が重なり、怒涛の日々を送っている。
 ひとつの原稿が終わるたびに、「あともう少し」「あと何本」と自分を奮い立たせ、青息吐息の状態に少しでも力をつけようと努力はしてみる。
 だが、もうここまでくると眠気は吹き飛び、脳が覚醒し、なんだかヤケになってくる。
 一応、年内の目標はほぼクリアし、明日は29日のNHK-FMの6時間ナマ放送の下調べをしなければならない。
 リスナーからのリクエストという表が送られてきたが、結構マニアックな曲も入っている。
 これをどうやって解説したり、楽しく話せばいいのだろう。「えーっ、こんな曲知らないワーッ」とはいえないもんね(笑)。
 さて、大変だ。かなり時間をかけて調べていかないと、大変なことになるゾ。
 なにしろ6時間だもんねえ。甘い気持ちではダメで、緊張感をもって集中的に調べていかないとならない。
 でも、まだ原稿が完全に終わったわけではないため、その時間も確保しなくちゃ。
 その前に、事務的な仕事がたまっていて、これも片付けなくてはならない。
 あ〜あ、いつになったら私の年末休暇は訪れるのだろうか…。
| ああ愉しき(?)、締切り地獄 | 22:28 | - | -
人生は一度きり
 連休もクリスマスも関係なく、仕事仕事の私に、強烈なことばが降ってきた。
 新聞に掲載されていた、ウルグアイ前大統領のホセ・ムヒカ氏のひとことである。
 彼は「清貧」を貫く哲人政治家として知られ、1週間ほど日本に滞在したときの感想を「日本人へのメッセージ」として語った。
 そのなかで、私が強く心を打たれたことばがある。
「日本人は働きすぎだ。もう少し働く時間を減らし、家族や友人と過ごす時間を増やしたらどうだろう。あまりにも仕事に追われているように見えるから。人生は一度きりで、すぐに過ぎ去ってしまうんだよ」
 ごもっともでございます。
 十分にわかっています。
 でも、どうしようもないのです。目の前の締め切りをこなさない限り、私には休みが巡ってこないから。
 しかし、最近このことをよく考える。
「もっと働く時間を減らす」とムヒカ氏が指摘しているように、これを真剣に考えなくてはならない。
 先日、長年の仕事仲間とも、この件について話し合った。
 彼女も、最近は仕事を減らし続け、自分の時間をもとうとしているそうだ。
 私もそうありたい。そうあらねばならぬ。
 今日は、ムヒカ氏のことばが胸に突き刺さってきた。
「人生は一度きり」。まさにこのことを真剣に考えなければならない時期にきている。
| ああ愉しき(?)、締切り地獄 | 23:30 | - | -
週末の締め切り
 なかなか京都の仕事部屋に行くことができず、仕事仲間から「いつ京都に行くの?」「週末は仕事から逃れて、少しはゆっくりしないとダメだよ」「せっかく京都に居場所ができたのに、無理をしてでも行くようにしないと、もったない」と、さまざまなことをいわれている。
 十分にわかっております。
 みなさん、心配してくれる気持ちもありがたい。
 でも、こればっかりは、原稿がたまっているのを放り出して出かけても、気持ちが休まらない。
 しかし、しかしですよ、今週はなんとかほとんどの仕事をクリアし、週末だけは空けることができるんです。
 というわけで、明日は、朝もはよから出かけます。書評を書かなくてはならない本を抱え、新幹線のなかで読書タイム。
 これも仕事だけど、まあ、新幹線のなかは暇だし、ipodで新譜も聴けるし…。
 今回は、しっかり行きたいところをチェックし、効率よく回る予定。
 京都の情報、お楽しみに〜。
| ああ愉しき(?)、締切り地獄 | 23:31 | - | -
パソコンのトラブル
 締め切りが重なっているときにパソコンがトラブルを起こすと、本当に大変である。
 今日は、原稿を書いている途中に通信系統のトラブルで、まったく機能しなくなってしまった。
 さあ、大変。
 どうやっても直らず、これは時間がかかるなと判断し、雑誌の編集担当者に電話を入れた。
 それから格闘し、それでもダメだとわかったため、別のパソコンに原稿を移し、ようやく仕事が再開した次第である。
 こうなると、もうストレスはたまるわ、時間はどんどん過ぎて焦るわ、おなかがすいて気分が悪くなるわ、いいことはまったくない。
 みんな、コンピューターのトラブルは、どう対処しているのだろうか。
 機械に強いわけでもなく、IT用語もチンプンカンプンな私は、本当に困る。
 でも、なんとか事態を切り抜けたが、いくつか明日に持ち越す形となってしまった。編集担当の方、ごめんなさい。
 というわけで、今日はイライラが募り、精神を平静に戻すのにかなり時間を要してしまった。ホント、パソコンのトラブルって、嫌だワ。
| ああ愉しき(?)、締切り地獄 | 23:01 | - | -
特集記事で動きがとれない
 今週は、各誌の特集記事と新聞の原稿が目いっぱい重なり、まったく動きが取れない状況に陥っている。
 コンサートに行くこともままならず、ひたすらパソコンと対峙。運動不足になるわ、眼精疲労になるわ、いいことはまったくない。
 というわけで、夜中まで仕事仕事で、ブログのネタも不足。
 今日は、まだまだ原稿とにらめっこ。
 こんな状態、いつまで続くのだろうか…。もうすぐ11月も終わり、今年もあと1カ月しかない。気持ちだけが焦る。
 つまらない内容ですみません。
| ああ愉しき(?)、締切り地獄 | 23:40 | - | -
年末の仕事
 早くも、年末の仕事が入ってくる季節となった。
 今日は、12月29日のNHKのFM放送のナマ番組、約6時間に渡る長時間番組の出演依頼があった。
 これはリスナーからリクエストを募り、その曲をかけながら作品にまつわることやアーティストの話などを自由に語るというスタイルで、アナウンサーと私ともうひとりの出演者の3人でトークを行うもの。
 とてもおもしろそうだが、事前にリクエストの曲を選ぶ以外に、当日のナマ放送のときにもリクエストを受け付けるのだそうだ。
 もしも、あまり知らない曲や難しい曲が出てきたら、その解説が果たして即興でできるだろうかと心配したが、担当者から「大丈夫です。いつも和気あいあいとした感じで進めていますので」といわれ、なんとかなるか、と考え直した。
 とはいえ、長時間番組で、しかもナマ放送だ。ちょっと心配(笑)。
 また、詳細が決まったら、紹介しますね。
 もうひとつ、女性誌の連載や特集が年末入稿にかかりそうで、これまたバタバタになりそうな気配。まいりますなあ。
 最近は、「京都に行ってる?」「京都の部屋はどお?」「忙しくても、京都に行って、少しは眼を休ませた方がいいよ」と、みんなが「京都」を話題にしてくれる。
 やはりあまりにもせわしなくドタバタしているため、見るに見かねてのことだろう。先週末は少しのんびりできたが、今週が始まったら、またいつもの調子だ。締め切りに追われ、眼精疲労と腰痛が襲ってきている。
 今日の写真は、京都の部屋のテラスから眺める山々。かなり遠くだから写真では見えにくいが、右前方に清水寺の塔が小さく見える。こうして、遠くの景色を眺めながら、しばし眼を休ませている。




 
 
| ああ愉しき(?)、締切り地獄 | 22:17 | - | -
長い原稿が終わった!
 9月から10月にかけては2度の海外出張があり、その間の仕事をすべて前倒しで入稿せねばならず、さすがに疲労困憊の状態だった。
 今日、ようやくたまっていた長い原稿と、出張にまつわる原稿の一部が終了し、ほっとひと息つけるようになった。
 ところが、からだは正直で、いろんなところに支障が生じている。やはり疲労が原因で、からたが悲鳴を上げているのだろう。
 こういうときは、まずひとつずつそれらを直していかなくてはならない。
 しっかり睡眠を取り、ごはんをちゃんと作って食べ、少しからだを動かさないと。
 こういう基本がきちんとできれば、すぐにからだは回復するのだが、なかなかそれが持続しないのが現状だ。
 また、週明けからいろんな人に会ったり、コンサートが入っていたり、打ち合わせやインタビューが予定されていたり…。
 しかし、なにはともあれ大きな仕事がひと段落したのだから、精神的にはかなり楽になった。
 さて、たまっているビデオでも見て、束の間のリラックスタイムといきますか。
 そうだ、新譜が山ほど届いているんだ。これを聴かなくっちゃね。あっ、また仕事モードになっちゃった(笑)。
 
| ああ愉しき(?)、締切り地獄 | 22:19 | - | -
最近のライナーノーツ
 CDの解説、ライナーノーツを書く仕事は、結構締め切りがタイトなことが多い。
 発売日がすでに決まっているものの、海外からの資料や音源が届かなかったり、諸般の事情で遅れていたり、ということもしばしば。
 でも、ライナーノーツの締め切りはしっかり決まっている。
 当然のことながら、音源を聴き、海外の録音の場合は現地の資料も一応は目を通さなくてはならない。
 日本人の録音の場合も、やはり資料はできる限り早くほしいというのが本音である。
 なかなか全部がそろわないことがあっても、仕事は進めなくては…。
 というわけで、原稿が仕上がるまでは、いろんな問題が山積み。でも、なんとかやるっきゃない。
 最近書いたライナーノーツの新譜が、次々に送られてきている。これらを見ると、問題があったことは吹き飛び、いいCDになったなと、感慨ひとしおである。
 こうしたライナーノーツを書いたCDは、自分の作品として、作品棚に並べることにしている。
 今日の写真は、最近書いた新譜の数々。
 
「超絶! トリフォノフ・ブレイズ・リスト」 ダニール・トリフォノフ(ユニバーサル)
「ベートーヴェン:管楽器とピアノのための作品集」 レ・ヴァン・フランセ(ワーナー)
「DUO 5」 岡崎慶輔&伊藤恵(フォンテック)
「ブレイズ・ラフマニノフ」アレクサンドル・タロー他(ワーナー)
「ワックスマン:カルメン・ファンタジー、ショスタコーヴィチ:ヴァイオリン協奏曲第1番」 服部百音(エイベックス)
「展覧会の絵」 牛田智大(ユニバーサル)
「バッハ:無伴奏ヴァイオリンのためのソナタとパルティータ(全6曲)」 チョン・キョンファ(ワーナー)

 これからラン・ランの新譜とエマニュエル・パユの新譜も届くはずである。


 

| ああ愉しき(?)、締切り地獄 | 23:22 | - | -
またまた出張…
 今日はウィーンの特集記事の打ち合わせで、「skyward」の編集のOさんに会い、膨大な写真のなかから使用する写真を絞り込み、ページ配分も決めていった。
 ところが、またまた出張の依頼が入り、この特集ページに関してエディター、デザイナー、校閲の人をはじめ多くの人たちに仕事を早めてもらわなくてはならなくなった。
 現在、第1次予選が行われているヴィエニャフスキ国際ヴァイオリン・コンクールを聴きに行くことになったのである。場所はポーランドのポズナン。
 本選が20日から行われるため、19日には出発しなくてはならない。
 ということは、18日までにこの特集を書き終えなくてはならないのである。
「さて、困ったゾ。多くの担当者に迷惑をかけるし、どうしたらいいのだろう」
 迷っている私に、編集のOさんが「なんとしてでも早くレイアウトまで進めます。前倒しで原稿を入れてください。あとは私に任せて」と、力強いことばを投げかけてくれた。
 ここはひとつ、ねじり鉢巻きで頑張らなくては…。
 というわけで、19日から25日までの間に入っているスケジュールをすべて調整し、今日はてんやわんやの日となった。
 なんでこう重なるんでしょうね。2〜3日ずれてくれれば、すごく楽なのに、何もかもが一気に押し寄せてくる。
 とにかく、今週が勝負である。ウィーンの疲れ、などとはいっていられない。心身を立て直し、次なる出張まで走り続けなければ…。
 
| ああ愉しき(?)、締切り地獄 | 23:30 | - | -
出張前の仕事
 私は出張前は留守中の仕事をすべて入稿していくため、まさしくパニック状態となる。
 今日も、朝から電話やメールに時間を取られつつ、原稿と格闘した。
 そして、ようやくいま、すべてを入稿した。バンザーイ!
 この間、先日のロサンゼルスの出張の原稿の件や、連載、レギュラーの担当者からの連絡が入り、さらにライナーノーツの件でも担当者からメールが入った。
 そしてウィーンからは、今回のコーディネーターのEさんから取材のスケジュールが届いた。かなりハードである。
 いやはや、気持ちが休まりませんなあ。
 でも、明日はゆっくり出張の荷物を積めることができそうだ。
 私はぎりぎりまで仕事に追われているため、荷造りがまったくできず、海外出張でも、前日の夜になって一気に行うことが多い。
 仕事仲間には、「まるで東京の近郊にいくような感じ」といわれている。
 もちろん、荷造りに時間をかけたいとは思うが、なかなかそうはいかないのが現状。そこでいつも問題になるのは、何かひとつ忘れ物をすることである。
 よくあるのは、目覚まし時計、テレコの充電器、替えの靴、化粧品の一部などで、仕事に関する物は絶対に忘れない。
 最近は何でもスマホでできるため、いろいろこまかい物を持参しなくても済むようになった。
 さて、明日はじっくりスーツケースに荷物を詰めようっと。
 ウィーンは、先日のロサンゼルスとは異なり、かなり寒い。でも、来週の気温を調べたら、日中はそんなに寒くなく、夜になると6度くらい。こういう場合は、二段構えでいかなくてはならない。
 私は旅の荷物はすごく少ない方で、いつもみんなに驚かれる。洋服は重ね着と着回しのできる物を用意し、化粧品はすべてミニサイズの物にする。これでずいぶん量が減る。
 今回も、ウィーンのいろんなところの写真を撮ってこようと思っている。基本的には、また同じようなところを巡るため、新しいところはあまりないかもしれないが、それでも何かいい被写体を見つけたい。
 どうぞお楽しみに!
| ああ愉しき(?)、締切り地獄 | 22:12 | - | -
ウィーン出張の打ち合わせ
 昨日は、10月1日から7日までのウィーン出張の打ち合わせに、デザイン事務所に出かけた。
 雑誌の編集者、カメラマン、デザイナー、私の4人でページ配分や内容、取材の進め方、撮影場所の確認、インタビューする人の確認、入稿日などの詳細を話し合った。
 実は、今回出張に同行するカメラマンのSさんは、以前私がユンディ・リのインタビューのときに撮影を担当してくれた人で、久しぶりの再会となった。
 その人の奥さまも、私を知っているそうで、話を聞くと、彼女は以前あるレコード会社に勤務していて、そのころに私と仕事で組んだことがあるとか。
 世間は狭い、と実感する次第だ。
 でも、知り合いのカメラマンと一緒に取材ができるのは、とても心強いものである。
 しかし、出発まであと2日しかないため、その前に入稿していかなければならない原稿や仕事が目の前に山積み状態。
 いつもながら、海外出張の前はほとんどパニック状態になるが、今回も例外ではない。
 ロサンゼルスから戻ったばかりなのに、もう次なる荷物を詰め込むことになった。ホント、疲れるワ。
 いつものように、出発までにやらなくてはならないことをリストアップし、ひとつずつ消していく。さて、あといくつかな、と残りを確認する。
 ひとつ大きなライナーノーツが残っていて、これに時間を割かなくてはならないため、今日はあとの仕事を片っ端から片付けた。
 いよいよ明日はその大きな原稿に取りかからなければ…。
 最近は、世界中どこでもスマホが利用できるため、とても便利になり、海外でも頻繁に電話を使用するようになる。その半面、電話代の請求書が怖い。
 今回もかなり利用したため、きっとものすごく高い請求がくるに違いない。私は経費倒れするかも(笑)。
 
| ああ愉しき(?)、締切り地獄 | 21:50 | - | -
歯痛が起きた
 海外出張の前は、いつものことながら、留守中の原稿をすべて入稿していかなくてはならず、てんやわんやの状況になる。
 加えて、出張に関してあちこちから連絡事項が舞い込んできて、これまた頭がパンクしそうになる。
 そんなときに、歯痛が急に襲ってきた。
「ウワーッ、大変。ロサンゼルスでこうなったら、どうにもならない」
 すぐにかかりつけの歯科医のN先生に電話し、助けを求めた。でも、ここは予約制だから、すぐには診てもらえないかもしれない。
「1時間半後にこられる?」
 もう、とるものとりあえず、原稿を途中でほっぽらかし、飛んでいった。
 すると、内診やレントゲンやいろいろ調べてくれ、「まったく異常は見られないよ」とのこと。
「精神的なものじゃないの。あまりにも忙しいから、からだが悲鳴を上げたんだよ」
 こういわれ、もしものときのために薬をもらい、医院のみんなに「気をつけて行ってきてね〜」と送り出され、帰宅した。
 こんなことってあるんだ。ストレスで歯痛が起きるなんて、いったいどうなっているんだろう。
 やれやれ、ようやく気を取り直して原稿に向かうことができた。
 人間のからだは、本当に精巧にできている。ちょっと無理をすると、どこかに変調をきたすことになる。
 N先生が、私がまったくひとりでロサンゼルスに出かけると聞いて、「着いていってあげようか」とジョークをいって、私の気持ちを和らげてくれた。
 さて、これに懲りず、まだまだやることがあるから頑張らなくっちゃ。でも、またどこかに信号が現れると困るしなあ。どうしたらいいものか、思案のしどころである。
| ああ愉しき(?)、締切り地獄 | 23:30 | - | -
書いても書いても終わらない
 毎月のことながら、月末入稿と月の初めの締め切りがどっと押し寄せ、書いても書いても終わりが見えないというとんでもない状況に陥っている。
 レコード会社のライナーノーツ、音楽専門誌のインタビュー原稿や新譜評、特集記事に加え、ホールの冊子の原稿や新聞の公演評などが重なっている。
 どうも座りっぱなしの状態がよくないらしく、体調がイマイチ。
 時間を見て買い物に出かけたり、近くの資料を置いてある部屋に出かけたりしているのだが、そんな距離ではたいしたことはない。
 もっとちゃんとからだを動かさないといけないのだが、なにしろ目の前に締め切りがドーンと高い山の頂を築いているため、それを片付けない限り、遠くに出かけることはできない。
 本当に、私の仕事はからだに悪いことばかりだ。眼精疲労に腰痛、足のむくみもひどくなる一方。
 なんとかせねばと思いつつ、ストレッチをするくらいがせいぜい。
 なにはともあれ、締め切りをひとつずつ終わらせ、身を軽くするのが一番だ。
 ひとつずつの仕事は、資料がまったく異なるため、まずその資料をすべて目の前に並べてから、原稿の準備にかかる。
 ひとつの原稿が終わると、その資料は目の前から消えることになっているが、編集担当者から校正が送られてきたり、問い合わせの電話が入ったり、メールで質問を受けたりすると、またまた前の原稿の資料を引っ張り出さなくてはならなくなる。
 この時点で、私の頭のなかは、いま書いている原稿から離れ、以前の原稿に一気に戻ることになる。
 その繰り返しで、いつも頭のなかはグチャグチャ。順序だってすべてが流れていくのが理想なのに、前に戻ったり、そのまた前に戻ったり…。
 結局、私の仕事机のまわりは、あらゆる資料が山積みになってしまう。
 それをかきわけかきわけ、次の仕事に邁進する。いやあ、不毛の日々ですなあ(笑)。
 昔は母親に、「整理が上手ねえ」といわれたものだが、いまや断捨離からはほど遠い状態で、どれを捨てていいのかわからないところまできている。
 あ〜あ、図書館の司書のような才能があればなあ。
| ああ愉しき(?)、締切り地獄 | 22:28 | - | -
綱渡りの日々
 単行本のテープ起こしに手間取っている。
 なにしろ、そのアーティストに何日間にも渡り、何時間もインタビューをしているため、膨大な量のテープ起こしをしなければならない。
 出版社の担当者が、「テープ起こし、私やりますよ」といってくれたのだが、私の場合は、テープを聞きながらその場の雰囲気を思い出し、文章を考えていくタイプなので、人に頼むことができない。
 夏休みの間に、京都の仕事部屋ですべてやってしまおうと思っていたのだが、これが甘かった。
 なかなかはかどらないのである。
 というわけで、ここ数日なんとか集中して行い、ようやく峠を越した。
 これから全体を俯瞰し、各々の章立てを考え、コンテンツを見極めながらこまかい作業に入っていく。
 今週中になんとか全体像をつかまなくてはならない。
 実は、今日また海外出張の依頼が入った。10月のウィーンである。
 9月には、次の単行本でロサンゼルスに取材に行かなくてはならないため、できる限り先延ばしにしてもらい、10月上旬にしてもらったのだが、ロスの日程がまだはっきりしないため、綱渡り状態になりそうだ。
 実は、2013年も今年とよく似たような状態だった。あの年は、「ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン」のアンバサダーに就任したため、2月にナントの「ラ・フォル・ジュルネ」に取材に出かけた。
 この年は、自宅の引っ越しを9月上旬に控え、連日荷物の整理に追われていた。ところが、親しい仕事仲間から「どうしても」と頼まれ、8月に急きょイタリアの音楽祭の取材に出かけることになった。
 帰国後は、まさに真夏の狂想曲である。
 引っ越しをしててんやわんやの時期に、9月末から10月にかけてウィーンとベルリンに出張した。
 さらに追い打ちをかけるように、この年は単行本が3冊出版された。いったいどうやって乗り切ったのか、いまでは思い出せないくらいだ。
 それと似たようなことが、今年また巡ってきた。
 これからどう仕事の配分をし、からだのケアをし、ちゃんと仕事をこなしていけるか、じっくり考えないとならない。
 なんとか、心身ともにいい状態で臨めるようにしたい、願いはただそれだけである。
 
| ああ愉しき(?)、締切り地獄 | 21:43 | - | -
仕事と休養半々の夏休み
 ようやく夏休み前の原稿の入稿がすべて終わり、ホッとひと息。
 明日からしばらく京都の仕事部屋に行き、仕事と休養半々の日々を過ごそうと思っている。
 仕事の方は、次なる単行本のインタビューをしたテープ起こしの作業だ。
 かなり長時間に渡る録音があるため、ふだんの仕事をしながらだと、なかなかはかどらない。
 そこで、夏休みの期間に、一気に集中してテープ起こしをしようと考えた。
 休養の方は、五山送り火を見ること。これは16日の夕方からである。
 というわけで、今年の夏休みは暑い京都で過ごすことになった。昨年も、この時期に猛暑の奈良に出かけたっけ。
 まあ、東京にいても暑さは変わらないから、京都の方が気分が変わっていいか。
 本当は、比叡山延暦寺に出かけようと計画をしていたのだが、仕事もしなくてはならないため、今回は遠出は避け、仁和寺に行こうと思っている。
 また、涼し気なお寺の写真をお届けしま〜す。
 私の「旅の友」は、ボーズで聴く音楽。京都は、新幹線で東京から2時間18分ほどなので、オペラだったら1演目、器楽や室内楽だったらCD2枚分聴いていれば着いてしまう。
 今日の写真は、わが友、ボーズのヘッドホン。これ、いい音しているんですよ。やわらかい響きで、長時間聴いていても、まったく耳が痛くないから大のお気に入り。


 
 
| ああ愉しき(?)、締切り地獄 | 22:50 | - | -
夏休み前の追い込み
 各社の担当者から、夏休み前の入稿の催促が入り、いやが上にも焦ってくる。
 お盆の時期には早めに印刷所が稼働しなくなるため、その前「なんとしても原稿がほしい」という切羽詰まった状態なのである。 
 それを聞いて、独立したころに週刊誌を3冊受け持っていたことを思い出した。
「Hanako」と「ぴあ」と「アサヒグラフ」である。
 週刊誌の連載を抱えていると、ゴールデンウィーク進行、夏休み進行、秋の休日が続く前の進行、年末進行、お正月進行と、次々に早い進行が襲ってくる。
 1週間に2回の締め切りがあったり、雑誌が重なったりして、何をしているのかわからなくなるような状況だった。
 しかも、当時はFM誌も2冊担当していたため、これらは隔週刊誌である。
 もう、スケジュール帳に締め切り日を書き込んでいても、いつもぐちゃぐちゃで、頭がパニックになりっぱなし。
 締め切りに追われる仕事というのは、本当に心が休まらないものだ。いったいこれを何年続けているんでしょうね(笑)。
 というわけで、今年もいまは“巻き巻き"の状態。ひとつずつ仕上げ、担当者に送り、予定表の上から消していく。
 私はひとつ締め切りが終わると、必ず一服して(タバコではなく、ティータイム)、気持ちを切り替える。
 いまはオリンピックのビデオを見てひと休みしているのだが、リラックスするどころか、気分が高揚してしまう。本当に、鍛えられた肉体とワザと強いメンタルには感動する。
 さて、まだまだやらなくてはならないことが山積み。私の夏休みは、いったいいつ訪れるのだろうか…。
 
| ああ愉しき(?)、締切り地獄 | 22:02 | - | -
仕事仕事の休日
 週末からたまっていた原稿と格闘し、まったく休日という感じがしない。
 もちろんフリーの場合は曜日は関係ないから仕方ないが、それにしても終わりが見えない。
 今日も何本か入稿し、気がついたら、もうこんな時間になっていた。
 楽しいブログを書きたいと思っているのだが、パソコンに向かってずっと原稿を書いているだけの生活なので、新しいネタがない。
 オリンピックの開会式はちらっと見たが、それだけで、あとはずっと缶詰状態。健康によくないよねえ。
 わかってはいるけど、どうにもならない。
 というわけで、締め切りがひと段落ついたら、また何か楽しい話題をお伝えします。
 というところへ、友人のKさんからメールが入り、ライプツィヒでゆっくりしているとか。いいよなあ、ひたすらうらやましい。
 さて、彼女に返事でも書きますか。
 
| ああ愉しき(?)、締切り地獄 | 23:46 | - | -
単行本の打ち合わせ
 2冊の単行本のほぼ同時進行を抱えていると、だんだん頭が混乱してくる。
 今日は、海外の大物歌手の本のアメリカのマネージャーが来日したため、宿泊先のホテルに出向き、写真のセレクトやインタビューのスケジュールなどを話し合った。
 なんとか、9月にロサンゼルスでインタビューができそうだ。
 ただし、これが前半になるか、後半になるかで、私の執筆の時間に大きな影響が出るため、決定するまで気が気ではない。
 海外取材というのは、取材する時間のみならず、実に多くのことがからんでくるため、それらをひとつずつクリアしていかなければならず、時間と労力を要する。
 すべては、取材の数時間のための準備である。
 その前に、資料をすべて頭にたたき込んで、どのような構成にするか、実際には何を聞くか、どういう風にまとめるか、書く時間はどのくらいかかるのか、全体像をつかまなければ進まない。
 今日、ある知人に「その単行本って、いったいどのくらいの文字数なわけ?」と聞かれ、「約9万字」と答えたら、「400字の原稿用紙で何枚?」と再度質問が帰ってきた。
「えーっ、いまは原稿用紙で書いていないからわからない。9万字を400で割って」といったら、「暗算、苦手で…」と電卓を出した。
 そして、「キャーッ、とんでもないねえ、よくやるわ、それも2冊も…」といって絶句していた。
 そう、まさに絶句です。私だって、好んで2冊重なって引き受けたわけではなし、たまたまこういう時期になってしまったわけ。
 まだまだ両方の本の取材や資料集め、その読み込み、構成などに時間をかけなくてはならず、いつ終わるともわからない、出口の見つからない長いトンネルに迷い込んだ感じ。
 こういうときは、集中してひとつずつじっくり時間をかけて向き合っていくに限る。私はもともと一度にふたつのことはできないタイプ。器用な方ではない。
 そういう性格は十分知っているため、自分なりの方法で対処するしかない。
 それにしても、高く大きな山をふたつも登頂するのは、体力と気力がいるわねえ。夏バテなんかしていられないゾ。好物の抹茶アイスでも、食べちゃおうかな(笑)。
 
| ああ愉しき(?)、締切り地獄 | 22:24 | - | -
追悼文の難しさ
 中村紘子の追悼文を書いていて、その難しさに困惑している。
 新聞の担当者からは、だいたいの内容を聞いていたのだが、いざ書き出してみると、なかなか思うような内容にならない。
 中村紘子には、長年に渡り、取材やインタビューを行ってきた。日本のみならず、海外でも取材を続け、いろんな話をしてきた。
 そうした思い出が山ほどあって、何に焦点を当てたらいいのか、わからなくなってしまったのである。
 新聞と雑誌の記事の書き方は、まったく異なる。今回は、まず新聞が最初である。ここでつまずいていては、これから先が思いやられる。
 だが、どうにもうまくいかない。
 一度、原稿を入稿したが、やはりいろんな注文が入ってきてしまった。
 そこで初めからやり直し、全面的な書き直しとなった。
 ようやく仕上がったが、どうしてこんなに時間を要したのか、自分でも不思議だ。
 追悼文というのは、その人に対する思いが強いと、なかなか自然な形で書けないのかも知れない。それを思い知った感じがする。
 これからまだ雑誌の追悼文が2本控えている。なんとか内容が重ならないように、あれこれ考えを巡らして、中村紘子の想い出を率直に綴らなくてはならない。
 今日入稿した原稿は、東京新聞の8月3日(水)の夕刊に掲載される予定である。
 
| ああ愉しき(?)、締切り地獄 | 22:41 | - | -
単行本の取材
 いま、次の単行本の取材の真っただ中である。
 これまで何度かそのアーティストにインタビューをし、さまざまなことを聞いてきたが、今日もぶっ続けで4時間ほどインタビューを行った。
 でも、ふたりとも途中で集中力が欠如し、お茶を飲んだり、スイーツを食べたり…。
 やはり、4時間続けてインタビューをしていると、心身ともに疲弊してくる。
 アーティストの自宅で話を聞いているため時間制限はないのだが、ときどき雑談を交えながらペースを落とすことも必要で、それゆえ取材はどんどん長引く。
 なにしろ、7月いっぱいでおおよそのインタビューを終え、8月には原稿に取りかからなくてはならない。
 この強行軍にからだは正直に反応し、自宅に戻ったら、同じ姿勢でずっと椅子にすわっていたため、腰痛がぶり返した。
 なんともなさけない話である。
 この連休は長野出張もあり、ロングインタビューもありで、からだが悲鳴を上げているのだろう。
 あ〜あ、まいったなあ。
 こういうときは、好きなことをして、ゆっくりした方がいいんだよね。
 いま、京都は祇園祭の真っ最中である。あ〜、京都に飛んでいきたいよう。
 今週末の祇園祭の後祭り、すべての仕事を投げ打って、行っちゃおうかな。
 
 
 
| ああ愉しき(?)、締切り地獄 | 22:42 | - | -
束の間の楽しみ
 毎日、どうしても原稿の入稿が夜半になり、疲労困憊してしまう。
 いまは、その束の間の休息をテレビのテニス観戦に当てている。
 ロジャー・フェデラーは、しばらく背中の痛みで欠場していたが、ようやくグラスコートシーズンに向けて復活してきた。
 いまはドイツのハレ大会に出場している。
 時差の関係で、私が仕事を終えてひと休みするころに、ちょうど試合が始まる。
 ただし、まだ全面的な体調回復とはいかないようだ。もうすぐ、ウィンブルドンが始まる。ぜひ頑張ってほしい。
 世の中は、サッカーのユーロ2016で盛り上がっているが、私はひたすらテニスである。
 さて、今日のロジャーの調子はどうだろうか。
 仕事が終わってボーっとした頭で、エールを送り続けている。
 
| ああ愉しき(?)、締切り地獄 | 23:45 | - | -
京都は近いようで遠い(?)
 京都の仕事部屋にいくには、いろんなことを猛スピードで片付けないとならない。
 ようやくカーテンができあがったため、それを取りつけたり、まださまざまなことをしなくてはならないが、なかなか週末に出かけることは困難だ。
 本当は金曜日の夜に着いて、土曜日はゆっくりいろんなことをして、日曜日の夜に東京に戻ろうと考えたのだが、いまはものすごいコンサート・ラッシュ。
 特にこの週末から来週にかけては、聴きたいコンサートが目白押しだ。
 あれこれパズルのように時間と場所とコンサートを考え合わせ、ようやく結論が出た。
 今日の夜中までにこの週末の締め切りをすべて終わらせ、明日は14時からの佐渡裕指揮トーンキュンストラー管弦楽団の凱旋ツアーの初日をミューザ川崎市シンフォニーホールに聴きにいき、終演後すぐに川崎から新横浜に移動し、そこから新幹線に乗って京都までいく。
 このオーケストラの公演は、22日、23日が東京公演だが、それは無理になった。今回のソリスト、レイ・チェンとアリス=紗良・オットのことをプログラムに書いたため、両方とも聴きたかったが、明日はレイ・チェンのベートーヴェンのヴァイオリン協奏曲と、R.シュトラウスの「英雄の生涯」である。
 本当は日曜日だけゆっくりして、月曜日に東京に戻ってきたかったのだが、23日は14時から樫本大進の記者懇親会があり、夜はオペラシティにシャルル・リシャール=アムランのピアノを聴きにいくことになった。
 というわけで、あちこち移動して、バタバタのスケジュールだ。まあ、アーティスト次第だから仕方ないけどね。
 からだをもたせるためには、体力をつけなくちゃならないし、原稿を仕上げるためには集中力も必要だ。
 それでも、間隙を縫って京都にいかないと、またまた東京で休みなしの週末になってしまう。
 佐渡さんいわく、トーンキュンストラー管弦楽団は、この日本ツアーをとても楽しみにしているそうだから、きっと熱のこもった演奏を展開してくれるだろう。明日は、そこから元気をもらいますか。
 今日の写真は、トーンキュンストラー管弦楽団のプログラムの一部。5月13日から29日まで、全国で14公演が組まれている。

| ああ愉しき(?)、締切り地獄 | 21:36 | - | -
校正戻し
 ようやく、今年ひとつ目の単行本の初校戻しをした。
 190ページほどの分量となり、当初予定の160ページを大幅にオーバーしてしまったが、一応これで進めることになった。
 午後、宅急便で出版社に送り、ひと息ついているところへ、東京FM「ミュージックバード」の出演依頼が入り、電話でその打ち合わせを行った。
 これはエリソ・ヴィルサラーゼの特番だそうで、5時間以上にわたって彼女の録音を流し、私はその間に30分ほどヴィルサラーゼに関して話すということになった。
 ヴィルサラーゼは大好きなピアニストゆえ、話したいことは山ほどある。
 4月の末に収録することになった。
 その後、連載原稿に取りかかり、食事の用意などをしていたら、あっというまに夜になってしまった。
 この間にも、メールのやりとりや電話、FAXなどがきて、いろいろなことに対応していかなくてはならない。
 でも、夜になったら、松本に住む親友のTちゃんから「また安曇野の野菜を送ったよ」との連絡が入り、疲れが一気に吹き飛んだ。
 明日には届くかな。ルンルン(笑)。
 単行本に関しては、まだ初校の段階だから、これからまた別の問題が起こりそうだ。アーティストがその校正を見て、どう対処するかにかかっている。
 まだまだ気が抜けないゾ。
 そのうちに、次の単行本の大波が押し寄せてくるし…。
 安曇野の野菜で心身をリラックスさせないと、長丁場の闘いを乗り切れないかも…。早く、野菜がこないかなあ。
 
| ああ愉しき(?)、締切り地獄 | 22:32 | - | -
集中する単行本
 今年はなんという年だろう。
 今日また、1冊アーティストの単行本の依頼が入った。
 これでもう4冊だ。どうして同じ年に重なるのだろうか。
 今日は午前中に永田町のホテルでその単行本の打ち合わせがあり、それから神保町の出版社に雑誌の打ち合わせにいった。
 でも、私の頭のなかは、ずっと単行本4冊のことでパニック状態。
 なぜなら、ほとんどの本が似たような時期に出版される予定で、私の締め切りも今秋から来春初頭にかたまっている。
 さて、どうやって頭のなかを整理していったらいいのだろうか。かなり先のことを考えず、先ずは目の前のことをひとつずつこなしていかなくてはならないとわかっているのだが、どうも足元が地に着いていない状況だ。
 何をしていても、フワフワしている気分で、まったく落ち着かない。
 要するに、頭のなかが整理されていないため、いま何をすべきかがわからないのである。
 ホント、困ったもんだ。
 こういうときは、大好きな京都の食材をいただき、心とからだを癒すしかない。
 先日、友人のTさんが京都にお花見にいき、粒味噌ちりめんをお土産に買ってきてくれた。
 これは、ちりめんじゃこにほんのり粒味噌と実山椒の香りがプラスされた、白いごはんがガンガン進む逸品。こういうのって、本当に心身が休まるよねえ。
 Tさん、ありがとう。やっぱり究極は和食ですね。
 というわけで、今日の写真は「じき宮ざわ」の粒味噌ちりめん。
 ようやく心が平静を取り戻し、なんとか仕事の場に戻り、次なるステップへと歩みを進めることができるようになった。
 とはいえ、4冊だよ〜、4冊。どうしたらいいんや、真っ青だ…。


 
| ああ愉しき(?)、締切り地獄 | 20:58 | - | -
単行本の打ち合わせ
 今日は、次なる単行本の打ち合わせがあり、アーティスト、出版社の担当者、音楽事務所の人たちと私が集まり、詳細を話し合った。
 こういう話になると、本の進行がもっとも重要になり、私は出版時期から逆算して自分の仕事の配分を考えることになる。
 まず、資料集めと整理、その内容を頭にたたき込んで、不足しているところを次々にインタビューを重ねて埋めていく。
 ただし、アーティストのスケジュールがあるため、時間を調整をしながら、もっとも効率のいいインタビューが行えるよう工夫をする。
 それが済むと、いよいよ原稿に書くことの整理をし、実際に書き始める。
 この本は、12月出版ゆえ、もう時間はあまりない。5月に徹底的な資料整理、6月にまとめてインタビュー、7月に集中的に執筆にとりかかり、8月に入稿というタイトなスケジュールである。
 いやはや、いま抱えている単行本の初校がドーンと出てきているのに、また次なる長い物が控えているというわけだ。
 何はともあれ健康で、1冊書き終わるまで元気にパソコンに向かうことができるよう、心身のケアをしなくてはならない。
 先日、いつも通っている八百屋さんに、おいしそうな新たけのこが並んでいた。この八百屋さんは、自分のところでゆでて、できたてを売ってくれる。
 これが並んでいたら、買わないで素通りすることはけっしてできない。
「今年のたけのこ、うまいよ〜。なに、たけのこごはん、いいねえ。鰹節と煮てもおいしいよ。ほら、やわらかいところ、もっていきな」
 お店の人にこういわれ、喜び勇んで買ってきた。
 あまり置いておくわけにはいかず、原稿の合間を縫って、油揚げと一緒にたけのこごはんを炊いた。
 これは私の得意なレシピ。だれか、ピッタリするアーティストを見つけ、アーティストレシピに加えたいと思っている。はて、だれかな?
 忙しいときは、こういうシンプルでほっこりとした気分になれるごはん物が一番。先日、炊飯器を新しくしたため、かなりおいしくできた。
 今日の写真は、自慢のたけのこごはん。これ、日本人だったら、みんな好きだよね。


 
| ああ愉しき(?)、締切り地獄 | 23:48 | - | -
仕事の段取り
 仕事の段取りというのは、とても大切なことである。
 いまは、単行本の件でいろいろな人と連絡を取る仕事があり、これが思いもよらぬほど時間と労力がかっているため、疲労困憊の状態だ。
 この間に、女性誌の特集号の12ページのうち10ページを担当していることもあり、その原稿にも追われている。
 さらに、来日アーティストのスケジュールにも合わせなくてはならない。コンサートがあったり、インタビューがあったり…。
 さて、どうやって段取りをうまく行い、時間を捻出するか。
 私の周りの仕事関係の人は、以前私がブログに書いた「時間がほしい!」という内容に賛同する人が多い。みんな同じ気持ちなのね。
 もっとも大切なのは、ひとつの仕事が終わったら、次に向けてしばらくリフレッシュすることである。
 これをせずに次に進むと、集中力が欠如し、いくら時間をかけてもはかどらなくなってしまう。
 集中力というのは、何を行うときにも大切で、ひとつのことに集中できれば、時間が大いに節約できる。
 私の場合は、いろんなことを同時に考えず、ただひとつのことに神経を集中させる。そのことしか考えないのである。
 そうすると、原稿も早く仕上げられるし、内容も納得のいくものができる。
 ただし、その間に電話がかかってきたり、宅急便が届いたり、メールがきたり、さまざまなことが起こると、突如いま行っていることが中断され、また最初から行わなくてはならない状況に陥る。
 本当に、原稿を書くという仕事は、集中力を要する。
 もっとも困るのは、いつ、何時にこれが仕上がるか、まったくわからないことだ。だいたいは想像がつくが、確固たる仕上がり時間は読めない。
 というわけで、私の仕事は休日もなく、朝も夜も関係なく、自己コントロールに委ねられる。まったく、効率の悪い仕事である。
 とまあ、ブツブツ文句をいっていても始まらないから、次なる原稿にかかることにしましょ。 
 こうしてあっというまに休日が通り過ぎていく。また明日から新たな1週間が始まり、ついに3月も終わりになる。早いよねえ、なんで〜という感じだ(笑)。
 今日の写真は、私が最近リラックスタイムにちらちら読んでいる「京都 超 詳細な地図で街歩き」の本。
 こういう本を眺めて、心をニュートラルにする。私は海外の都市の詳細な地図も好きなんだけど、地図って、結構おもしろいんですよ。想像力が喚起されるので…。



 
 
 
| ああ愉しき(?)、締切り地獄 | 20:32 | - | -
さらなる単行本
 単行本の校正が真っただ中というのは、先日のブログに書いたが、さらにもう1冊単行本の依頼が入った。
 昔から懇意にしているベテランのヴァイオリニストの本で、ご本人から直接頼まれたため、お引き受けする形となった。
 今日は、出版社にそのアーティストと一緒に出向き、担当者と初めての打ち合わせを行った。
 そのヴァイオリニストは、2017年がデビュー何周年という記念の年にあたるため、今年の年末に出版しなくてはならない。
 ということは、春いっぱいで全部の取材とインタビューを終え、夏に原稿を書き、夏の終わりには入稿するというスケジュールだ。
 ヒェー、またまた大変なことになったゾ。
 どうして、いつもこうタイトなスケジュールになってしまうのだろう。
 打ち合わせをしていくなかで、時間的な計算が頭のなかをグルグル回り出し、「こりゃ、大変だ。どうしたら他の仕事と同時並行でやっていけるか、どこで時間調整をしたらいいか」と、考えをめぐらした。
 自分が役割を果たす前に、資料をそろえてもらわなければならない。
 まず、アーティストと出版社の担当者がそれを行うことになり、その資料を片っ端から私が頭にたたき込んでいき、たりないところ、追加すべきところ、より深く聞きたいところをインタビューしていくという方法で話がまとまった。
 ひとくちに資料を頭に入れるといっても、これは大変な作業で、集中しなければできない。
 そこで考えた。
 もっとも大切なのは、“健康”である。今春から暮れまで突っ走るためには、体調を整えなくてはならない。
 どんな仕事もそうだと思うが、体調が少しでも崩れると、途端に集中力がなくなる。取材も、書く仕事も、集中力が勝負だ。
 さて、自分ときちんと向き合い、長丁場の仕事に備えて、いま何をするべきかをしっかり考えなくては…。
 
 
 
| ああ愉しき(?)、締切り地獄 | 22:28 | - | -
単行本の初校
 時間がないとアップアップしているときに限って、次々に大波が押し寄せてくる。
 たったいま、単行本の初校がドーンと届いた。
 年末年始の休みを返上し、6日間、ねじり鉢巻きで書き上げた単行本の原稿である。
 いやあ、これはまた、大変なことになった。
 一応、校正を戻すのは3月末まででOKとのことだから、じっくり見ることにするが、なにしろ170ページ分である。
 すぐに最初のページからゆっくり読んで、赤入れをしていきたい衝動に駆られるけど、いやいや待てよ、いま抱えている原稿の方が優先事項だ。
 というわけで、ひとまず単行本は置いておき、すぐに読みたいなあと思う気持ちを極力抑える。
 単行本というのは、書くのはもちろん大変だが、校正がすべて終了し、印刷に入り、書店に並ぶと、もう自分の手から完全に離れた感覚を抱く。
 おそらくこの単行本も、6月発行の時点で、独り歩きをしていくのだろう。
 今日の写真は、届いたばかりのゲラ。厚さもハンパではなく、写真が使用されずにすべて文字だけなので、じっくり読んでいくにはかなりの時間を要する。
 でも、とてもシンプルな読みやすい形に仕上がっているため、安心した。
 さて、校正の時間をいつ確保するかが、大きな問題だ。


 
 
 
 
| ああ愉しき(?)、締切り地獄 | 14:49 | - | -
CDの選曲とライナーノーツ
 いま、女性誌の付録CDの選曲、解説、ライナーノーツに取り組んでいる。
 この仕事は結構時間がかかり、さまざまな資料を探しながら、ひとつずつ作業を行っていかなくてはならない。
 すでに70分ほどのCD1枚分の選曲は終え、いまは解説原稿に入っている。
 これがまた、時間がかかるんですなあ。
 クラシックの専門語をあまり用いずに、しかも上質でわかりやすく、内容の濃い文章に仕上げなくてはならないため、かなり神経を遣う。
 レコード会社の担当のSさんから、最終決定した曲目の音源が送られてきたため、じっくりと聴きながら原稿を進めている。
 以前も、この女性誌で何枚かそのときの特集に合わせた付録CDを作っているため、仕事のペースはつかんでいるはずなのに、やっぱり時間がかかってしまう。
 私はすっ飛ばして原稿を書くことができず、ひとつずつ集中して書いていくタイプゆえ、まだ半分くらいしか仕上がっていない。
 締め切りは迫っているし、他の雑誌の原稿も催促がきてしまったし、心は焦るばかり…。
 でも、こういうときはちょっと息抜きをして、また新たな気持ちでパソコンに向かう必要がある。
 というわけで、大好きなネルソン・フレイレの新譜を聴くことにした。
 実は、私の愛するピアニストについて、じっくり私見を述べる場がほしいと思い、ブログに「マイ・フェイバリット・ピアニスト」という新たなコンテンツを加えようと思っている。
 最初に登場するのは、フレイレである。
 今日はまだその余裕がないため、一両日中にこのコンテンツをスタートさせたいと思う。
 演奏のみならず、そのピアニストのインタビュー時の様子、素顔など、さまざまな角度から書いていく予定である。
 さて、フレイレを聴こう。
「マイ・フェイバリット・ピアニスト」、お楽しみに〜。 
 
 
 
 
 
| ああ愉しき(?)、締切り地獄 | 23:38 | - | -
時間がほしい!
 もうすぐ今日も終わってしまう。
 ここ数日、締め切りに追われ、その間に取材が入っているため、まったく時間がない状態が続いている。
 明日も午前中から取材が入っているのに、まだ今日の締め切りが終わっていない。
 ああ、また寝不足の顔をして行くの、嫌だなあ。と、ブツブツ文句をいっていても始まらない。
 なんとか、集中力を高めるようにして、原稿を仕上げなくっちゃ。
 でも、もう頭が働かなくなってきたゾ。こりゃ、マズイ。
 私はコーヒーやココア、ナッツ系の物を飲んだり食べたりすると、途端に顔に吹き出物ができる。どうもこれは体質らしく、昔から悩んでいるが、いっこうに治らない。
 中学生のころはニキビに悩み、受験期などには母がおいしいココアを作って夜の勉強の合間にひと息入れたものだが、翌日はまたブツブツができてがっかりした。
「若いときは仕方がないわね」 
 母はこういっていたが、実はこれはニキビではなく、ナッツアレルギーのような体質が原因だったのだ。
 いまはそれがよく理解でき、コーヒーなどは飲まないようにしている。でも、本当は強くて苦いエスプレッソが大好き。
 夜、仕事で集中力が切れてきたときに、「ああ、エスプレッソが飲みたい」と思うのだが、ひたすらがまんがまん。
 うまくいかないもんだわね。
 さてと、もうひとふんばりして、原稿を仕上げなくちゃ。
| ああ愉しき(?)、締切り地獄 | 23:54 | - | -
新春気分もどこへやら
 新年が明けたと思ったら、もう1月も半ばに近くなってきた。
 新春気分に浸っているどころではなく、連載、レギュラーの原稿に加え、新たな原稿もあり、すっかり日常モードだ。
 しかも、単行本の原稿の見直しが届いたり、HPのリニューアルが最終段階に入ったりと、背中をガンガン押されている感じ。
 これに加え、忘年会を全部パスしていたので、ここにきて新年会のお誘いが次々に入ってくる。
 私が仕事の関係で延期してほしいと頼んでいたわけだから、新年会は延ばし延ばしにすることはできない。
 まあ、おしゃべり会&飲み会だから、心休まる時間なんだけどね。
 問題は、どこで時間を空けるか、これなんだよねえ。
 私の周りは結構仕切ってくれる人が多く、どんどんスケジュールを決めてくれるため、私は空いている日を知らせればいい。ホント、楽ですね(笑)。
 楽しい時間を捻出するためには、集中して原稿を仕上げてしまわなければならないわけで、まだ1月が始まったばかりだというのに、すでにシーズン真っただ中の状態だ。
 まあ、京都で少し遊んできたから、ストレスは発散済み。本腰を入れて仕事をするとしますか。
 
| ああ愉しき(?)、締切り地獄 | 22:25 | - | -
あとは野となれ山となれ。
 昨年末からお正月にかけて、休日返上で取り組んでいた単行本の原稿が、ようやく終わった。
 もう、あとは野となれ山となれ。すっかり開き直りの気分だ。
 自分ができることはすべてやった、もうあとは知らん。
 なあんていっているけど、編集プロダクションの人や出版社の担当者がどう判断するか、ひやひやものである。
 入稿してしまったら、しばらくは返事がこないだろうから、その間だけでものんびりできる。
 その後に、怒涛の直しがくるかもしれないが、そのときはそのとき。
 いまはただ、心身ともにゆっくりしたい、それだけだ。
 とはいうものの、HPのリニューアルが進んでいるため、こちらの作業が待っている。
 プログラマーやデザイナーの仕事はもうすぐひと段落するため、それからは私の作業が始まることになる。
 今年はまず、このHPの各々のコンテンツの更新の仕方を学ばなければならない。
 先日、サーッと教えてもらったけど、さっぱりわからん。もうすでに全部いわれたことは忘れてしまった。どうしようもないね(笑)。
 また一から習って、頭にたたきこんでいかなくてはならない。
 私の周囲の女性で、あるポジションに就いている人は、パソコンでわからないことはみんな部下やスタッフに丸投げしているという。
「伊熊さん、よく自分でできるわねえ。大変じゃない。パソコンが得意な若い人にやってもらったら」
 よくこういわれる。
 でも、ここが肝心なところ。
 だれかを頼りにしてその人に任せていたら、自分は楽だけど、そのうちにまったくわからなくなってしまう。時代の変化、メディアの変化に対応できなくなってしまうのである。
 そうなったら、もう私の仕事は行き詰まり、新しいことには挑戦できなくなってしまう。
 もちろん、いまから新たなことを一から覚えるのは至難の業だ。目の前が真っ暗になりそう。
 でも、自分のHPなのだから、自分でやらなくちゃ。
 やれることだけはやって、どうしてもわからないところは人に助けてもらう。
 いやあ、今年はそんなチャレンジの年になりそう。
 ひとつ高い山を越えたと思ったら、またすぐ目の前に高い頂がそびえている。どうやってこれを乗り越えていったらいいんでしょうね。
 心身が疲弊しているところにもってきて、先のことを考えたら、余計に疲れてきた。
 そうだ、年末会えなかった友人と飲み会をしようかな。それが一番の特効薬かも…。
 
| ああ愉しき(?)、締切り地獄 | 20:49 | - | -
年末入稿の日々
 連載やレギュラー原稿の年末入稿が続いている。
 世の中の人がみんな休日だというのに、私はパソコンの前にすわっている。だから、肩こりや腰痛、眼精疲労がひどい。
 こういうときは、できる限り健康的でおいしい物を食べ、時間を見て散歩がてら買い物に出かけてからだを動かし、しっかり睡眠をとることを心がけないと、仕事がはかどらない。
 最近、私のまわりはみんなすごく忙しい人ばかりで、「飲みにいこうよ」「息抜きしない」「話したいことがたまっているから会おうよ」という話は出るのだが、なかなか実践できずにいる。
 だれか、強引に時間と場所を決めてくれないと、だれもみんなのスケジュール調整をする時間はとれない。
 そりゃ、そうだよね。もうこの時期だもの。
 まあ、かくいう私も、年末入稿が終わったら単行本が待っているし、火が点いている状態だ。
 ひとつひとつの原稿が終わるごとに、ひと休みしているのだが、今日はちょっとゴロンとしたらシエスタの状態になってしまった。
 キャー、いかんいかん、こんなところで寝ていては、原稿の山がなくならない。う〜ん、かなりお疲れモードかも…。
 さて、明日はもうクリスマスイヴ。あっというまに大晦日がやってくる。
 あと1週間、どれだけ突っ走ることができるか、こりゃ、難問だワ。
 
 
| ああ愉しき(?)、締切り地獄 | 21:56 | - | -
HPリニューアルの最終段階
 HPのリニューアルの作業が最終段階に入ってきた。
 今日はデザイン事務所に出向き、新たな各コンテンツの更新の仕方をはじめとするさまざまな方法を教えてもらったが、なにしろ覚えることが多く、IT用語は私にとっては宇宙語のようなものなので、すぐに理解するのは不可能だ。
 それでも、今後は自分で更新していかなくてはならないところが多いため、頭がパンクしそうでも、ひとつずつ覚えなくてはならない。
 デザイン事務所の人たちは、ITが専門ゆえ、話はスラスラさらりと流れていくが、私はそのほとんどが初めて聞くことに思える。
 これからHPのリニューアルがアップし、実際にスタートしたら、大変なことになりそうだ。
 でも、ブログを開始したときも、自分にできるだろうかと悩んだものだが、なんとか5年間でここまでやってきた。
 だから、これからも新しいことへの挑戦は大丈夫だよね、と自らにいいきかせ、あまり悩まないことにしている。なんと楽観的なことか(笑)。
 今年もあと半月を切った。ラストスパートに入ってきた感じで、目の前にやらなくてはならないことが山積み。
 そんなときにも、仕事で外出すると、ふと見かけた食材を購入し、ひとりで憂さ晴らし。今日は、小布施の栗鹿ノ子、北海道の無加糖ゆであずき、オーガニックのデュラム小麦の生パスタ、四万十川の川青さ、素干し桜海老を見つけ、ルンルン気分に。
 さて、これらの食材をどう変身させようかな、と考える。こういうときが一番幸せ気分に浸れるときである。
 今日の写真は、忙しさをしばし忘れる、憂さ晴らしの特効薬の食材たち。



 
| ああ愉しき(?)、締切り地獄 | 21:50 | - | -
「家庭画報」新年号
 いま発売中の「家庭画報」新年号では、一昨年、昨年に引き続き、付録のCDの選曲と解説を行った。
 2013年の新年号の特集は、ウィーン・フィル。このときはウィーン・フィルの名演奏12選とし、ヨハン・シュトラウス2世のワルツを中心に選曲した。
 次いで2014年の新年号は、ベートーヴェンの特集だった。ここでは、ベートーヴェンの交響曲をメインに据え、ピアノ作品を加えた。
 そして今年の12月1日発売号は、ショパン国際ピアノ・コンクールが取り上げられている。これは他のグループが担当し、私は辻井伸行のインタビュー記事と、ショパンの名曲CDの仕事に携わった。
 いつもCDの選曲には頭を悩ませる。収録時間、演奏曲目、組み合わせ、演奏者、曲目のバランスなど、考えなくてはならないことが山ほどあるからだ。
 新年号の付録ゆえ、ある程度はなやかさも必要であり、みんなが知っている名曲と、その特集の内容にマッチした作品を選ばなくてはならない。
 今回も試行錯誤を繰り返し、レコード会社の担当者と何度も会って話し合い、メールや電話のやりとりがぎりぎりまで続き、ようやく骨子が固まった。
 こういう仕事は、その雑誌が発売になり、付録のCDを手に取った段階で苦労はすべて忘れられ、「ああ、よかった。ようやく形になった」と安堵する。
 読者が雑誌を読みながら音楽も聴いてくれ、ひとときでも楽しんでもらえればうれしい。CDは劣化しにくいから、いつまでも聴くことができるし…。
 本当に、今年はショパンに関する仕事が多かった。
 さて、今年もあと半月余り。これからはHPのリニューアルの最終段階の仕事と、単行本の執筆に集中しなければ。
 今日の写真は、3年分の「家庭画報」の付録CD。音楽を聴いていると、そのときの取材の様子が脳裏に蘇ってくる。


 
 
| ああ愉しき(?)、締切り地獄 | 22:30 | - | -
小さな目覚まし時計
 明日から浜松国際ピアノコンクールに出かけるため、朝から原稿とにらめっこ。
 ようやく峠を超え、あとは来週戻ってから仕上げることにした。
 でも、今週末の締め切りもあるから、担当者はやきもきするに違いない。ごめんなさ〜い。7日に戻り次第、すぐに取りかかりますので。
 その原稿の合間を縫って、キャリーバックに荷物を詰め、洋服をそろえ、仕事に必要なものを一式そろえて荷造りをした。
 私の内外問わず、出張の必需品は、小さな目覚まし時計。これはすぐれもので、もう10年以上使っているのに、海外でも一度も目覚ましが鳴らなかったことも、壊れたこともない。とても頼りになる時計である。
 出張の必需品はいくつかあるが、できる限り小さくてかさばらない物が理想的。加えて、丈夫にできている物がいい。
 この時計は折りたたみ式で、6センチ×5センチ。とても小ぶりで、しかも軽い。まさに旅行用の時計としては、最適である。
 さて、明日からまた、この時計にお世話になる。もういくつの国、いくつの都市を一緒に巡っただろうか。なんだか、同志のように思えてきたゾ(笑)。


 
 
 
| ああ愉しき(?)、締切り地獄 | 18:11 | - | -
まちがい連発、恥かきっぱなし
 原稿締め切りが重なると、とんでもないまちがいをすることがある。
 今日は、音楽雑誌の校正が次々に送られてきたのだが、いつもは絶対にしないようなまちがいがいくつか見つかった。
 これは、いったいどうしたことだろうか。
 きっと原稿を書いている最中に、調べ物をするなかで、ふとしたミスが生じたのだと思う。
 校正段階で気づいたからいいものの、本当にひやひやものだ。
 これに続いて、もうひとつ。アーティストの来日プログラムのエッセイで、文字数をまちがえ、依頼された半分の量しか書かずに入稿してしまった。
 ホント、忙しいと、こういうミスを連発してしまうんだよね。困ったもんだワ。
 というわけで、急きょこの原稿は書き直しをして、本来の文字数にして入稿し直した。
 それにもうひとつ、恥をかくことがあった。
 コンサートに行かれないので、招待状の出席を欠席に変えてもらうため、あるホールに連絡したら、それが違ったホールの主催によるコンサートだった。ああ、恥ずかしい…。
 集中力の欠如か、疲労によるためか。ミスをして初めて、自分の体調に気づく。
 こんなことをしていてはいかん。なんとか栄養をつけて、少し休養をして、頭をすっきりさせなくては…。
 なんといっても、今週がひと山、ふた山あるしなあ。
 まちがいをした場合、いいわけをするのは嫌なのでなんとかすぐに立て直すのだが、それでもこう続くと信用にかかわるよね。反省、反省。
 ちょっとパソコンから離れて、休みますか。
| ああ愉しき(?)、締切り地獄 | 22:15 | - | -
ショパン、ショパン、ショパン
 毎度ながら、この時期は原稿締め切りに追われ、へとへとの状態だ。
 いまは、ショパン・コンクールのムック本の原稿が終わり、女性誌の新年号のショパン特集に取り組んでいる。
 それも、今夜が締め切り。真夜中になるかな、と心配したが、なんとか終わりを迎えた。やれやれ…。
 もう、他のことは何も考えられないほど、頭もからだも疲弊している。こりゃ、あかんなと、いろいろ栄養補給を試みた。
 こんな夜遅く、あれこれ食べるわけにもいかず、飲み物でがまん、がまん。
 さて、次なる締め切りは何だっけ。
 ノートを見ると、ゾッとするんだよね。ああ、まだこんなに詰まっている、どないしよう。
 まあ、ひとつずつこなしていくしかないわけで、音楽専門誌の連載のCD評や特集記事に取り組まなければならない。ああ、そうだ。WEBの連載、今日締め切りだったっけ。まずい、まずい、明日一番で入稿しなくちゃ。
 その次に、音楽誌のインタビュー原稿もあったっけ。金曜日になると、新聞の週末の締め切りがあるしなあ。
 というわけで、あまり深く考えるとめげるので、ちょっとひと息入れてテレビの前にすわり、お茶でも飲みながらテニスのパリ大会でものぞいちゃおうかな(笑)。
 明日は明日の風が吹くし…。
 
 
| ああ愉しき(?)、締切り地獄 | 23:32 | - | -
あと2カ月
 もう11月になり、今年もあと2カ月となった。
 いまは各誌(紙)の月末入稿と、月の初旬の締め切りが重なり、毎日あっというまに時間が過ぎていく。
 これに加え、女性誌の新年号の特集とショパン・コンクールのムック、アーティストの単行本の原稿が押し寄せ、まったく動きがとれない。
 首も肩も背中も腰もバリバリの状態だが、今日はインフルエンザの予防接種にいったときに、お医者さんから「今日の体調はいかがですか」と聞かれ、つい「はい、大丈夫です」などと嘘っぽいことを答えてしまった(笑)。
 今日は急に気温が低くなり、やはり11月なんだと実感。仕事は目の前に山のようにあるわけだがら、風邪を引くわけにもいかないし、休んでいるわけにもいかない。
 でも、心のなかはほんのりあったかい。
 というのは、ずっと応援していたニュージーランドがラグビーW杯の決勝でとてつもない試合をオーストラリアと繰り広げ、見事に圧勝を遂げたからである。これはライヴでテレビ観戦したのだが、いやあ、ものすごい試合でした。こういう試合を見てしまうと、ふつうの試合が見られなくなってしまうから困る。
 なんでも、超一流のものは心に強い印象をもたらす。
 この日は、ほぼ同時刻にテニスのバーゼルでの試合があり、ロジャー・フェデラーが地元で7度目の優勝を果たした。なんといっても、相手はライヴァルのラファエル・ナダルである。これも優勝カップを掲げるまで見届けた。
 仕事でへとへとになっているのに、こんな真夜中にスポーツ観戦をしていいのだろうか。編集者に知れたら、「そんなことしていないで、早く原稿くださ〜い」と叫ばれるんだろうな。
 そうこうしているうちに、今日も仕事が終わるのは真夜中になりそう。からだをほぐすために、ちょっとワインでも飲んじゃおうかな…。
 
 
| ああ愉しき(?)、締切り地獄 | 22:35 | - | -
新譜を聴く
 月末から月始めにかけて、各社の新譜を大量に聴くことになる。
 NEWディスク、ディスクセレクション、今月の1枚など、雑誌や新聞によってタイトルはさまざまだが、その月にリリースされた新譜を紹介する記事を書く。
 あまりにも膨大な数ゆえ、まとめて聴く時間もとれず、とにかく何かをしながらでも新譜を次々にかけることにしている。
 お料理をしながら、片付け物をしながら、仕事の合間を縫い、寸暇を惜しんで新譜を聴きまくる。
 ライナーノーツにも目を通し、資料も読み、気になることがあったらすぐに調べ、頭に叩き込んでいく。
 そうして、ひとつずつ原稿をこなしていく。
 というわけで、この時期は、仕事部屋が足の踏み場もないほどCDや資料であふれかえる。
 さらに、それとは関係のない仕事の資料も机のまわりに押し寄せてくるため、2〜3日で部屋は何がなんだかわからない状況に陥る。
 これが毎月続くのだから、少しは要領がよくなるはずなのに、いっこうに片付かない。最近はもう、ほとんどあきらめ状態で、この締め切りの時期が終わったら片付ければいいや、と投げやり(笑)。
 よく、作家の仕事部屋などが雑誌で紹介されているが、ほとんどの人が、本人だけがわかるように資料があちこちに積み上げられている。こういうのを見ると、内心ホッとするんだよね。ああ、こんなに有名な人でも、部屋はすさまじい状態になっているんだって。
 とはいえ、私はほとんど毎日、物を探している。「あれ、どこにいったっけ」「あの資料、ここにしまったはずなのに」「しまった、あのメモ用紙、捨てちゃったのかなあ」「どこかに、この原稿の関連記事、あったよなあ」と、必要な物を探しまくり。整理整頓されていれば、もっと早く原稿に取りかかれるのに、といつもいつも後悔しきり。
 でも、そんなことを考えていても締め切りは待ってくれないから、できることから始めるしかない。
 あれっ、さっき途中まで聴いたCD、どこかに消えちゃった。なんでこうなるの。キャーッ、パニック、パニック…。
| ああ愉しき(?)、締切り地獄 | 22:16 | - | -
単行本の打ち合わせ
 今秋、1冊の単行本を書くことになり、その第2回目の打ち合わせに出版社に出かけた。
 担当者と、取材日、内容、文字数、締め切りなどに関して話し合い、いろいろ細部について詰めていく作業を行った。
 この本に関してはかなり集中力を必要とするため、他の仕事を完全にシャットアウトし、まとまった時間を確保しなくてはならない。
 これが一番難しいんだよねえ。
 ひとつの原稿に取りかかっていても、どうしても他の仕事がいろいろ入ってきてしまう。そのつど、頭を切り替え、また元に戻すということをしなくてはならない。
 元来、器用ではない私は、一点集中主義なので、一度に複数のことが考えられない。そのときに行っていることに全面的に集中するため、他のことが入り込んでくると、いまやっていることが元に戻ってしまうのである。
 さて、またまた自分との戦いになりそうだ。
 それに加え、ショパン・コンクール関係のムックの原稿や、女性誌のショパン関連記事も入ってきた。
 秋はとんでもない状況になりそうだ。
 まずは風邪の後遺症から抜け出し、体力をつけなくては…。
 
 
| ああ愉しき(?)、締切り地獄 | 22:42 | - | -
毎度の締め切り地獄
 月末から月始めにかけては、連載やレギュラー原稿の締め切りに追われるのだが、いまもまったく同様で、どうにも動きがとれない。
 これらに加え、レコード会社のライナーノーツがたまっていて、ますます時間のないことに拍車がかかっている。
 なんとかひとつずつこなしていくしかないのだが、悪いことに、強い冷房にやられて体調を崩し、どうもエネルギーが湧いてこない。
 もうほとんど治ったが、目の前には原稿締め切りの山。1本、2本と終え、そのつど熱いお茶を飲むようにしている。
 さて、まだ仕事が残っているため、今日はこの辺でフィニート。こういう時期に限って、テニスの全米オープンをやっているんだよね。悔しいけど、テニスは時間がかかるため、見ていられない。
 結果がわかってからビデオで見ても、まったく刺激はないしね。
 やれやれ、今週はもう少しでおしまい。気ばかり焦るよねえ(笑)。


| ああ愉しき(?)、締切り地獄 | 21:41 | - | -
ライナーノーツ、インタビュー原稿
 月始めの締め切りは、各雑誌のインタビュー原稿と、レコード会社のライナーノーツである。
 週末にはねじり鉢巻きでかなり飛ばしたが、日曜日なのにまだまだ仕事が終わらない。
 こういうときは、暑いにもかかわらず、からだを熱くする食べ物がいいとばかり、麻婆なすを作った。
 いまは八百屋さんの店頭に、ぷっくりと太った肉厚のなすが山盛りになって並んでいる。それをたくさん買ってきて、食べやすい大きさに切り、まず素揚げをする。
 長ねぎ、しょうが、にんにくのみじん切りと豚赤身ひき肉を炒め、中華スープ、豆板醤、しょうゆ、砂糖、酒で味をつけ、なすを加えてしばらく煮込む。
 最後に隠し味として、酢とごま油をたらしたら、出来上がり。
 今日の写真は、ピリ辛、熱々の麻婆なす。これをいっぱい食べて、猛暑を乗り切る。そしてガンガン仕事をする。
 まだ8月の始めなのに、この暑さ、いったいいつまで続くのか。残暑になったころには、みんな疲弊しちゃうんじゃないかな。なんとか、体力をつけて頑張らないとね。


 
| ああ愉しき(?)、締切り地獄 | 22:51 | - | -
月末の締め切り
 毎月のことだが、月末になると各社の締め切りが重なり、動きが取れなくなる。
 目の前に、やらなくてはならないことが山積みになっていて、どれから手をつけていいかわからなくなるくらいだ。
 そこで、私の必殺メモが登場する。
 上から順に締め切りの原稿を書き並べ、終わるとひとつずつチェックをしていく方法。別に特別なことをしているわけではないが、このメモにチェックを入れるときは、安堵感と達成感と少しばかりの自由さが混じり、えもいわれぬよい気分に満たされるのである。
 今日も、ダーッと書き並べ、メモを仕事デスクの前に貼りつけた。
 しかし、こういう追い込まれた状況になるときに限って、「ああ、お料理がしたいなあ」という気分がムラムラ湧き上がってくるから困る。
 ひとつの原稿が終わったときに、「そういえば、この前、京都で買った花山椒どうしたっけ」と思い、食材をストックしてある棚を探した。
 ありました。しっかり保管されている。これを出してきて、眺めること数分。
「そうだ、サンマのお寿司だったっけ」
 この花山椒は、焼いたサンマをほぐしてお寿司にするときに混ぜると、絶品なのです。でも、まだサンマの季節には時間があるから、もう少し秋が近くなってサンマの顔を見たら、すぐに使おう。そう思って、また棚にしまい込んだ。
 こんなことを考えているだけで、ちょっぴり幸せな気分になり、また次なる原稿に取りかかるエネルギーがチャージされた。なんと単純なのだろう(笑)。
 このサンマのお寿司は、アーティストレシピに加えようと思っているため、ひたすらサンマの登場が待ち遠しいのである。
 今日の写真は、先日の京都の旅で、大好きな永楽屋で見つけた花山椒のつくだ煮。これ、ほんの小さなびん入りだけど、結構いろんなお料理に使える優れものなんですよ。




 
| ああ愉しき(?)、締切り地獄 | 22:30 | - | -
新譜レビュー
 毎月、月末から翌月の月始めにかけて、各雑誌の新譜レビューを書くことになっている。
 器楽や室内楽の分野だけの雑誌もあれば、全ジャンル網羅の雑誌もあり、新聞もジャンルが決まっているものが多い。
 そうした原稿の場合、各社から送られてくる膨大な数の新譜CDとリストを手元に置き、どのCDをいずれの媒体で取り上げるか、じっくり吟味していく。
 時間の許す限り毎日新譜を聴き、ライナーを読み、順次セレクトしていくわけだが、これが並大抵のことではない。
 なにしろ、CDは1枚が約70分。それが何十枚もあるわけだから、時間との勝負である。
 整理も大変で、私は月ごとにボックスに入れてシールを貼り、棚に並べていくのだが、すぐに仕事部屋がいっぱいになってしまう。
 評論家仲間に「CDの整理、どうしてる?」と聞くと、みんなあいまいな返事をする。おそらく、返答に困るほど、整理ができない状況なのだろう。
 いまは、連載雑誌と新聞のCD評があと少しで終わる状況になり、ようやく峠は越えた感じだ。
 さて、まだ少し時間があるから、また新譜を何枚か聴かなくては…。
 
 
| ああ愉しき(?)、締切り地獄 | 22:14 | - | -
美しい5月に
 シューマンが歌の年に書いたハイネの詩による「詩人の恋」は、「美しい5月に」という繊細なピアノ伴奏を伴うおだやかな曲で始まる。
 この曲を音大で学んだとき、その美しい旋律と、ある若者が5月に恋をし、やがて失恋し、のちにそうした青春を回想するという内容にとても心が動かされたものだ。
 いまでも、5月になるとこの歌曲の旋律が脳裏に蘇り、詩と音楽のすばらしい融合に心が震える。
 今日から5月である。先日までの曇天や肌寒さが嘘のように晴れ渡り、薫風が気持ちいい。
 まさに「美しい5月に」をうたいたくなる清々しさだ。
 とはいえ、私は月末から月初めの締め切りに追われ、散歩に出る余裕もない。なんとか、本格的な連休が始まる前にすべて終わらせたいと思っている。
 ああ、美しい5月、早くその季節を楽しみたいなあ…。
 
| ああ愉しき(?)、締切り地獄 | 23:27 | - | -
すずらん
 雨ばかり続き、空を見上げると曇天で、肌寒い日々が続く。しかも、こもりっきりで原稿を書いている。
 こうなると、花や植木の手入れはまったくしなくなってしまう。
 今日は晴れ間がのぞいたので、久しぶりにルーフバルコニーの花を見たら、ウワーッ、すご〜い。いつのまにかすずらんがたくさん花をつけているではないか。
 いやあ、ちっとも知らなかった。
 こんな悪天候でも、手入れを怠っていても、しっかり咲いている。なんと健気な…。
 しばし、ちっちゃな白い花々に見とれてしまった。
 これは、昨年買って植えたすずらん。寒い冬にはあまり元気がなかったので、ちょっとウチには向いていないのかなと思っていたのだが、なんと、こんなにも頑張って咲いている。かわいいやっちゃ(笑)。
 チッコリーニのライナー原稿はとうとう最後の1枚になり、なんとか終えることができた。やっぱり疲労困憊ですワ。
 でも、大きな仕事をひとつ終えた安堵感はあり、チッコリーニさまさまという感じだ。そんなところに、「intoxicate」から、チッコリーニの再発7枚を含めた追悼文を書いてほしいと依頼があった。
 ええ、もちろん。チッコリーニに関しては、思いのたけを書きますよ。
 何はともあれ、こもりっきり状態から解放される。からだを少し休めてやらないと、もうバリバリ状態だから、明日はフィットネスに絶対行くゾ。
 今日の写真は、健気に咲いているすずらん。少しはお手入れしてあげないと、いけないよね。

| ああ愉しき(?)、締切り地獄 | 16:13 | - | -
スペイン音楽
 遠い祖先のそのまた祖先がスペイン人だと勝手に思い込んでいる私は、スペイン音楽を聴いていると、なつかしい感覚にとらわれ、過去へと回帰していく。
 今日はチッコリーニのライナーのスペイン音楽の原稿を書いた。グラナドスの組曲「ゴイェスカス」、アルベニスの組曲「イベリア」の選集に、ファリャの「火祭りの踊り」と「粉屋の女房の踊り」が収録された録音である。 
 ライナーは5000字ほどになってしまったが、書く前にCDをじっくりと聴き、至福の時間を過ごすことができた。
 さて、このライナーの仕事も、あと残すところ1本となった。ドビュッシーとラヴェルの管弦楽とピアノのための作品、ピアノ協奏曲という録音である。
 いやあ、結構時間がかかりましたなあ。その間、ずっとチッコリーニの演奏を聴き続け、いまはもう頭のなかがチッコリーニのピアノで満杯状態だ。
 さて、明日は最後のライナーを仕上げる。終わったら、からだの力が一気に失われるのではないかと心配。そうそう、原稿がひと段落したら、フィットネスに行かなくちゃ。幽霊会員のように思われているから(笑)。
| ああ愉しき(?)、締切り地獄 | 23:59 | - | -
休日返上で仕事
 今日も、休日返上で仕事をしている。
 チッコリーニのライナー原稿はようやく第5作まで終了し、7分の5の入稿が済んだことになる。あとは2本を残すばかり。
 集中して原稿を書いていると、肩こり、眼精疲労、腰痛に悩まされることになり、ときどきパソコンから離れなくてはならない。
 今日は、そういうときのお助けマン、おいしいジャムティーを入れた。
 紅茶はお取り寄せの美味なるダージリン。そこに昨日カフェロシアで購入したジャムを多めに加える。
 このジャムは、カフェロシアで紅茶を頼むと添えられているもので、花びらのような薄いものがひらひらと広がっていく。
 これはブルガリア製のローズジャム。ふだんロシアンティーで慣れているイチゴジャムとは異なり、とても繊細で不思議な食感をもっている。
 お店で買うことができるため、私は手ぶらで帰ることはできないのである(笑)。
 疲れてくると、甘いものがほしくなるというのは本当だ。
 このジャムティーは、紅茶好きの私には必需品。ダージリン、アッサム、ニルギリなどのオーソドックスな茶葉に合う。
 さて、来週はあと2本のチッコリーニの原稿に集中し、ちょっと羽を伸ばしたい。コンサートにも行きたいし、ゆっくりお料理もしたい。
 今日の写真は、ブルガリアのローズジャム。私はブルガリアは一度も訪れたことがないが、ぜひ行ってみたい国のひとつである。まあ、いまは薔薇の香りでがまんしましょうか。


 
 
| ああ愉しき(?)、締切り地獄 | 22:10 | - | -
アルド・チッコリーニ
 アルド・チッコリーニの訃報については、以前綴ったことがあるが、その後もいろんなところでチッコリーニの記事を書いてきた。
 そんなとき、ワーナー・クラシックスから《チッコリーニの至芸》と題する7タイトル、リイシューが6月10日にリリースされることになったというニュースが入ってきた。
 担当のOさんから、そのライナーの依頼があり、いろんなことを話しているうちに、7タイトルすべてのライナーを書くことになった。
 ドビュッシーの作品がほとんどで、ラヴェル、グラナドス、アルベニス、ファリャなどが少し加わっている。
 なにしろ7タイトル分で、ひとつは2枚組。曲目解説だけでも膨大な曲数になる。
 チッコリーニは私がこよなく愛すピアニストゆえ、追悼の意味も含め、全タイトルのライナーを引き受けたが、準備に入った段階で、こりゃ大変なことになったと痛感。
 ともかく、曲数が多い。調べても調べても、あとからあとから曲が湧いてくる感じ。まず、曲目解説を仕上げ、そのあとでアーティストについて、演奏についてなど、巻頭言を書くことになる。
 今週はいろいろ出かける仕事が多く入っているが、パスできるものはできる限りパスして、原稿に集中しなければならない。
「仕上がったところから順次、入稿してください」
 Oさんにいわれ、ヒェーッという感じだ。
 どこから仕上がるか、何から完成するか。まだ皆目わからない状態。巻頭言も流用はやめて、全部変えて書きたいし…。
 というわけで、今週は全3万字の原稿と格闘だ。
 今日の写真は、Oさんが送ってくれたチッコリーニのCD56枚入りのボックス(輸入盤)。
「参考にしてくださいな」
 こういわれ、少しずつ聴き始めたけど、なにしろ56枚だ。ゆっくり聴いていると、原稿がまにあわないから、関係のあるところだけ聴くことにする。
 それにしても、チッコリーニは大いなる遺産を残してくれた。その演奏を愛する者にとって、感謝感謝、まさに宝物である。
 このボックスを目の前に飾り、ひたすら原稿を書くことになりそう。いつ終わるのか、いまはまだ暗中模索だ。


 
| ああ愉しき(?)、締切り地獄 | 23:20 | - | -
週末の締め切り
 締め切りが重なると、どうしても時間に余裕がなくなり、コンサートを逃すことになってしまう。
 ここしばらく原稿がたまっていて、コンサートに行くことができない。とてもいい演奏が目白押しなのに、残念無念。
 今日も夜遅くまでパソコンとにらめっこ。からだにいいわけないよねえ。
 ああ、もうコンサートの終わった時間になってしまった。こういう無念さを何度味わったことだろう。
 何はともあれ、今日の締め切りは終わったから、少しだけ、ゆっくりしたいと思う。
 入稿が終わると、私のデスクの上は資料の山で、それを完全に片付けないと次なる原稿が押し寄せて、またまた資料の山ができる。それがデスクの周囲まで広がり、足の踏み場がなくなっていくというわけだ。
 もともとキャパシティがそんなに大きくないため、片付けはいっこうに進まず、いつも資料がとっちらかっている状態。われながら、嫌になる。
 でも、もう週末だから、こまかいことは考えず、明日やればいいか。と安易な方に流れ、デスクのまわりは見ないことにする(笑)。
 いい音楽流して、ワインでも飲むとしましょうか。
 
 
| ああ愉しき(?)、締切り地獄 | 22:53 | - | -
出張前の仕事
 今週の土曜日から日曜日まで2日間、九州の日田のホールに講演に行くことは先日書いたが、やはり出張前になると、仕事がたてこんでくる。
 昨日は本当に久しぶりにフィットネスに顔を出し、トレーナーに「ワーッ、よし子さ〜ん、お久しぶり―。お帰りなさい」といわれてしまった。
 そうか、「お帰りなさい」となってしまうんだ。それほど長い間、こなかったということよね。
 トレーナーが体調を気遣ってくれたため、ちょっとソウルに出張があって、忙しくてこられなくて、といいわけをタラタラ。
「じゃ、本当にお帰りなさい、ですね。海外出張からお帰りなさ〜い。今日は久しぶりですから無理せずに、ウォーミングアップのつもりでやってくださいね」と明るく優しくいわれた。
 ところが、今日はまた原稿書きで缶詰状態。あかんなあ、またからだがバリバリだワー。
 それでも、なんとか今日の締め切り分は入稿し、レコード会社から送られてきライナーノーツの校正も済ませ、ようやくひと息。
 いまはチョン・キョンファの原稿をあちこちに書くことが多く、依頼のあった約半数は終了した。
 原稿に追われていると、犠牲になるのはルーフバルコニーの花壇の植木や草花の水やりだ。今日は朝から冷たい雨模様ゆえ、しばらく滞っていた水やりをしなくても大丈夫になったが、そんなにサボっていても、山茶花は元気にたくさん花をつけている。ホント、植物はエライなあ。
 今日は写真が撮れなかったため、明日、晴れたら健気な山茶花を紹介します。
 
 
| ああ愉しき(?)、締切り地獄 | 22:27 | - | -
新譜、資料、書籍が満載
 毎月同じことを書いているが、月末から月始めの時期は、レコード会社から新譜が一気に送られてくる。もちろん、新譜評を書くためにひとつひとつ吟味し、じっくり聴いていくわけだが、いつも時間が足りないのが悩み。
 ここに各社から、紙資料がドーンと送られてくる。これもまた、整理しなくてはならない。ちょっと気を緩めると、すぐにごちゃごちゃになってしまい、収拾がつかなくなる。
 宅急便、メール便、郵便、FAX、メールと、さまざまな方法で資料が届く。それに返事をするだけでも、かなりの時間を要する。
 これも大切な仕事だから、手を抜くわけにはいかないが、頭のなかはすでにごちゃごちゃだ(笑)。
 最近は、書籍がいくつかたまり、読まなくてはならない本がたまってしまった。読書は楽しいが、原稿の締め切りが重なっているときは、本はどうしても後回しになってしまう。
 それでも、原稿に関係した本から順次読み、1冊読み終わったころには、完全に眼精疲労が巡ってくる。ホント、困ったもんだよね。
 先日、あまり目が疲れたので、いつも通っている近所の自然食品屋さんのご主人にちょっと相談したら、親身になって聞いてくれ、発酵カシスを薦めてくれた。
 これは大体5倍に薄めて飲むといいそうだ。ニュージーランドのカシスに北海道産の甜菜糖が使われ、アントシアニンがたっぷり。
 早速、ちょっとずつ飲んでいる。少しは効き目があるだろうか。
 それにしても、目を酷使する時代になった。パソコンやスマホだけでも疲れるが、その上、何時間も読書をするとなると、やはり大変だ。
 今日の原稿は一応終わったけど、これから本を読むのは、もうやめにしよう。今日の写真は、私のお助けマンのカシス。「美と健康に大自然の恵み」と書いてある。また、ちょびっと飲もうかな。おや、もうだいぶ減ってきたなあ(笑)。


 
 
| ああ愉しき(?)、締切り地獄 | 22:27 | - | -
連載原稿が続く
 すっかり日常業務となり、ついこの間までお正月だったというのに、締め切りが重なってもう夜中まで仕事漬けの日々となっている。
 ところが、真夜中にようやく入稿した原稿に対し、すぐに編集担当者から「原稿ありがとうございました」と、返事がきたのにはびっくり。
 ああ、私だけではなく、彼もすでにいつものパターンになっているのね、となんだか安心してしまった。
 今日もそれが続き、ようやくひと段落。すでにこんな時間だ。
 今日も多くの人から電話やメールが入り、みんな最初は「明けましておめでとうございます。今年もどうぞよろしくお願いいたします」と、あいさつするものの、すぐに仕事の話に移る。すでにクラシック界は仕事モードである。シーズン真っただ中ゆえ、当然といえば当然だ。
 お正月は、あまり動かずにいろんな物をおいしくいただいていたため、ややからだが重い。これはマズイことだ。
 これからしっかり仕事をしてあちこち駆け回り、フィットネスにも通ってからだのケアをしなくては…。
 といいながら、原稿が全部終わったら、おなかがすいてきちゃった。こういうの、困るんだよねえ。どんどん夜型になっちゃって。
 ここは、心を鬼にして、間食は避けなくては。あっ、もう夜食か(笑)。 
| ああ愉しき(?)、締切り地獄 | 23:30 | - | -
仕事始め
 2015年の仕事始めの日がやってきた。
 メールが一斉に入ってきて、インタビューの依頼も2本ある。それらに返事をしているうちに、雑誌の締め切りの催促が届く。
 もう一気にお正月気分がどこかに飛んでいき、戦闘モードになった(笑)。
 原稿の調べものをしなくてはならず、これが意外に時間を要す。その間にもメールのやりとりがあり、電話もかかってくる。
 そうか、こうやって束の間の休日気分が吹き飛んでいくのね。
 年末年始はまとまって時間がとれるため、資料とCDの整理をしようと思っていたが、ほとんどできなかった。
 一番やらなくてはならないのが、ホームページのリニューアルである。これはもう半年間もできずにいる。いったい、いつになったら手をつけることができるのだろうか。デザイン事務所の人たちは、さぞあきれているに違いない。
 2015年も、こうやって目先のことに追われ、本当に時間をかけてじっくりしなければならないことがどんどん先送りになっていくのだろうか。
 何年間もこの時間の使い方との闘いは続いていて、ちっとも改まらない。
 なんとかせにゃいかん。
 でも、いまは雑誌の締め切りが迫っているから、それをやらなくちゃ。
 ああ、新しい年の幕開けだというのに、まったく去年と同じことをいっているわね。困ったもんだ。この原稿が済んだら、考えようっと…。
| ああ愉しき(?)、締切り地獄 | 22:23 | - | -
今年最後の原稿
 ようやく今年最後の原稿を入稿し、すべての仕事が終わった。
 これは2015年3月13日から4月12日まで上野で開催される「東京・春・音楽祭」の公式プログラムの原稿で、毎年さまざまなテーマに沿った原稿を書いているが、今回はショパンの「24の前奏曲」の原稿だった。
 ピアニストはロシアのアレクサンドル・メルニコフで、4月1日に東京文化会館小ホールで演奏される。
「24の前奏曲」に関してはシリーズとなっており、3月29日に東京文化会館小ホールで同じくメルニコフによるショスタコーヴィチが演奏され、4月1日のショパンの日は、後半にスクリャービンが組まれている。
 さらに、4月9日には同ホールで野平一郎によるスクリャービンも演奏される。
 そして上野学園石橋メモリアルホールでは、3月31日にメルニコフがドビュッシーの前奏曲集第1巻と第2巻を1910年製のプレイエルで演奏することになっている。
 毎年「東京・春・音楽祭」では、さまざまなシリーズが企画され、桜の季節に上野の森がにぎわいを見せる。
 まだまだ先の音楽祭だと思っていても、意外に早くその日はやってくる。
 何はともあれ、2014年の仕事収めの日となった。本当にいろんなことのあった1年だったが、終わってみればただ早かったなあと思うばかり。
 いまは肩の荷が下り、ちょっと放心状態だワ(笑)。
 
| ああ愉しき(?)、締切り地獄 | 21:49 | - | -
年末入稿の峠に向かって
 いよいよ今年もカウントダウンとなり、新聞や雑誌の記事の年末入稿がピークを迎えている。
 あといくつ、あと何本かとメモを見ながらチェックを入れ、最終入稿まで秒読み状態だ。
 その間にクリスマスがあったが、どうも全面的に楽しむ余裕はない。
 原稿がすべて終われば、きっと気分が晴れ晴れとし、一気にリラックスムードとなるのだが、まだ少し先のことになりそう。
 それでも、いま入稿した原稿で峠は見えてきた感じ。もう一歩である。
 こんなときにも食欲だけはあり、珍しいクリスマスのプリンを見つけ、束の間のクリスマス気分を楽しんだ。
 西荻窪といえばこけし屋、こけし屋といえば西荻窪というほど、このフランス料理&ケーキ屋さんは昔から有名だ。
 ここに、サンタプリンなるものがお目見えした。かわいいサンタクロースの入れ物に入っているプリンである。味はふだんのプリンと同じだが、こういうキュートな容器に入っていると、なんだか気分がウキウキする。因みに、この容器は陶製なので、食べ終わってからも利用できる。朝食のヨーグルトでも入れようかしら。毎日サンタに会えるし(笑)。
 まあ、仕事に疲れたからだには、このくらいの栄養は与えないとね。
 今日の写真は、サンタプリン。でも、食卓に出すには、ちょっと子どもっぽいかなあ…。


 
 
 
| ああ愉しき(?)、締切り地獄 | 21:25 | - | -
締め切りが重なる
 いまはシーズン真っただ中で、来日アーティストも目白押しだ。
 明日は、王子ホールにマーク・パドモア(テノール)とポール・ルイス(ピアノ)のコンビによるシューベルトの歌曲集「美しき水車小屋の娘」を聴きに行く予定にしていたが、原稿がたまっていて行かれなくなってしまった。
 5日も、紀尾井ホールに萩原麻未&ヴォーチェ弦楽四重奏団の演奏を聴きに行くことにしていて、非常に楽しみだったのに、これも行かれそうもない。このドヴォルザークとフランクのピアノ五重奏曲に関しては、プログラム原稿も担当したため、何があっても行きたいと思っていたのだが、目の前の締め切りを考えると、絶体絶命だ。ああ、残念無念…。
 いま、いつものように週末までに仕上げなくてはならない原稿をメモに列記し、仕事机の前に貼り出してある。11本あったが、ようやくあと8本になった。いやあ、まだ8本残っているか…。
 今夜、まだこれから2本は仕上げたいな。
 どれから手をつけようか、思案のしどころである。長いものから書いていくか、短い原稿で書きやすいものから進めるか。
 こうして時間に追われているうちに、どんどん聴きたいコンサートを逃していくことを考えると、原稿を引き受けるときにもっと考えなくてはならない。
 なあんて、ウダウダ考えていても始まらないから、仕事に戻ろうっと。やる気、やる気、やる気を出さなくっちゃね(笑)。
  
| ああ愉しき(?)、締切り地獄 | 22:18 | - | -
締め切りと校正と
「家庭画報」の色校が最終的な段階に入り、担当の編集者Sさんとのこまかいやりとりが続いている。
 夜になってひと区切りつき、「日経新聞」の原稿に集中して取りかかる。
 それも終え、この時間になってようやくひと息つけるようになった。
 今日はそんな合間を縫って、インフルエンザの予防接種にいき、ひと安心。早くいかなくちゃ、いかなくちゃと思いながら、この時期になってしまった。
 またその合間を見て、焼き野菜を作った。
 秋はいろんな野菜が店頭に並ぶから、見ていて飽きない。今日はかぼちゃ、れんこん、かぶの実と葉、それに柿を用意した。
 まず、たっぷりのエクストラバージンオリーブオイルでそれぞれの野菜をじっくりと焼いていく。1種類ずつ焼いていくのがコツだ。焼き時間が微妙に異なるため…。
 焼きあがったら、上質な塩をバラリ。
 すべて焼いたらお皿に盛り付け、こだわって探しまくった黒酢をさっとまわしかける。
 これだけで、とってもおいしい焼き野菜ができる。なんといっても、究極の素材は柿である。いまは柿が旬。これを惜しげもなく焼く。美味ですゾー。
 ほかには、ズッキーニ、なす、小たまねぎ、キャベツ、エシャロット、ピーマンなどもよく合う。
 締め切り疲れのからだには、おいしい野菜が欠かせない。これはどんなにたくさん作っても、すぐになくなってしまうおいしさ。ワイン片手にこれさえあれば、明日も頑張れる(笑)。
 今日の写真は美味なる焼き野菜。以前はオーブンで焼いていたけど、フライパンで十分イケル。要は、新鮮な野菜があればいいわけですな。


| ああ愉しき(?)、締切り地獄 | 23:04 | - | -
ベートーヴェン特集の入稿
  ああ、ようやく「家庭画報」のベートーヴェン特集のすべての原稿を入稿した。
 達成感よりも、疲労困憊ゆえ、脱力感の方が勝っている。
 ここ数日間の私はトランス状態で、生活の基本的なことはしていたつもりだが、何も覚えていないありさま。
 とにかく、頭のなかはベートーヴェンの原稿がぐるぐる渦巻いていて、深く眠れないし、眼精疲労がひどく、肩から背中、腰までボロボロ。
 あかんなあ、こういう生活をしていては…。
 またマッサージの先生に怒られるだろうし、フィットネスのクラスでは、トレーナーに完全に忘れ去られているかもしれない。
 まあ、とにかく終わったのだから、ちょっとはゆっくりしようっと。
 といっても、最終的な校正が完了するまで、まだ気は抜けない。
 去年もそうだったが、11月のこの連休は、私にとってまったく世の中の休みとは関係なし。
 あら、なんだかのども痛くなってきた。ワインでも飲んで、ここはひとつ潤いを与ましょうか(笑)。
 
| ああ愉しき(?)、締切り地獄 | 23:10 | - | -
ベートーヴェン特集の入稿日
 今夜、ベートーヴェン特集のラフレイアウトが届き、明日の午前中にデザイナーとの打ち合わせによって、編集部から具体的な文字数が送られてくることになった。
 さて、すでに臨戦態勢である。ラフレイアウトをじっくりとながめながら、どのページをどう書き進めるか、頭のなかは飽和状態だ。
 こういうときは、ほんの少しの時間でも、なごめる物がほしい。
 というわけで、今回ベートーヴェンのさまざまな家を巡ったなかで出会った、ベートーヴェン人形を取り上げたい。
「これがベートーヴェン?」と思う人形も結構あったが、私が気に入ったのはこのふたつ。似ているかどうかは問題ではなく、見た途端にクスッと笑えたから。
 ベートーヴェンは似顔絵や銅像やグッズになりやすい顔のようで、あちこちで多種多様なベートーヴェンに出会った。
 こうしたぬいぐるみも種類が多く、それぞれ工夫が凝らされていて楽しい。
 このふたつの人形の表情、いかがでしょうか。ほんわかしていて、癒されるでしょう。




 
| ああ愉しき(?)、締切り地獄 | 22:32 | - | -
ライナー、プログラム、雑誌の締め切り
 仕事というものは、重なるときはやたらに重なるもので、いまは新譜のライナーノーツ、来日アーティストのプログラム原稿、いつもの雑誌の締め切りがすべて重なっている。
 こういうときは、いつも仕事デスクの前にメモを貼り、ひとつずつやるべきこを書き出し、それを順次消していくのが私の方法だ。
 ひとつ消すごとに肩の荷が下りて、やれやれと思うのもつかの間、次なる原稿が目の前に立ちふさがっている。
 でも、今週からテニスの全米オープンが始まり、夜中にそのライヴが放映される。これ、時差があって、ホントに困るんだよね。すごく寝不足になるから。
 じゃ、見なきゃいいじゃない、そんなに忙しいときに無理しなくたって、といわれるかもしれないが、そこは大好きなテニスのこと、やめらんないのよね。
 今シーズンはロジャー・フェデラーが昨年悩んでいた腰痛から回復し、絶好調。私としては、ぜひ久しぶりにグランドスラム優勝を果たしてほしいと思っている。そのためには、ひとつずつの試合が大切。やっぱ、見なきゃね(笑)。
 というわけで、仕事と趣味の時間をどう配分するか、これが頭を悩ませるところである。
 先日、テレビを見ていたら、もうすぐ開催されるATP上海大会の観戦ツアーの募集をしていた。これはフェデラーも参戦。上海だったら近いから、「ウワーッ、いきたい!」と思ったけど、まあ日程的に無理ですな、クシュン。
 そうこういっている間に、どんどん時間は過ぎていく。原稿は山積み。ひとつずつこなしていくしかない。
 いつものことだから慣れているけど、たまには発散したくなる。でも、カレンダーを見たら、明日でもう8月も終わりだ。ああっ、急がなくっちゃ…。
 
 
 
 
| ああ愉しき(?)、締切り地獄 | 22:35 | - | -
週末の締め切り
 またまた週末が巡ってきて、週末締め切りに追われることになった。
 しかし、こういうときこそ、からだを動かさなくてはならない。というわけで、ちょっとした合間を縫ってフィットネスのクラスを顔を出した。
 いつもながらの明るいスタッフの声と笑顔に心がなごみ、短時間ながらトレーニングに集中すると、しばし日常から離脱する。
 こういう時間って、必要なんだよね。パソコンとずっと向き合っているため、からだがバリバリになっているのがよくわかるし、トレーニングをしていると頭もほぐれてくる感じがする。
 一番いいのは、汗を目いっぱいかくこと。私は汗をかきにくいタイプゆえ、運動すると発汗作用が促されてからだが軽くなる。
 ただし、困るのは、フィットネスから戻ると一気に眠気が襲ってくることだ。からだは正直といおうか、全身がほぐれるためだろうな。
 でも、やらなくてはならないことが山積み。休んではいられない。
 そんなこんなで、またまたからだにムチ打って、仕事をこなすことになる。
 今日は、今秋のコンサートのチラシに掲載される原稿を入稿したのだが、音楽事務所の担当者からとても感動的な感想が送られてきて、疲れが吹き飛んだ。
 まだテープ起こしも残っているし、インタビュー原稿もある。新聞の記事の校正もしなくては。でも、なんだかとっても眠い。困ったモンだ。
 このボ〜ンヤリした感じが、実は癖になる感覚なのだと気付いた。からだから余分な力が抜けていき、頭がホンワカして、休息を求めている。
 さて、こういう状態で原稿を書くか、あきらめて休んでしまうか、思案のしどころ。ちょっとのども乾いたし、冷たいビールを飲んで、それから考えようっと(笑)。
 
| ああ愉しき(?)、締切り地獄 | 22:25 | - | -
夏の花
 6月末から現在まで、締め切りに追われ、インタビューとコンサートが続き、まったく生活にゆとりがない。
 こういうときは、花壇の手入れもままならず、ほったらかしだ。なにしろ、自分の目の前にあることを処理していくだけで精一杯なのだから。
 それなのに、夏の花々が次々に咲いて、目を楽しませてくれる。
 夜中まで原稿に追われ、朝遅くようやく目が覚めると、あらら、またまた元気に咲いた花が出迎えてくれる。
 なんと健気な花々なのだろう。
 昨年9月に引っ越し、いまは初めての夏を迎えている。いろいろ植えた草花が元気に育っているのを見ると、「ああ、この花はここに合うのね」と思うし、ハーブなどで枯れてしまったものは、「合わないのかなあ」と考える。
 というわけで、元気な花たちの写真を紹介します。朝顔、ハイビスカス、夾竹桃です。






 
| ああ愉しき(?)、締切り地獄 | 22:21 | - | -
週末の締め切り
 週末の締め切りが重なり、まったく動きがとれない。
 ひとつずつ集中力を保って原稿をこなし、ひとつ終わるとしばしリラックス。ワールドカップの初戦、ブラジル対クロアチア戦のビデオを見たり、咲いたばかりの朝顔をながめたり…。
 そうこうするうちに、インタビューの仕事が複数舞い込んできた。そのスケジュール調整をしながら、ノートに書き込んでいく。
 こうしているうちに、あっというまに夕方だ。なんと、時間がたつのは速いことか。
 ようやく今日のノルマを達成し、明日の原稿のテープ起こしをして、そろそろ仕事は終わりに近づいてきた。
 今日はそんなわけで、ひたすら原稿書きで、ブログのネタ切れです。
 こういう日に、私が心身を癒すために使っているのが、ちょっとおしゃれなバスジェルとボディクリーム。いい香りに包まれると、しばしリラックスできる。
 さて、のんびり入浴タイムといきますか。
 
| ああ愉しき(?)、締切り地獄 | 23:15 | - | -
シューベルト特集
 いまは、今月発売号の「モーストリー・クラシック」のシューベルト特集の原稿にかかりっきりだ。
 シューベルト弾きといわれるピアニストや、楽曲に関して、録音を紹介することなど、さまざまな原稿を書いている。
 ようやく峠が見えてきて、あと1本の原稿を残すのみとなった。だが、明日はマキシム・ヴェンゲーロフのリサイタルがあり、午後の時間帯が使えないため、原稿は夜の作業になってしまう。
 それでも、なんとか終わりに近づき、肩の荷が下りたような感じだ。
 外は大雨が降り続き、ひたすら部屋にこもって原稿を書いていると、心のなかも梅雨のような気分になってくる。
 こういうときは、先日いただいたおいしい紅茶でひと息入れたい。
 友人のKさんが、パリのマドレーヌ寺院のそばにあるマリアージュ・フレールで買ってきてくれた、おいしいダージリン「MONTEVIOT」だ。
 この芳醇な香りと深々とした味わいは、疲れたからだと頭を癒してくれる。なんとぜいたくなひとときだろう。ダージリンのコクのある味わいがパリへといざなってくれる。
 Kさん、ありがとう、元気になりました。
 今日の写真はその紅茶。袋には、1854年創業と書いてある。すごいことだ!

| ああ愉しき(?)、締切り地獄 | 22:40 | - | -
形容詞の使い方
 早いもので、もう6月だ。ここ数日は猛暑で、夏到来の感を強くする。
 今日は先日アドヴァイスをいただいた、「わがメンター」と勝手に思っているSさんの事務所におじゃまし、さまざまな話を聞いた。
 Sさんは、私の文章に関していろんなことをアドヴァイスしてくれ、本や辞書や新聞記事などを見せてくれ、「文章を磨くこと、語彙を増やすこと」を提案してくれる。
 何より、形容詞の使い方に気をつけるようにいわれた。
 そして、アーティストや演奏を称賛するときのことば、ほめことばに工夫を凝らす必要性を説いた。
 音楽をことばで表現するのは難しいと常々感じているが、やはり語彙をもっと増やさないとならないし、その勉強は地道に続けなくては…。
 帰り道、Sさんからいわれたことをしっかり受け止め、いただいた本を読みながら、これは時間をかけてしっかり研鑽を積むべき重要事項だと思った。
「私はもう使わないから、あげるよ」
 Sさんは、長年使い続けて貫禄のついた本を譲ってくれた。手に入れた方がいい辞書も教えてくれた。
 本当に、こういう人のアドヴァイスは貴重である。Sさんは、自分が苦労して学んできたことの一部でも受け継いでほしいと願っているようで、私はその心中察して、胸が熱くなった。
 少しでもいい文章が書けるよう、形容詞の使い方がよくなるよう、ひたすら努力あるのみだ。使い込んだ本をながめながら、気を引き締めた。 

 
| ああ愉しき(?)、締切り地獄 | 22:14 | - | -
ライナー、インタビュー、コンサート
 仕事が重なるときというのは、どうやっても動きがとれなくなる。
 いまは来日ラッシュで、行くべきコンサートが多く、当然インタビューも重なってくる。
 ここにライナーノーツの原稿とプログラムの原稿が加わると、土曜日も日曜日も関係なくなる。
 でも、私は睡眠時間が足りなくなると、一気に集中力がなくなるため、しっかり睡眠をとらないといけない。加えて、食事が変則になったり、抜いたりすると、これまたすぐにからだに出る。
 どうもサバイバルに適していないようだ。
 というわけで、日常の生活パターンを極力変えずに、仕事だけをヒートアップしていくにはどうしたらいいか。これを常に考えている。
 元来、あまり器用ではなく、一度にひとつのことしか考えられないため、当然のことながら、ひとつひとつ精一杯集中してクリアしていくしかない。
 というわけで、時間はどんどん過ぎていくのに、原稿は遅々として進まず、ということが多い。
 こんなときに、テニスのフレンチオープンが始まった。やれやれ、どうしたものか。ロジャー・フェデラーはつい先日のローマで初戦敗退という苦渋をなめたため、ぜひローランギャロスでは頑張ってもらわなければならない。
 という理由を勝手につけ、ロジャーの試合だけテレビでちらっと見た。幸い、体調もいいようで、難なく勝利したが、これからが問題だ。
 明日からはインタビューとコンサートが目白押し。その合間に原稿と格闘しなければならない。
 月末はこれだもんね。
 まっ、いつものことで、やるっきゃないから、しっかり寝て食べて、ひとつずつこなしていきますか。フェデラーも頑張っていることだし(笑)。
 
| ああ愉しき(?)、締切り地獄 | 23:02 | - | -
牛田智大
 週末の原稿締め切りと格闘している。
 いま、シュテファン・ヴラダー指揮ウィーン・カンマー・オーケストラと共演してショパンのピアノ協奏曲第2番を演奏する、牛田智大のプログラムの原稿をようやく入稿した。
 先週は高原の仕事部屋から新しい仕事部屋への荷物の引っ越し、今週は自宅から仕事部屋への荷物の引っ越しと、資料や家具やその他多くの物の引っ越しが続き、てんやわんやである。
 しかし、それもようやくひと段落し、たまっていた原稿を集中して書かなくてはならない状況に陥っている。
 だが、雑事はいろいろ押し寄せてくるものだ。
 仕事部屋のベランダに設置されているエアコンのホースを工事の人に下におろしてもらう依頼をしたり、引っ越しの段ボールの引き取りに来てもらったり…。
 どうしてこう、いろんなことに時間がかかるのだろうか。
 あれこれしているうちに、原稿の催促が入り、ヒエーッ、それそれ、それを優先しなくっちゃ。
 というわけで、あっというまに1週間が過ぎ、明日と明後日はコンサートが続けて入っている。
 すでに5月の予定もどんどん決まっていくし、なんだかあわただしい日々だ。
 こういうときは美容院にいってすっきりするか、と思っていつもの美容院に顔を出したら、ウエーン、レッドテールキャットのルーちゃんが亡くなってしまったとか。
 以前、ブログで元気な姿を紹介したが、4月1日に病気で死んでしまったそうだ。私が最後にこのナマズくんを見たのが3月27日だったから、その直後のことだ。
 このルーちゃんは、テレビや雑誌でも紹介された人気者だったため、美容院の水槽の前には亡くなったと貼り紙が出されていた。
 いろんなことがあった1日だ。
 さて、これから新譜紹介の原稿が始まる。今月の新譜を整理しなければならない。どれから聴こうか。夜は深々と更けていくが、私の仕事部屋は音でいっぱいだ。
 今日の写真は、牛田くんの海外のオーケストラ初共演のチラシ。きっといまは猛練習しているんだろうな。期待大です!!

| ああ愉しき(?)、締切り地獄 | 22:24 | - | -
つかの間の息抜き
 またまた月末が近づき、締め切りが重なってフーフーいう時期になった。
 いまは、4月10日にコンサートが行われる庄司紗矢香&メナヘム・プレスラーのプログラム原稿、先日インタビューした三浦友理枝の記事(intoxicate)、ニコライ・ホジャイノフの連載記事(ヤマハのWEB 音楽ジャーナリスト&ライターの眼)を終えたところだが、急きょこのホジャイノフの来日が決まり、その公演チラシの原稿を頼まれた。
 それらを週末までにすべて入稿し、今週はレギュラー雑誌の原稿を進めなくてはならない。まず、マリア・ジョアン・ピリスのインタビュー記事(音楽の友)が、結構文字数が多い。おそらくカラーで4ページになるのではないだろうか。
 それが終わったら、ポリス・ベレゾフスキーのインタビュー記事(intoxicate)と、ヤマハのWEB連載と、アンドラーシュ・シフの公演評(モーストリー・クラシック)が控えている。
 こうした締め切りが重なると、心身ともに疲弊してくるので、そういうときはルーフバルコニーの植木や花やハーブに水やりをして、しばし息抜きをする。
 先日、イタリア製のちょっと珍しいデザインのじょうろを見つけ、早速手に入れた。鳥のような形をしていて、水の出るところがくちばしのようだ。
 こういう時間はとても貴重である。ひとつの原稿が終わってすぐに次の原稿にいくと、頭が切り替わらず、ちっともはかどらない。
 でも、ちょっと他のことをしたり、自然と触れ合うと、パッと気分が変わり、次の原稿にすんなり取り組むことができるようになる。
 今年は雪が多かったためか、花がだいぶ枯れてしまった。そろそろ新しい花を植え、気分も新たに花壇をにぎやかにしなくては。
 今日の写真は、新しくわがガーデンに加わったじょうろ。ねっ、ちょっとおしゃれなデザインでしょ。さすが、イタリアだよねえ。

| ああ愉しき(?)、締切り地獄 | 16:57 | - | -
来日ラッシュと原稿ラッシュ
 先日、親しくしているレコード会社のKさんに、「伊熊さんは波が引くときがなかなかなくて、食事会をするのに予定が立てにくいから、今日空いたとか、明日なら大丈夫っていうときがあったら、すぐに連絡して」といわれてしまった。
 そうか、私は波が引かないのね(笑)。
 そういえば、いまは月末入稿の時期でもないし、それがこぼれた月初めの締め切りの時期でもないのに、やたらに時間がない。
 今日も入稿が重なって動きがとれず、せっかくノルウェー大使館から「オスロ・フィルハーモニー管弦楽団 来日記念レセプション」のご招待をいただいていたのに、欠席することになってしまった。本当に残念。
 そこで欠席に変更してもらうために大使館のDさんに電話をし、しばし近況報告をしあった。
 Dさんは、以前ベルゲンの出張でご一緒した人で、とても話が合う。
「ああ、残念。伊熊さんに久しぶりに会えると楽しみにしていたのに。いろいろお話したいことがあったのよ」
 こういわれて、私もなおさら残念な気持ちが募った。でも、締め切りを抱えていては、出かけられない。
 しばらくDさんとおしゃべりをし、気持ち新たに原稿を書いた。
 いまはかなりの来日ラッシュで、聴きたいアーティストが目白押し。それゆえ、夜はコンサートに出かけることが多い。当然、仕事はたまってくる。
 でも今日は、先日から懸案事項だったマリア・ジョアン・ピリスのインタビューができるという朗報がもたらされた。
 彼女は最近インタビューに応じることが少なく、前回の来日時にもできるかできないかが最後までわからず、結局ダメになったという経緯がある。
 それゆえ、今回も無理かもしれないな、と半ばあきらめていたが、可能になった。やったね!!
 というわけで、その時間をあけるために、また仕事の配分を考えなくてはならない。
 今日は事務所(仕事部屋)のカーテンができあがり、それをとりつけたら、少しばかり部屋らしくなった。
 ああ、どうしてこう次から次とやらなくてはならないことが押し寄せてくるのだろう。こういうときは、決まってグチグチになってしまう。いかんいかん。
 もっと前向きに対処しなくちゃね。さてと、また原稿に取り組みますか。


 
| ああ愉しき(?)、締切り地獄 | 21:53 | - | -
事務所のしつらえ
 月末入稿が終わったと思ったら、月初めの原稿締め切りが重なり、あれやこれやと、また追われる日々を送っている。
 どうしていつもこうなるのだろう。
 とはいえ、いまはできたばかりの事務所というか仕事部屋のしつらえもしなくてはならない。
 先日、「事務所開き」のブログを読んで、何人かが「いきたいよ〜」「すぐいってもいい?」と連絡してくれた。
 実はまだ、人を呼べる状態にはなっていない。荷物の引っ越しが済んでいないのである。
 締め切りがひと段落したら、あちこちに散らばっている机やいす、書棚、CDケース、文具一式などを移したいと思っているのだが、なにしろ時間がない。
 というわけで、原稿の合間の時間を見て、ひとつずつ地道にこなしている。
 今日は、親しくしている電気屋さんから冷蔵庫が届いた。そんなに大きくないものだが、使いやすいサイズで、キッチンのスペースにピッタリと収まった。
 電気屋の社長のKさんは、部屋を見て、とても気に入ってくれた。
「すごくいいじゃないですか。日当たりがよくて明るいし、きれいにリノベーションされているから使いやすそうで、特にフローリングの色がいいですねえ。これで仕事がまたはかどるでしょうけど、無理しないでくださいよ」と、いわれてしまった。
 そうなんですよ、それが問題ですな(笑)。
 まだ、冷蔵庫にはミネラルウォーターしか入っていない。
 それから近くの材木屋さんにいって、観葉植物の鉢の下に置く木を切ってもらい、それを敷いた。
 こんなことをしているとどんどん時間がなくなってくるけど、少しずつ物が増えてきて、部屋らしくなってきた。
 先日、友人のKさんから「遊びにいきたい」と連絡が入った。でも、まだ無理なので、3月10日すぎに延ばしてもらった。どうもこの調子だと、3月中旬以降にならないと、まとまりがつかないかも。Kさん、もうちょっと待ってね。
 とにかく、原稿を早く終わらせるのが先決だ。それがある程度メドが立てば、荷物の移動に本腰を入れることができる。
 無理をしないように、無理をしないように、でも、急がなくっちゃ。このバランスをとるのが一番大変だ。
 からだのケアのためにフィットネスもいかなくてはならないし、マッサージにもいきたい。その時間をひねり出すのも至難の業。やっぱり、仕事部屋は、しばしガランとしたままになりそうだワ。
| ああ愉しき(?)、締切り地獄 | 22:04 | - | -
原稿の感想
 ここしばらく、結構書くのが難しい原稿と向き合ってきた。
 ひとつは、先日も少し触れたが、3月に来日公演を行うオスロ・フィルのプログラム原稿で、ノルウェーの風土や音楽、そしてこの地を旅したときのことを織り交ぜて書くというもの。それにプラスして、コラムが2本ある。
 どんな内容にしたらいいか悩んだ挙句、ノルウェーの全体像が浮き彫りになる形にした。担当のIさんと話したら、「ぼくのまわりには、ノルウェーにいった人がほとんどいないため、この国のことはよくわからないのです」といったからだ。
 Iさんは当初、国民楽派の原稿を要望していた。だが、私がグリーグにまつわる話や他の音楽家の話をしていくうちに、彼の方でノルウェーという国の紹介や現状、人々の様子などを中心に書き、そこから音楽へと発展させていく形をとってほしいと提案をしてきた。
 というわけで、全部で5600字ほどの原稿を仕上げ、先日入稿した。
 それがデザイン処理され、土曜日に校正が送られてきた。文章のなかに登場する景色や楽器、グリーグなどさまざまな写真がちりばめられた楽しいページに仕上がっている。
 その校正戻しをすると、デザインのAさんと編集のIさんからすぐに返事のメールがきた。彼らも休み返上で仕事をしている。
 そのなかで、原稿に対するとてもていねいな感想が綴られている。こうした感想を述べてくれると、とてもやりがいがあるし、次なる張り合いも出る。
 もうひとつは、3月から4月にかけて開催される「東京・春・音楽祭」のプログラムのピアノに関する原稿で、5つの都市にまつわるピアノ音楽の特徴や聴きどころを書くというもの。これも、どういう形で書いたら、コンサートに足を運んだ人たちが興味をもって読んでくれるかと、ずいぶん頭を悩ませた。
 ようやく、その土地の歴史や文化、芸術、人々の気質などがピアノ音楽に影響をおよぼすという内容で進めようと判断し、5000字の原稿を書いた。
 これを日曜日に入稿すると、担当のFさんからすぐに返事が届いた。彼もまた、不眠不休で仕事をしているようだ。
 その返事に、いたく感動してしまった。彼は、「難しい内容を提示したのに、自分が考えていた120パーセントの内容の原稿で、とても感謝している」と綴られていたからだ。
 こういうふうに、すぐに原稿の感想を聞くことができると、本当にうれしい。あれこれ悩んでいたことも、必死でパソコンに向かっていたことも、すべて忘れられ、心がほんわかと温かくなる感じがする。
 担当のみなさま、率直なご意見とていねいな対応、ありがとうございます。とても勇気が出ましたよ。プログラムができあがるのを楽しみにしていま〜す。
 
| ああ愉しき(?)、締切り地獄 | 21:06 | - | -
年末入稿がひと段落
 ああ、ようやく年末入稿がひと段落し、精神的にも肉体的にもホッとできる状態となった。
 毎年そうだが、この時期は本当にあわただしい。特に、今年は引っ越しがあったため、資料が散逸し、ひとつの原稿にまつわる資料を探すのに大変な時間を要する。
 これから年末年始のお休みの間に、これらを整理するのが大きな課題となっている。
 これら膨大な資料がきちんと整理整頓されたら、もっと原稿が早く書けるようになると思うし、ストレスも半減する。
 ただし、そうなるためには、大変な時間と忍耐力が必要だ。
 でも、この時期にやるっきゃない。これを逃したら、またいつもの「キャー、あの資料どこ?」「あのアーティストの音源はどこだっけ」「これは前に書いた原稿があったよなあ。あれあれ、あれを参考にしたいのに、ああ、どこじゃー」ということの繰り返しになる。
 年末年始くらいはゆっくりしたいが、あまりのんびりしていると、あとでそのツケがまわってくるから、心を鬼にして整理に励まなくっちゃ。
 まあ、今夜はひと段落したことだし、ちょっと遊んじゃおうかな。私はミステリーチャンネルと旅チャンネルとお料理番組が大好きで、ビデオがたまりまくっている。さてと、それをひとつふたつ見ましょうか。
 いいなあ、こういう時間。ひとときのぜいたくな時間だワ。ワイン片手にのんびりタイム。それも一瞬のことだけどね。原稿が終わると、この瞬間だけは、本当に開放的な気分になれるんだよね。
 
| ああ愉しき(?)、締切り地獄 | 22:38 | - | -
年末恒例の原稿
 12月に入り、毎年恒例の「今年のコンサート・ベストテン」や「今年のCD&DVDベスト5」などの原稿が相次いでいる。
 ノートの記録を見ながら、これまで書いた記事を振り返りながら、資料も探し出し、録音を聴き直し、映像も見直してさまざまなことをしながら原稿を書くため、かなりの時間を要する。
 これを書く時期になると、「ああ、今年ももう終わりだなあ」と感慨深くなる。あっというまに年末がやってきた感じだ。
 私の周囲はみんな目がまわるような忙しさで、時間に余裕のある人はだれもいない。
 というわけで、「忘年会」はいつもできず、「新年会にしようよ」ということになる。
 今日は週末の締め切りに追われたが、まだまだ全部終わらない。明日に持ち越しのものが出てきてしまった。担当編集者さん、申し訳ありません。あと、一日くださいな。
 なあんていっている場合じゃないかな。きっと、相手は頭から湯気を出している状態だろうな。すみません、でも、もう今夜は集中力がなくて限界です。明日、リセットしますから、よろしく(ペコリ)。
| ああ愉しき(?)、締切り地獄 | 23:23 | - | -
来日ラッシュと原稿ラッシュ
 いまは来日ラッシュの真っ最中。歴史を誇るオーケストラ、ベテラン・ピアニスト、名門オペラハウスが相次いで来日し、連日コンサートが重なっている。
 これに加え、月末入稿がたまってきて、どうにも動きがとれなくなってきた。
 こういうときは、何を優先させるかをじっくり考えないといけない。もちろん、目の前の原稿締め切りは最重要事項だ。
 そんなときに限って、腕時計が壊れた。電池交換をしたのに、止まってしまう。ここしばらく買い物にいけないため、時計のない生活だ。
 もっとも困るのが、インタビューのとき。私はおおよその時間でインタビューを終わらせるようにしているのだが、大幅にオーバーしてしまうとまずいので、関係者にそれとなく合図を送ってもらうようにしている。
 とはいえ、先日はしょっちゅうテレコの時間表示を見てしまった。それに、携帯も見て、時間をチェックしている。
 複数の腕時計があったはずなのに、引っ越しのゴタゴタでみんなどこかにいってしまった。まだまだ荷物の整理がまにあわない。
 腕時計のない生活って、こんなに不便なのね。早く買いにいかなくっちゃ。
 でも、今日も一日仕事机にへばりつき状態。これじゃ買い物は無理。週末はオペラとコンサートが目白押し。さて、どうしたものか…。
 
| ああ愉しき(?)、締切り地獄 | 23:18 | - | -
肩の荷が下りた
 ようやく、秋のウィーン&ベルリン出張の取材記事が全部終わり、校正を今日すべて戻し、私の手を離れた。
 大きな仕事がひとつ終わると、肩の荷が下りた感じがし、さて、しばしリラックスしてからだを休めようと考える。
 そしてむくむくと料理熱が頭をもたげ、今日はバルコニーで栽培しているさまざまなハーブをオープンサンドイッチに乗せてみた。
 こんなことをしていると、本当に心が休まる。
 先日、エアコンの不具合の調整をしてくれた親しい電気屋さんが、「おや、ハープを植えているんですね。立派に育っているじゃないですか」といって、私の植えたばかりのハーブをながめていってくれた。
 いまはまだ5種類ほどだが、もっと増やしたい。
 実はこれ、テレビのジェイミー・オリバーのクッキング番組で、彼がちょいちよいとベランダの鉢植えのハーブをちぎってお料理に使っているのを見て、まねしたもの。
 いろんなハーブを少しずつ植えていると、すぐに役に立つ。ジェイミーのように、いろんなお料理にさっとハーブが使えると、とても便利。
 私もこれからいろんなハーブの栽培に挑戦したいと思う。
 ちなみに今日は、イタリアンパセリとスープセロリとローズマリーを使った。
 ところで、ひとつ大きな失敗をした。というのは、家の近くのお花屋さんにすごくいいブルーベリーの木があり、オーナーと話していたら、もう長い間この木は看板役を担ってくれたので、安く売りたいのだという。
 とはいえ、ちょっと私には高く思えたので躊躇していたら、今日その木は売れてしまったらしく、店頭から消えていた。
 あ〜あ、ケチな私。売れてしまうと、無性にほしくなる。残念無念。実がたくさんついていて、目にいいといわれていたのに…。
 というわけで、ご近所を散策し、いろんなお花屋さんをのぞいている。また、掘り出し物を見つけたら、今度こそはケチ根性を出さずにゲットしようっと、後悔しないようにね(笑)。
 
| ああ愉しき(?)、締切り地獄 | 22:02 | - | -
大きな山を越えた
 この連休は、ずっとれいの女性誌の新年号のカラー特集の原稿にかかりっきりだった。
 なにしろ20数ページの大特集。1ページごとにテーマが異なり、取材内容も異なったため、取材のテープ起こしをしてから資料を集めて調べものをし、いざ原稿にまとめていくとなると、かなりの時間を要する。
 記事の文字数はけっして多くはないのだが、レイアウト先行ゆえ、文字数をきちんとレイアウトに合わせなくてはならない。これが一番時間がかかることだ。
 でも、根気強くやるしかない。
 寝食を忘れてやる、というのはこういうことなのだろう。とにかく時間との勝負だった。
 それがようやく昨日の午後に終わり、もう疲労困憊。今日はなんだか抜け殻のようになってしまい、先送りにしていた他の原稿を書かなくてはいけないのに、まったく集中力がない。
 それでも、先日見つけたすごくおいしいお肉を売っているお店に出かけてひき肉を買い(なんだ、大騒ぎしている割にひき肉とはね…)、麻婆豆腐を作った。
 私は長ねぎとしょうがとにんにくをたっぷり入れ、味付けはシンプルに。もちろん豆板醤は上質なものを使うけどね。
 というわけで、元気の出る麻婆豆腐のおかげで、少しだけ原稿を仕上げることができた。
 いつもはもっと馬力をかけて夜中まで仕事をするんだけど、やっぱり今日はこれ以上ダメだ。少し休んで、英気を養うことにしようっと。

 
| ああ愉しき(?)、締切り地獄 | 22:32 | - | -
ウィーン&ベルリン出張の原稿
 今夜、先日のウィーンとベルリンの取材による女性誌の特集号のレイアウトが送られてきた。
 20数ページの大特集で、私の担当も20ページを超す。
 ヒエー、大変だ。わかっていたことだが、こうして実際のレイアウトを前にすると、そのボリュームに一瞬たじろぐ。
 でも、ひとつひとつていねいに見ていき、書く内容を極め、本文と写真のキャプションとのつりあいを考え、読みごたえのあるページにしなくてはならない。
 とはいえ、いまは連載の月末入稿が山積み。さて、どうしたものか。
 いつものやり方で、締め切りの原稿をメモに書き、仕事机の前に貼ってひとつ終わったら消していくという方法をとる。
 まだまだ消していくのが少ない、こりゃ困ったゾ。う〜ん、いつになったら女性誌のほうに取りかかることができるのだろう。
 というわけで、ムーティのコンサートも、チェコ・フィルもすべて行くことがかなわず、パソコンとにらめっこ。
 明日は、なんとしてでもある程度の結果を出さないとならない。いやあ、考え出すとめげるので、深く考えないようにしようっと(笑)。
 いざとなると、私は「なんとかなるさ」という楽観主義に走る。それでいままで切り抜けてきたんだから、今回も「なんとかなるさ」。
 それにしてもこのレイアウト、ボリュームたっぷり、存在感あるなあ。いったい何時間かけたら終わるんだろう。
 いやいや、考えまい。1ページずつやっていくしかないんだから。時間との勝負、これもいまに始まったことではないし。
 楽しい楽しい取材記事、うれしいなあ、こんなにたくさんあって。と、なんだか自虐的になってきたゾ。おいしい紅茶を飲んで、頑張ろうっと。
| ああ愉しき(?)、締切り地獄 | 23:03 | - | -
出張前日のあわただしさ
 今日一日で、やるべきことを書き出し、ひとつずつ消していき、ようやくすべてをやり終えた。
 いやあ、もうさすがに何の力も残っていません(笑)。
 というわけで、スーツケースに荷物を詰めて先に宅配で空港に送ったのだか、手違いからかすごく遅くなって集荷にきた。
 一時は「どうしよう、今日は無理かな。だったら荷物をもっていかなくてはならないな」と覚悟を決めていたのだが、なんとか無事に送り出せた。
 いろいろとアクシデントはあるものだ。
 いつもなら、あまりイライラしないのだが、いまは原稿をまにあわせなくてはならないため、神経がそっちに向いていて、他のことが少しでも滞ると途端にすべての時間配分が狂ってしまう。
 それもこれも余裕がないからなのだろう。
 さて、明日は午前中の便ゆえ、朝早く出かけなくてはならない。これがもっとも苦手なこと。朝早いのって、大変だよねえ。夜型の人間にはこたえます(笑)。
 でも、荷物は出たし、身軽にいくことができるから安心だ。
 今回、一番大変だったのが、引っ越しでいろんな物がどこかにいってしまったため、ひとつずつ探すのにものすごく時間を要したことだ。
 ふだんの整理整頓が苦手な上に、引っ越しが重なり、携帯用の目覚まし時計やiPodの充電器がどこかに消えるわ、ICテレコの充電器も見当たらないわ、先日ヴェローナにいったときに買った旅行用グッズは見事に隠れてしまったわ、とにかく何も見つからず、汗だく…。
 パッキングにこんなに時間を要したのは、初めてじゃないかしら。その上、宅配の集荷が3時間も遅れ、もうあきませんわ。
 でも、もう何も考えず、いくしかない。仕事に集中しなくちゃ。
 あっ、資料資料、パスポート。これ忘れたら、アホだよねえ。 
 それでは、いってきま〜す。
 
| ああ愉しき(?)、締切り地獄 | 22:00 | - | -
怒涛の締め切り
 出張前は、どうしていつもこんなにあわただしい毎日になるのだろうか。
 ようやくひとつの原稿を入稿すると、「どうしてもこれだけは書いてほしい」「時間がないときに本当に申し訳ないけど」と新たな原稿依頼が舞い込んでくる。
 本来ははっきりお断りすべきなのだが、アーティストの関係で、どうしても書かなくてはならないものがあると、断れなくなる。
 でも、人間は体力、気力、集中力にも限界があり、しかもこういう時期だと、もう目の前の締め切りの山が少しでも早く低くなることを願うばかり。
 今日も一日缶詰状態で頑張ったが、いやあ、あまりはかどりませんなあ。
 実は、3日ほど前から右の中指の先が腫れて、痛みがひどくなってきた。薬をつけてごまかしていたが、どうにも痛みが治まらない。そこで、引っ越したばかりで、どこのお医者さんにいったらいいのかわからないなか、すぐ近くにある皮膚科に飛び込んだ。
 入ってびっくり、すごく混んでいる。あら、名医なのかしら。そして診察を受けたら、名医と思ったのが大当たり。すごくいい女医さんで、しっかり治療を施してくれた。どうもばい菌が入ったようで、ふだんはなんともないのに、抵抗力が落ちていると、こういう状態になるようだ。
 そりゃ、そうよねえ。こんなバタバタしている毎日じゃ、ばい菌も寄ってくるわな(笑)。
 おかげで痛みは多少軽減し、薬をもらって安心したが、これが出張中ではなくてよかったと、胸をなでおろした。
 そこでからだが悲鳴を上げていることを察知、予定していたセドリック・ティベルギアンのリサイタルを涙を飲んで欠席とし、またまた原稿に取り組むこととなった。
 その間に成田エクスプレスを買いにいき、カーテン屋さんに電話をして取りつけの時間を確認し、食材も購入した。
 本当に一日があっというまに過ぎてしまう。
 もうあと2日しかない。ああ、考えると頭が痛くなるから、考えるのはやめよう。ひとつずつやるべきことをこなしていくしかない。
 指はまだ腫れている。うーん、困ったもんだ。また塗り薬でもつけようっと。
 
| ああ愉しき(?)、締切り地獄 | 22:03 | - | -
樫本大進ライナー
 CDのライナーノーツの原稿は、本来は音源をじっくり聴いてから書くことになっている。
 しかし、最近はアーティストも超多忙な人が多く、なかなか音のOKが出ず、最終的な編集が済んだ音源が届くのがとても遅くなっている。
 今日は、樫本大進とコンスタンチン・リフシッツのベートーヴェンのヴァイオリン・ソナタ全曲録音のチクルス最終の第1番から第5番の録音の音がようやく届いた。
 だが、発売はもう9月25日に迫っているため、ワーナーの担当者からは「なにとぞ、なにとぞ」という連絡が入っている。
 昨日第1番から第3番の音が届き、今日は第4番と第5番「春」が届いたため急いで聴き、その後、猛スピードで原稿を仕上げた。
 いやあ、ようやく終わりました!
 すばらしい演奏ゆえ、原稿は悩むことなく筆を進めることができたが、いまや集中力がすべてなくなって、だたただ疲労困憊。
 毎日、毎日、どうしてこうなるのだろう。なんとか、ならないのだろうか。
 そんなところへ、「アーティストレシピ」の1枚撮り直さなくてはならない写真の催促が入ってきた。Wさん、すみませ〜ん。あと、1日待ってくださいませ〜。必死でいろいろやっているのに、まにあわないんですー。
 こりゃ、人間の限界だわな。もうあきません。どうにも頭もからだも動きませんワ。
 とまた、ブチブチ文句のブログが始まった(笑)。
 のどが渇いたから、ブラッドオレンジジュースでも飲もうかな。イタリアに行ってから、アリタリアで出たこのシチリアのブラッドオレンジジュースにすっかりハマっている私。真っ赤な色の濃厚なジュースは、疲労回復にはピッタリ。
 でも、飛行機での私の隣の席の女性は、オレンジジュースといったのにトマトジュースのような色のジュースが出てきたので、渋い顔。よっぽど説明してあげようかと思ったが、余計なお世話だと思って控えた。
 強い太陽の光を受けて育った栄養たっぷりのジュースなのに、もったいない。この女性、ひと口飲んで、残したんですよ。ああ、もったいない。やっぱり説明してあければよかったかなあ(笑)。
| ああ愉しき(?)、締切り地獄 | 22:41 | - | -
原稿を全部入稿した!
 キャッホーッ、「クラシックはおいしい アーティスト・レシピ」の原稿がすべて終わった。いま、全部入稿したばかり。
 もう疲労困憊だけど、なんだか重荷を下ろしたようで、心はスッキリ。
 さて、あとは校正を待つばかりだ。
 先日、担当編集者のWさんに、「イタリア出張の前に全部初校を出しますから、戻ってからゆっくり見てくださいね」といわれた。
 あら、そんなに早く校正が出るんだ。
 でも、気になるから、それを持参して出張先で校正をしてしまいそうだワ。
 とはいえ、今回の出張はものすごいハードスケジュールで、現地滞在は2日間という状態。この間に指揮者や歌手や関係者にインタビューをし、オペラを2晩とも見て、町取材もしなくてはならない。
 ああ、いつもながら出張はキツイけど、文句はいっていられないから、体力つけて頑張らないと…。
 というわけで、無事に7月末までの入稿の約束を果たせたから、少しはゆっくりしたいよね。
 あっ、いけない。そんなことはいっていられなかった。「音楽の友」のCD評を書かなくちゃならなかったっけ。いやいや、まいりましたな。
 これから、新譜をゆっくり聴こうっと。
 これは明日の入稿にしてもらおう。担当者さま、ごめんなさい。今夜はもう、力が残っていません。明日、仕切り直しをしま〜す。
 
| ああ愉しき(?)、締切り地獄 | 20:45 | - | -
暑さを吹っ飛ばせ
 この連休は、できる限り単行本の原稿に集中した。とはいえ、他の原稿もあり、まずはそちらを仕上げ、暑さにめげずにパソコンと仲よくしている。
 それにしても、暑いですねえ。原稿を書いているだけで、冷房が入っているにもかかわらず、全身から汗が噴き出てくる。
 私は顔にあまり汗をかかないからか、「いつも涼しそうな顔をしていて、いいねえ」といわれるが、けっしてそんなことはない。
 みんなと同じく、暑いですよ(笑)。
 さて、今日は11人分の原稿を入稿した。あと、残りは9人だ。
 ひたすら進むしかない。
 と思っているところへ、ザ・シンフォニーホールの及川浩治と清水和音のベートーヴェンのリサイタルの原稿を送ったため、担当者からメールが送られてきた。
 なんでも、先日の「週刊新潮」の掲示板の記事を読んでくれたそうで、その関連記事を送ってくれたのである。
 まあ、うれしい。
 ひとつの記事が出ると、それを読んでくれた人が連絡をくれ、つながりができる。これがとってもうれしいことなのである。
 Kさん、ありがとうございました。
 原稿が終わってへたへたになっていたけど、少し元気が出ました。
 さて、連休明けは、また気持ちを新たにして頑張らなくっちゃ。頂上は見えてきたしね。
 
| ああ愉しき(?)、締切り地獄 | 23:24 | - | -
期待されている単行本
 最近、仕事で会う人からほとんど同じことを聞かれる。
「《アーティスト・レシピ》の本、進んでいますか。すごく楽しみにしているんですよ。早く出してくださいね」
 うーん、大変だ。
 これまでいろんな単行本を書いてきたけど、こんなに多くの人が期待してくれることはなかった。やはり、みんなお料理の本だと興味があるのか、食べることが好きなのか。
 とはいえ、担当の編集者から早くしてくれといわれるのならまだしも、まったく別のところから「はよせい、はよせい」と催促されると、なんだか不思議な気分。
 なんでこんなに、みんなから催促されるのかいな、とプレッシャーも感じ、「わかってるわい」と、大声でいいたくなる。でも、いえない(笑)。
 というわけで、中間報告をすると、ようやく50人のうち38人分の原稿を書き終えた。プロローグと30人分とコラム4本はすでに入稿したので、今週中になんとかあと10人分は入稿したいと考えている。
 なあんて、手の内を明かしていいのかな。
 なにはともあれ、前進あるのみ。あれこれ考えずに書くしかない。
 編集のWさんは、「とってもおもしろい」といって励ましてくれるため、そのことばを100パーセント信じてひとりひとりの原稿に集中している。
 さて、もうちょっと頑張ろうっと。
| ああ愉しき(?)、締切り地獄 | 22:44 | - | -
運動不足
 連日、「クラシックはおいしい アーテスト・レシピ」の単行本の原稿に追われている。
 ただし、この間も他の原稿の締め切りがあり、そちらもまにあわせなくてはならない。
 というわけで、ずっとすわりっぱなしゆえ、最近おなかまわりと腰まわりが太ってしまった。
 ある日、ふとジーンズがキツイなと思い、久しぶりに体重計に乗ったら、キャーっ、どうしよう、4キロも太っていた。なんで、なんで、ああ、どうしよう、上半身にはつかず、下半身ばかり…。
 これって、一番みっともない体型じゃない。
 仕事に集中して、とにかく倒れないように、病気にならないように、食べることだけは気を抜かずに、と思っていた結果がこれだ。
 さて、どうしたものか。フィットネスはやめてしまったし、運動不足を解消するための道具はいろいろそろえてあるけど、積んであるだけでいっこうに動かしてないし…。
 まだまだ締め切りは山積みだから、運動している暇はなし。
 でも、夏だから体型の悪さはすぐに現れてしまう。なんとかせにゃ。
 考えてみれば、去年のいまごろからずっと単行本に追い回されてきたっけ。からだにがまんを強いてきたツケがまわったのかもしれない。
 でも、この暑さだと、ワインではなくつい冷えたビールが飲みたくなる。これもいけないのかも。
 ああ、体力維持とダイエットのはざまで揺れるワー。4キロ、4キロ、これを落とさなくては。明日から走ろうかな。いや、こんな暑いなか、急に走ったら、きっと心臓麻痺を起すだろうな。
 とにかく、食べる量を減らすことなく、からだを動かすほうに力を注がなくては。やれやれ、またひとつやることが増えてしまった。
 先日、グレーのぴったりしたコットンのロングワンピースを買ったばかり。いやあ、これ、着られないよー。失敗したかなあ。もっとゆるゆるのサイズを買えばよかったのかも。でも、そうしたら気がゆるんで、もっと下半身にお肉が…。うわー、こわすぎー(笑)。
| ああ愉しき(?)、締切り地獄 | 22:59 | - | -
スタインウェイの特集
 毎月、月末は締め切りに追われる日々である。
 いまは、来月発売のモーストリー・クラシックの「スタインウェイ」の特集記事を担当している。
 結構ページが多く、書いても書いても終わらない。
 もちろんスタインウェイ以外のピアノ・メーカーの記事も含まれるそうだが、私の担当はスタインウェイと、その他3項目。
 土曜日、日曜日も休日返上で仕事をしているが、なにしろ調べることが多く、実際に書くところまでいかない。
 ああ、もう6月も最後だ。半年が終わってしまった。
 アーティスト・レシピの原稿が気になって気になって仕方がないのに、連載とレギュラー誌の原稿が終わらないと、取りかかれない。
 気ぱかり焦って、実際の原稿は遅々として進まず。さて、困ったゾ。
 先日はロジャー・フェデラーがウィンブルドン初の2回戦敗退でものすごくショックを受け、しばらく何も手につかなかったが、これは仕事をしろってことなのね、と気を取り直してパソコンに向かっている。
 さて、もう少し頑張ろう。
 明日は7月。気持ちを新たに後半を乗りきらなくっちゃね。
| ああ愉しき(?)、締切り地獄 | 22:44 | - | -
単行本の追い込み
 先日、「クラシックはおいしい アーティスト・レシピ」(芸術新聞社)の単行本の編集担当のWさんと、自由が丘でお茶をしながら最終的な打ち合わせをした。
 彼はとてもおだやかで礼儀正しくて、やんわりと催促をされるので、私としては本当に原稿が遅れ遅れになっていて申し訳ないと、いいわけばかりしてしまう。
 Wさんは、クラシックがとても好きで、特にフルトヴェングラーの大ファンだ。私がインタビューで聞いた記事に書けないようなオフレコの話をすると、すごく楽しそうに聞いてくれる。
 そして、「本当は、そういうの書けるといいんですけどねえ」という。
 まさか、ダメダメ。オフレコだからアーティストが気を許して話してくれるのだから、そうはいきませんよー、ホント残念ですけどね。
 この日はアーティスト写真も全部そろったということで、私のお料理の写真とレシピも入った見本誌のようなものを作ってきてくれた。
 うーん、これがすこぶる楽しい仕上がり。むくむくとやる気が出てきたワ(笑)。Wさんの作戦勝ち!!
 というわけで、7月末には全部の原稿を入稿し、8月に出版予定とスケジュールが決まってしまった。
 ああ、どうしよう、他の原稿もあるんだもん。またまた追いつめられてきたゾ。でも、もう待ったなしだもんね。やるっきゃない。
 いまは暑いの、湿気が多いのなどといっていられず、ひたすら前進あるのみ。フレー、フレーと自分にハッパをかけている。
 
 
 
 
| ああ愉しき(?)、締切り地獄 | 17:27 | - | -
モディリアーニ弦楽四重奏団の新譜
 CDのライナーノーツは、締め切りが結構待ったなしで、少しでも送れると大変なことになる。
 いまは、モディリアーニ弦楽四重奏団の新譜のライナーを入稿したばかりだ。
 彼らの演奏を初めて聴いたのは2010年の来日公演のときのこと。その後、ナントの「ラ・フォル・ジュルネ」などでも聴き、みずみずしい音色と緊密なアンサンブルに魅せられてきた。
 その新譜のライナーノーツの依頼があり、プログラムはドビュッシーの弦楽四重奏曲 ト短調、サン=サーンスの弦楽四重奏曲第1番、ラヴェルの弦楽四重奏曲 ヘ長調。ドビュッシーとラヴェルはカルテットの定番ともいうべき作品だが、サン=サーンスはあまり演奏される機会に恵まれない珍しい作品。
 しかし、埋もれた作品といわれているものの、曲想はサン=サーンスの特質が存分に表現された聴きごたえのある内容。それをモディリアーニ弦楽四重奏団の4人は生き生きと、作品のすばらしさを前面に押し出しながら、自由闊達な演奏を聴かせている。ときおり、彼らの特質であるえもいわれぬ浮遊感がただようのも興味深い。
 実はここで、ひとつビッグニュース。「ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン」では何度も来日している彼らだが、初めての日本ツアーが決定した。
 2013年9月14日 かつしかシンフォニーヒルズ モーツァルトホール、9月17日 埼玉会館大ホールほか。
 モディリアーニ弦楽四重奏団は、今年のナントの「ラ・フォル・ジュルネ」でも、終演後みんなの拍手が鳴りやまず、何度も何度もステージへと呼び戻されるほどの人気だった。
 今回の新譜も、冒頭から最後まで、一気に聴かせてしまう強い吸引力をもっている。来日が楽しみだワー。
 今日の写真はそのCDのジャケット。名前と楽器がわからなかったら、3月の私のブログに寄って、確かめてくださいなー。面倒でも、お願い。ファーストネームだけでも覚えると、親しみが湧きますから(笑)。



| ああ愉しき(?)、締切り地獄 | 20:40 | - | -
週末の締め切り
 毎週、週末になると締め切りできりきり舞いをする。
 今日も、ダニール・トリフォノフのリサイタルに出かけることがかなわず、パソコンにかじりつくことになってしまった。
 彼のリサイタル前の記事を書いたのに、聴きに行かれないとは、本当に残念だ。
 さて、ようやくすべての原稿が終わり、資料やCDなどを整理すると、もうこんな時間。やれやれ、これから少しだけのんびりしようかな。
 そう思って、ATPのサイトをのぞいたら、グラスコートのシーズン開幕のハレで行われている試合で、ロジャー・フェデラーが準々決勝で25歳のドイツのミッシャ・ズヴェレフに6-0、6-0のダブルベーグルで勝利していた。
 わずか39分の試合だったようで、ロジャーにとっては2度目の記録。こういう試合、本当はテレビで観たいんだよね。でも、無理だワ。
 でも、これで気分は一気によくなった。単純だこと(笑)。
 さて、明日と明後日で「アーティスト・レシピ」の原稿がどこまでできるか。来週になると、また他の原稿が控えているから、この休日でできる限り追い込まなくてはならない。
 体力つけて、頑張らなくっちゃ。
 
 
| ああ愉しき(?)、締切り地獄 | 22:23 | - | -
牛田智大の本の校正終了
 本日、「リトル・ピアニスト 牛田智大」(扶桑社)の再校を戻し、一応、私の役割はすべて終了した。
 こうして1冊読み終わると、もっとこうすればよかった、あそこはああすればよかったと欲がいろいろ出てくるものだ。
 今回は牛田智大がデビューしてから約1年間の取材期間だったため、短期勝負となり、そのなかでなんとか彼のすべてが伝わるようにと工夫を凝らしたつもりである。
 しかし、もっと長期にわたって取材ができれば、より中身の濃いことが書けたのではないだろうかと、反省がよぎる。
 よく、演奏家が録音を終えた後に、「もっとよく弾けたのに、と思うと残念だ。けっしてこの演奏に満足することはない」ということを口にするが、私もまったく同様の感情を抱く。
 要するに、その時点で最善は尽くすのだが、もっといいものを書きたいと思う気持ちが、常に心のなかに渦巻いているのである。
 だが、この本はいままで書いてきたアーティストの本のなかで、もっとも若い演奏家のものである。牛田智大の演奏はこれからいかようにも変化し得るものであり、彼の前には限りない未来が広がっている。
 その大海原にこぎ出していく最初の段階に、ひとつの仕事としての役割を果たすことができ、うれしい限り。
 ようやく、ひとつ肩の荷が下りた感じがする。
 本ができあがるのが楽しみだ。写真も多いし、きっとはなやかな感じの本に仕上がるだろうから。
 
 
| ああ愉しき(?)、締切り地獄 | 22:55 | - | -
週末締め切り
 あっというまに1週間が過ぎていく。
 そして、またたくまに週末が訪れ、締め切りが迫る。
 今日も月刊誌の締め切りを終えたら、もうくたくた。何も考えたくないという状態になった。
 以前、ホームページを作成してくれたデザイン会社の人たちから、「ブログは楽しみながら気軽に書けばいいんだよ。締め切りに追われて疲れたときは無理せず、今日はもう書けませんってひとことだけでいいと思う。それでも、続けて書くことが大切だから」と、アドヴァイスを受けた。
 というわけで、今日は疲労困憊。これでおしまいです。
 また明日、元気を取り戻しま〜す。 
| ああ愉しき(?)、締切り地獄 | 22:30 | - | -
仕事仲間
 ようやく、牛田くんの本の校正が終わり、すべての直しを担当編集者のOさんに送った。
 そんなところへ、数年前まで音楽雑誌の編集をしていて、いまは北海道の音楽ホールの仕事に移ったKさんから連絡が入った。
 久しぶりの原稿依頼である。
 本当は、いまは新たな原稿を引き受ける余裕はないのだが、以前お世話になった編集者であり、現在の仕事をするなかで私を覚えていてくれ、原稿を書いてほしいといわれると、これが断れないんだよね。
 いわゆる仕事仲間の絆というべきか、縁といったほうがいいのか。
 いずれにせよ、そんなに長い原稿ではないため、お引き受けすることにした。
 先日も、兵庫のホールから原稿依頼があり、以前大阪のホールにいらした人からの紹介というので、やはりお引き受けすることになった。 
 ああ、こうやって、抱えている分量がちっとも減らないことになってしまう。
 でも、ひとつひとつ地道にこなしていけば、いつかは峠を過ぎるだろう、と楽観的な私(笑)。
 こうして地方のホールにも知り合いがたくさんいるわけだが、なかなかそうしたホールに出向くことができない。
 せめて原稿を書いて、その土地の人に読んでもらうことで、つながりを感じるとしましょうか。
| ああ愉しき(?)、締切り地獄 | 21:12 | - | -
牛田智大の単行本の表紙
 いまは、「リトル・ピアニスト 牛田智大」のこまかい訂正箇所などの原稿に追われている。
 しかし、今日はその単行本の表紙のデザインが2種類送られてきて、ようやく実感が湧いてきた。
 牛田くんのキュートな笑顔の写真が美しくデザインされていて、なんだかほんわかした気分になってしまう。
 原稿はほぼ終わったため、あとは校正を待つばかりだ。
 一応、ユニバーサルのセカンドアルバム「セレナーデ〜リスト&ショパン名曲集」のリリースと同時発売(6月19日)の予定となっている。
 しばらく続いていた牛田月間の峠が、ようやく見えてきた感じだ。
 眼精疲労も、ここしばらくは大分収まっている感じ。でも、まだまだ予断は許さない。少しでも、目を休ませなくちゃ。
 そんなことばかり考えていたら、今日近くのお店に国産のブルーベリーを売っているのが目に入り、すぐに購入。これをヨーグルトに乗せて食べるとおいしいんだよね。きっと、明日は目がパッチリ元気になるかも(笑)。
 
| ああ愉しき(?)、締切り地獄 | 22:57 | - | -
ひとつひとつの仕事を仕上げて
 今日は、「家庭画報」の牛田くんの特集ページの原稿を仕上げ、なんとか全部入稿を済ませた。
 このページは写真が大きくドーンときていて、見ごたえがある。なんといってもカラー8ページなので、目立つ感じだ。
 いろいろこまかい写真のキャプションなどもあり、結構時間がかかったが、ようやく終えることができた。
 そんなところへあちこちからメールが入り、「ラ・フォル・ジュルネ」がもうすぐですねとか、そろそろひと段落しますかとか、お食事しませんかとか、時間が空いたら会いませんかなど、さまざまな人からお誘いが入る。
 そうなんですよ、そろそろひとつの大きな山を越えようとしているんです。
 もうすぐ、もうすぐと自分にいいきかせ、ひたすら仕事に打ち込んできたが、みんなは私がそろそろガス欠になるのを知っているみたい(笑)。
 この山を越えたら、あとは一気に下りに入るのかなあ。気が抜けて、ふにゃけたら、どうしよう。
 まあ、あまり先のことは考えず、目の前のことをまずこなし、それから遅ればせながらの連休を少しだけとって楽しむことにしよう。
 最近、頭が疲れているのか、やたらに赤ワインを飲みたくなる。これって、ポリフェノールが必要ってこと?
 理屈はともかく、からだが欲するものをとったほうがいいんだよね。と、いいながら今夜もまたワインをグビリ…。
 
| ああ愉しき(?)、締切り地獄 | 22:37 | - | -
「リトル・ピアニスト 牛田智大」の原稿を入稿
 ようやく、「リトル・ピアニスト 牛田智大」(扶桑社、6月19日出版)の原稿を全部まとめて入稿した。
 ああ、疲労困憊だー。でも、肩の荷が下りたー。
 編集のかたからもご連絡をいただき、ほっとひと安心。
 でも、まだこれからこまかいところの訂正や加筆をしなくてはならない箇所が出てきそうだ。
 しかし、それはなんとかなる。とにかく終わったー。
 あとは「家庭画報」の特集記事と、ライナーノーツの執筆で牛田月間が終わる。
 今日も牛田くんは、ひたむきに録音をしているに違いない。それを思うと、私は終わったーなどとのんきなことをいっていては申し訳ない気がする。
 さて、少しは眼精疲労を癒したほうがいいよね。
 というわけで、ちょっとだけ、のんびりしよっと。おいしい物を食べて、ゆっくり寝て、また明日も頑張らなくっちゃ…。
 ああ、こういう瞬間が一番いいなあ(笑)
| ああ愉しき(?)、締切り地獄 | 22:52 | - | -
月末入稿
 世のなか、ゴールデンウィークでみんなリラックスしているというのに、私はせっせと原稿を書き、締め切りをこなしている。
 月末入稿の連載と、レギュラー原稿がたまっているからだ。
 今日は、近くのスーパーに買い物に行ったら、ふだんは買い物など縁のないようなお父さんや子どもや恋人同士や男子数人組などでお店は満杯状態。
 レジの前も長蛇の列。連休って、こんなにお店が混むんだっけ、とぴっくり。
 みんなが出かけているわけではなく、家でゆっくり食事をするという人が多いんでしょうね。
 さて、私も体力をつけなくてはならないため、最近はしっかり食べることにしている。どんなに時間がなくても、食事だけはきちんととる。
 今日は、近くの親しくしている無農薬野菜の販売店から野菜をいっぱい仕入れてきて、温野菜サラダとサーモンとホタテを入れたシチューを作った。
 ワインを飲みながら、ゆっくり食事をする。これだけは欠かせませんな。
 こうしてまた、パソコンに向かう。
 それでも、なんとか牛田くんの単行本の原稿は峠を過ぎ、ゴールが見えてきた。やれやれ。
 まだ、いろんなものが残っているから、気をゆるめるわけにはいかないが、少しは気が楽になった。
 明日は、録音中の牛田くんを訪ねて演奏を聴き、その様子も書かなくてはならない。
 さあ、もうひと山だ。足腰鍛えて、登りきらなくっちゃ(笑)。
| ああ愉しき(?)、締切り地獄 | 23:10 | - | -
牛田月間
 4月は、牛田智大の原稿が目白押しだ。
 まず、6月の新譜リリースに合わせて出版される牛田くんの単行本、そのセカンドアルバムのライナーノーツ、そして「家庭画報」の牛田くんのインタビュー記事と3本立てである。
 まさに「牛田月間」である。
 いろんな資料を調べ、インタビューの内容を検討し、さらにこれまで書いてきたものの見直しや音楽を聴き直しと、さまざまなことを行っているうちに、なんだか頭のなかが「牛田ワールド」のようになってきた。
 このように、ひとりのアーティストの原稿が一度に集中するということも珍しい。寝ても覚めても牛田くんの原稿一色で、どうも他の原稿のことが考えられない状況に陥っている。
 それでも、他にも書かなくてはならないものがあるし、そういうときは一気に頭のなかのスイッチを切り替えないといけない。
 これがなかなか難しいところだ。
 こういうときは、まったく別のことを少しだけするに限る。
 今日は、少しの時間だけ庭の花の植え替えをした。気温の変化についていかれなかったのか、枯れてしまった花があったため、なでしことみやこわすれを買ってきて植え替えた。
 こういうことをしていると、神経が休まるというか、頭がすっきりする。
 もう、高原の仕事部屋にも長い間いってないなあ。季節が変わり、山の自然もすっかり様変わりしたに違いない。
 5月の連休後、「ラ・フォル・ジュルネ」が終わり、牛田くんの本を無事に入稿したら、いけるだろうか。
 ああ、高原の空気がなつかしい。なでしことみやこわすれをながめながら、気分だけは自然のなかへブーン(笑)。 
| ああ愉しき(?)、締切り地獄 | 22:51 | - | -
仙台国際音楽コンクール
 先日、5月から6月にかけて開催される第5回仙台国際音楽コンクールの事務局のかたからお電話があったことはブログに書いたが、その原稿締め切りが今日だった。
 コンクールにこれまで足を運んだことのない人、コンクールというものにあまり関心を抱いていない人、コンクールのおもしろさを知らずに多分に誤解している人など、コンクールの入門編のような原稿が必要とのことだった。
 さて、どうしたものか。
 事務局のかたといろんな話をするなかで、私が思っていることを率直に伝えたところ、「そういう聴きかたがあったんですか」「新しい視野ですね」「けっしてアマチュアの発表会のようなものではないことを書いてください」といわれ、思うがまま、コンクールの醍醐味を書いた。
 仙台コンクールはこれまで何度か取材に出かけている。このコンクールはヴァイオリンとピアノ部門があり、コンチェルト(協奏曲)を課題曲の中心に据えている世界でも珍しいユニークな特徴を備えているため、その魅力も綴った。
 今年はすでに出場者78名が発表され、ヴァイオリン部門に14の国と地域から38名、ピアノ部門に12の国と地域から40名がエントリーしている。
 ヴァイオリン部門は5月25日から、ピアノ部門は6月16日から始まる。
 ぜひ、また取材に行って新しい才能が誕生する瞬間に立ち会いたいが、そのころ抱えている原稿がどのような状態になっているか、まったく予想がつかない。
 そんな先のことを考えずに、まずは目の前の原稿に集中し、2本分書き上げ、無事に入稿を果たした。
 こういうふだんの原稿以外のものが飛び入りで入ってくると、頭のなかがそちらにシフトし、なかなか元の原稿に戻れなくなる。
 でも、まだやるべきことは山積み。
 といっている間にも、いろんなところからコンサートのお誘いが入る。「ごめんなさい、いまとてもそういう状態じゃなくて」と、あやまりまくり。
 ああ、もう今日は週末になってしまった。1週間たつのは速いなあ。
 もっともっとペースを上げないと、牛田くんの本が大変だ〜。
 
| ああ愉しき(?)、締切り地獄 | 21:22 | - | -
コンサートに行かれない
 現在、コンサートシーズン真っただ中である。
 今日は、「東京・春・音楽祭」でワーグナーの「ニュルンベルクのマイスタージンガー」があり、なんとしてでも聴きたいと思っていたクラウス・フロリアン・フォークトがヴァルターを歌う日だった。
 それに加えて、フランス・ブリュッヘンが日本最終公演と銘打った18世紀オーケストラとのコンサートもあった。
 しかし、どちらも行かれない。目の前に締め切りが迫っているからである。
 ああ、どうしてこうなるの、と嘆いても始まらない。時間は止まってくれないし、締め切りも待ってはくれない。
 私は仕事机の前にメモを貼り、今日やるべきことを書いて終わったら消していく。ひとつずつクリアしていくわけだが、これがなんとも遅々として進まないことがある。
 体力と気力、集中力と持続力と、み〜んな総動員で頑張っているけど、ゴールが見えないことがある。
 こういうときに限って、どこかにパーっとおいしい物を食べに出かけたくなるから、困ったもんだ。
 そんな時間はないとわかっていても、気分転換したくなる。
 また、グチグチいい出した自分に愛想が尽きてきたゾ。
 さて、もうひとふんばりしますか。遠くのゴールを目指して…。
 
| ああ愉しき(?)、締切り地獄 | 21:38 | - | -
出張前の仕事
 いつも出張前はてんやわんやのすさまじい状態になる。
 留守にする間の原稿をすべて先に入稿していかなくてはならないからだ。
 今回も、月末から月始めとあって、雑誌や新聞の締め切りがもっとも重なる時期。それをメモに書き出し、仕事机の前に貼って、ひとつずつ済んだものを消していく。
 ようやくあと2本になった。
 でも、ここしばらくは、いろんなところから出張に関しての電話やメールが殺到し、そのつどあたふた。いや、まいりましたなあ。
 そして何も用意をしていないことに気づき、こりゃいかんと思い、とにかくトランクを引っ張り出して準備に取りかかった。
 私は旅支度はものすごく早いといわれるが、それでも今回はNHKの「エル・ムンド」の取材が入るため、洋服が結構増える。ほんのちょっとの出番だと思うが、やっぱりある程度はきちんとしていないと、テレビは怖い(笑)。
 れいのブーツで行こうと思ったが、もうひとつ靴も必要になる。それにジャケットも着たほうがいいかなあ、などと考え出したらきりがない。
 ええい、いいや、なんとでもなれと、最後はいつもの私の性格が顔を出し、あっさり決めてしまった。
 というわけで、今回のナントとパリの取材はいろんな雑誌、新聞、WEBに記事を書き分けるため、さまざまな方面での情報収集が必要となる。
 それぞれの担当者から「伊熊さんならではのグルメでおしゃれなテイストで書いてください」といわれ、ええーっ、私ってそう思われているの、とびっくり。
 ナントは以前訪れたときにも感じたが、とてもおだやかでリラックスできる町。食べ物ももちろんとてもおしいしい。特にそば粉のガレット(クレープ)が美味だったことを覚えている。
 実は、これ、アーティストレシピに登場してくる物。だからもう一度、本場の味を確かめてこようと思っている。
 さて、あと2本2本と。終わりは近いゾ。トランクもいっぱいになったし、今回は結構いい進み具合だ。
 でも、こういうときに限って、何か大切な物を忘れたりするんだよね。これが一番怖い。空港に着いて、真っ青みたいな…。仕事の必需品をもう一度確かめなくちゃ。エーイ、もうテレビの洋服はすっぱり頭から取り払おう(笑)。
| ああ愉しき(?)、締切り地獄 | 22:03 | - | -
クラシックはおいしい アーティストレシピ
 次の単行本「クラシックはおいしい アーティストレシピ」(仮題)の写真を全部撮り終え、レシピ(材料と作りかた)の原稿もひとまず完了し、すべてを出版社の担当者宛てに送った。
 いやー、結構時間がかかった。50人分となると、なかなか大変だ。
 でも、これでレシピのところはなんとか形になった。あとは、本文を50人分書かなくてはならない。もちろんアーティストの原稿がメーンだから、こっちのほうがもっと時間がかかる。
 それから各自の最新プロフィールを調べ、これも追加する。
 さて、これから出張までの間はふだんの連載やレギュラーの原稿と、来日アーティストのプログラム原稿がたまっている。これらを全部書き終えてからアーティストレシピの本文に入るわけだが、はて、いったいいつになることか。前途多難だなあ。
 そういいながら、いまはテニスの全豪オープンの真っただ中。ロジャー・フェデラーの試合だけは見逃せないため、この時間帯は自分で大目に見て、テレビ観戦をしている。
 本の担当者も、これくらいのリラックスタイムは許してくれるよね(笑)。
 さて、明日はナイトマッチでフェデラーの出番がある。その前に牛田智大のマチネーのコンサートに行かなくっちゃ。
 ああ、ようやくレシピのところだけ送ったためか、少し気が楽になったわい。今夜はゆっくり眠れるゾー。
 
 
| ああ愉しき(?)、締切り地獄 | 22:21 | - | -
たまっていた原稿がすべて完了
 今日は年末年始のたまっていた原稿の最後の1本を入稿し、ようやく肩の荷が下りた。
 その合間を縫って食材を買いにいき、アーティストレシピを2つ完成させ、写真を撮った。さあて、いよいよ残りは2つ。なんだかとっても時間のかかる面倒なものが残ってしまった。
 レシピを変えようかな、とも考えたが、ここはひとつ初心貫徹。面倒でも作るっきゃない。
 本を読んでくれた人に「これは面倒だから作りたくない」と思われると困るので、なんとか作りやすい方法を見つけ、すぐにトライしてみたいと思ってもらえるように考えなくちゃ。
 というわけで、いまや私のキッチンは食材だらけ。いろんな物がとっちらかって、すさまじい状態になっている。
 でも、あと2つ2つと自分にいいきかせ、整理をし、レシピのチェックをする。
 今週中にはすべてを作り終え、いよいよレシピをこまかく書き出す作業に入る。そしてそれが終わったら、いよいよ本文の原稿を50人分書かなくてはならない。
 ああ、ナントに出張するまでにまにあうのだろうか。
 あれこれ考え出すと頭が痛くなってくるから、いまは目先のことをひとつひとつこなしていくことだけを考え、いつもながらの「なんとかなるさ」という楽天的な性格で乗り切る。
 それにしても、よくここまできたなあ。あと2つなんて、よく頑張ったものだ。あっ、またお気楽な考えが顔をのぞかせてしまった(笑)。
 
| ああ愉しき(?)、締切り地獄 | 22:39 | - | -
明日は仕事初め
 明日はほとんどの会社が仕事初めとなるのではないだろうか。
 年末年始の原稿は、担当者が新年の出社一日目に見たいということで、その多くが本日中に入稿となっている。
 そこでねじり鉢巻きで仕上げましたゾ。たまっていた9本のうち、7本が入稿済み。やったね(笑)。
 あとは9日までに2本仕上げればいいというところまでこぎつけた。
 ああ、私の休みはいつ訪れるのだろうか…。
 それでも、原稿の合間にニコタマに出かけ、食材などを購入。これだけは欠かせないもんね。
 ついでにナント出張のためのヒートテックのパンツとソックスを買い、寒さには万全の備えとなった。
 というわけで、本日の仕事はすべて終わった。
 寝不足を解消するために、少し早目に寝ようかな。それとも輸入ビールのおいしそうなのが冷蔵庫にあるから、グビッといっちゃおうかな。いやいや、明日は疲れた顔をして人に会えないから、パックでもしようかな。
 やっぱり7本終わると、気分が軽くなるなあ。
 最後の原稿はマリア・ジョアン・ピリスのシューベルトのピアノ・ソナタのライナーノーツ(ユニバーサル)だったため、ここしばらくはずっとピリスの録音を聴いていた。そのおかげで、からだは疲労していても、心はかろやかでなんだか浄化した気分。これが音楽の力なんでしょうね。
 あっ、やっぱり輸入ビールにしようっと。ピリスをもう一度聴きながら…。
| ああ愉しき(?)、締切り地獄 | 22:14 | - | -
年末年始の仕事
 2012年の年末締め切りの原稿が何本かこぼれてしまい、休み明け一番で入稿することを約束し、各担当者に連絡を終えた。
 やれやれと思ってすべてを書き出してみたら、なんと9本ある。
 これにプラスしてアーティストレシピの本があるし、どう配分したら効率よく仕事がはかどるだろうかと考え出したら、頭がクラクラしてきた。
 でも、悩んでいても始まらない。こういう場合はひとつずつメモに書き出して、終わったものからチェックを入れていくしかない。
 今年は大掃除もおせち作りもパス。ひたすら原稿書きに集中する。
 今日はいつも通っているおいしいパン屋さんの年末年始の予約分を受け取りにいき、「来年もまたよろしくー」といって焼き立てのパンをたくさん抱えて帰ってきた。そのパンのいい香りとぬくもりがたまらない。
 これでお休みの間のパンは十分に確保できたゾ。
 イギリスパン、パケット、アップルパイ、マフィン、レーズンブレッドと、このお店ならではの特製をたくさんゲット。
 いま残っているパンは早速フレンチトーストにし、明日のランチ用に備えた。
 こういうことばかりやっているから、原稿が遅れていくんだよね。
 お料理の合間を見て、仕事をしなくちゃ。あっ、これって逆か(笑)。
| ああ愉しき(?)、締切り地獄 | 22:16 | - | -
音楽祭の仕事
 今月は各誌の年末進行で、原稿の締め切りがふだんよりずっと早めに設定されている。そのため、明日からの3連休も私にはまったく関係なく、入稿に追われる日々だ。
 これらにプラスし、来年の音楽祭の仕事が入ってきた。
 ひとつは、単行本にも関係のある「ラ・フォル・ジュルネ」のナントの取材。1月末に出発して1週間の出張。まず、ナントでの音楽祭を聴き、インタビューや取材をし、最後はパリに寄って、もうひとつアンサンブルのリハーサルを聴くことになった。
 さらに2013年2月に横浜と仙台で開催される「音楽の未来へ〜夢を紡ぐ〜国際音楽祭NIPPON」(芸術監督:諏訪内晶子)のプログラム原稿に携わることになった。
 その打ち合わせが年末に入り、全部の締め切りが年明けの9日に決まった。
 ああ、「アーティストレシピ」のお料理作りが遅々として進まないのに、どんどん他のことで時間がとられてしまう。
 まったく師走とはよくいったものだ。私もずっと走りつづけている。
 寝不足と疲労でちょっと風邪気味だけど、休んではいられないから、必死で風邪のウィルスを蹴散らし、ショウガハチミツを飲んでいる。
 これ、風邪のひき始めにすごく効くんですよ。私はハチミツ屋さんから取り寄せ、それをお湯で割って飲んでいるけど、ショウガとハチミツを混ぜればいいから手軽にできる。
 私のまわりは風邪ひきさんばかり。みんな仕事が忙しく、過労気味で大変だ。
 ぜひ、ショウガハチミツをお薦めしたい!!
| ああ愉しき(?)、締切り地獄 | 22:00 | - | -
あわただしい季節到来
 12月はあっというまに日々が過ぎていく。
 いまは「アーティストレシピ」の単行本のお料理を作って撮影することに時間を費やしているが、その間にもいろんなところから連絡が入り、原稿書きの仕事に戻ることになる。
 その依頼先のかたたちがみんな焦っていて、なんだかいつもとは違う様子。これも12月だからでしょうね。
 その焦燥感が私にも伝染し、なんだかせかせかと仕事をすることになる。
 それでも、原稿の合間を縫って、今日は2品目のレシピを作って撮影も終えた。
 ようやく峠が見えてきたゾ。とにかく12月中にはすべてのレシピの製作を終え、写真を完成させてしまわなくては…。
 来年に入ってからは、原稿のほうに集中したいから。
 今年の年末年始はまったく休みはとれそうにない。本来は趣味が高じて本の出版にまでなったことなのだから、もっと楽しんでやれるかと思ったが、これが結構ひとつずつ時間がかかることがわかった。
 というわけで、全部の締め切りは1月末と決まっているから、やっぱりのんびり楽しんではいられない。
 レシピを50個書き出し、ひとつずつ写真撮影の済んだものからチェックを入れ、作りかたを再度検討している。
 編集のかたからは、作りかたをできる限り詳しく紹介してほしいといわれているため、調味料なども目分量とか大体とかひとつかみとか、あいまいな表現は避け、大さじ2分の1とか小さじ2とか、具体的に書こうと思っている。
 でも、お料理って、何度も作っているものは、やっぱり適当な分量で作ってしまうものなんだよね。それは今回通用しないわけだ。
 さて、峠を目指して、ひたすら進んでいかなくちゃ。
 晴れて50レシピ作り終えたら、「イェーイ」っと乾杯したくなるだろうな(笑)。
 
 
| ああ愉しき(?)、締切り地獄 | 22:28 | - | -
月末の締め切り
 今日で11月も終わりだ。今年もあと1カ月しかない。
 こういうときに、私はいつもミッシャ・マイスキーのことばを思い出す。
「私はあと1カ月しかないと考えず、まだ1カ月あると考える。そのほうが前向きに物事をとらえることができるから」
 そうね、ミッシャの考えかたのほうが本当にポジティブでいいと思う。
 今日は音楽誌の月末の締め切り原稿を何本か仕上げ、その合間にたくさんの新譜を聴き、資料を山ほど読んだ。
 すると、あっというまに夜になってしまう。なんと時間の経つのは早いものか。ああ、もう月末かー。ホント、早いよなあ。いかんいかん、前向きだ、前向きに考えなくちゃ(笑)。
 とはいえ、あと1カ月でれいのアーティストレシピの本のレシピを全部仕上げて写真を撮ってしまわないと、まにあわない。
 さて、リストを見直して、お料理を作る順番を考えるかな。材料の問題もあるし、時間も考慮せねばならないし、さらに作りかたももう一度吟味しなくちゃ。
 師走とはよくいったものだ。さて、明日からは私も走らなくては…。

 
 
| ああ愉しき(?)、締切り地獄 | 22:06 | - | -
校正をすべて終了
 ようやく、すべての校正が終了した。初校、再校、三校と見るうちに、もうなんだかわからなくなってくるから困る。
 集中しなくちゃ、とひたすら自分にいいきかせ、何度も同じところを読んでいく。ああ、もっとこうすればよかった、ああすればよかったと思うところが出てくるが、いまさら大幅に変えることはできない。
 どこで自分を納得させることがてきるか。いや、完全に納得することはできないんだろうな。
 読めば読むほど、もっとこうしたい、ああしたいと欲求は尽きなくなる。
 でも、もうこの時点ですべてを担当者に任せたわけだから、腹をくくるしかない。
 というわけで、気分転換をしようと思い、昨日いただいた京野菜で「九条葱のグラタン」を作った。
 九条葱と冷蔵庫のなかにある野菜も入れ、実だくさんに。
 まず、九条葱3本とエノキダケひと束、ズッキーニ(小)1本は適宜な大きさに切ってバター大さじ2で炒める。
 ユリ根5枚はさっとゆでておく。
 グラタン鍋に炒めた野菜を敷き、グラタン用の溶けるチーズひとつかみをパラパラかぶせ、マヨネーズ大さじ2にしょうゆ少々を混ぜたものを乗せ、最後にパン粉をバラリ。
 220度のオーブンで約10分、パン粉がキツネ色になり、チーズが全体に溶ければ出来上がり。
 すごくおいしくできたのに、写真を撮ったらパン粉の白さが目立つ。もっとこげめがついたほうがおいしそうに見えたなあ。
 これは反省事項だ。もうちょっとオープンの温度を上げたほうがよかったのかも。次はそうしてみよう。こうして上達していくわけだ。
 まだまだ京野菜はたくさんある。また、レシピの研究をしようっと。
 さて、単行本のタイトルが最終的に決まった。
「伊熊よし子のおいしい音楽案内―パリに魅せられ、グラナダに酔う」(PHP新書)。私は最後まで自分の名前をタイトルにするのはちょっと、といったのだが、出版社とPR会社の熱意に負けてしまった(笑)。
 中身は「天才はスペインから生まれる」「芸術家はフランスで磨かれる」の2章立て。いろんな作曲家や演奏家が登場、取材やインタビューしたことも盛り込んだ。
 さて、もうまな板の鯉だ。見本誌が届くのが楽しみでもあり、怖くもあり。
 ええい、ここまできて悩んでいても始まらない。京野菜のグラタン食べて、ワインでも飲んでしまおう(笑)。

| ああ愉しき(?)、締切り地獄 | 21:49 | - | -
単行本の校正
 この連休は、単行本の校正に明け暮れた。
 そして、ついに今夜の宅急便で出版社に向けて発送。あとは責了ということで、担当者にすべて委ねる形となった。
 いよいよ12月7日には見本誌があがってきて、14日に出版、書店に並ぶことになった。
 夏からずっと息が抜けない状態だったためか、校正を戻した時点で一気に気が抜け、いまはなんだか虚脱状態だ。
 最後の最後までタイトルでもめ、いろんなことがあったけど、ようやく私の手は離れた。
 さて、久しぶりにのんびりしようかなと思ったのだが、何も手につかない。こういうときは、何もしないほうがいいのかも。今日のブログも短いけど、これでおしまいです。何も浮かんでこないので…。ボーッとふぬけた状態になっている私(笑)。
 

 
| ああ愉しき(?)、締切り地獄 | 22:09 | - | -
肩の荷が下りた
 キャッホー、夏から抱えていた単行本の原稿を昨夜すべて入稿した。
 肩の荷が下りたというか、肩がパリバリになっているというか。いまは疲労困憊の状態だが、精神的にはとっても楽になった。
 さあて、遊びに行くゾー。と、いいたいところだけど、来日ラッシュの真っただ中ゆえ、これからはコンサートとインタビューが相次いでいる。
 それでも、心はかろやか。これまですべてを犠牲にしてきたから、仕事の合間を縫って、まずはおしゃべり食事会をしたい。
 だれかー、誘ってくださいな。どこでも、どんなお料理でも、だれとでも行きますよー(笑)。
 それから、フィットネスをずっと休んでいるから顔を出さないといけないでしょ。腰痛がまたぶり返したし。
 買い物にも出かけたいでしょ。季節はもう秋を通り越して冬めいてきたから、ジャケットかセーターを見たいし。
 ああ、やりたいことがたくさんありすぎて、目が回りそう。
 でも、部屋を見回すと、あまりの散らかりように気が滅入る。まずは、お掃除が最優先事項だわ。
 とはいえ、当面はレギュラー雑誌の月末入稿が控えている。
 うーん、なかなかパーっと遊びに行くことはできないのね。ずっと集中していたから、緊張感から解放されて風邪をひかないようにしなくちゃ。
 でも、だれか自由の身になった私のお相手してくださーい!!
| ああ愉しき(?)、締切り地獄 | 17:55 | - | -
追い込み
 いまは単行本の追い込みで、あっというまに1日が過ぎてしまう。
 来週の半ばには全部入稿しなければならないから、今週が正念場だ。ただし、集中力と体力と気力が限界にきているためか、思うようにはかどらない。
 みんな、こういうときにはどうしているのだろう。だれか、仕事の効率が上がる方法を教えてくれないかなあ。
 私は自分をだましだまし、なんとか折り合いをつけてやっていくしかないと思っているのだが、なんとも歩みはのろい。
 そののろい進み具合のなかで、少しずつ峠を目指して足を運んでいくしかないんだよね。
 でも、もう来週は出かける仕事やコンサートが目白押し。その前に仕上げなくてはいけない。
 ああ、時間よ、止まってほしい!!
 
| ああ愉しき(?)、締切り地獄 | 21:44 | - | -
ピアノのムック
 いま、音楽之友社の「Piano&Pianist2012」の原稿を書いている。
 これは2008年以来の発刊となるもので、複数の執筆者が複数のピアニストの原稿を担当するというスタイル。
 ピアニストによって原稿の分量は異なり、CDの紹介が入る場合もある。
 それぞれのピアニストのできる限り新しい情報を盛り込みたいため、あれこれ調べることになるわけだが、これが結構時間がかかる。
 もう締め切りは過ぎているのに、まだ全部終わらない。こういうこまかい作業が得意な人っているんだよね。でも、私は大の苦手。
 しかし、いまさら文句をいっていても始まらないから、やるっきゃない。
 最近は、なんだか文句タラタラのブログが多いような気がするけど、これって読んでくれる人は不愉快になるだけだから、もっと楽しいことを書かなくてはいけないよなあ。
 ああ、私も楽しく仕事をしたいのはやまやま。
 調べ物も楽しみ、資料を読むのも楽しみ、ちっとも進まない原稿書きも楽しみ、なあんて、やっぱり無理っぽい。
 ここは集中してどんどん書いて、早く終わらせるのが一番。
 とはいえ、まだ調べることが盛りだくさん。やれやれ、いつになったら開放的な気分になれるんだろうか。
 さあて、また取り組まなくちゃ。でも、ちょっと紅茶でも飲んじゃおうかな。そうだ、いただいたおいしい紅茶があったんだ。息抜き、息抜きっと(笑)。
 
| ああ愉しき(?)、締切り地獄 | 22:23 | - | -
山本貴志
 またまた、毎月の締め切りが集中する時期が巡ってきた。
 いまは、山本貴志が須坂市文化会館メセナホールでチクルスを開催しているショパンのプログラムを書いている。
 以前も書いたが、これは今年の3月から10月まで8回に分けて行われているもので、いよいよシリーズの最終日が近づいてきた。
 第7回は10月14日、第8回は10月17日で、最終日はショパンの命日となっている。
 山本貴志からじかに依頼されたため、すべてのプログラムの曲目解説を書いてきたが、ショパンの作品番号付きのピアノ曲全曲を演奏するという彼の初の試みは、本当に大変だったと思う。
 それがついに最終回を迎えるわけだ。
 本当は須坂市のホールに駆けつけて演奏を聴き、ピアニストとともにシリーズ最終日を祝いたいのだが、いまはそれもままならない。本当に残念…。
 陰ながらエールを送ることしかできない。
 それにしても、全曲とは頑張ったよねえ。フィナーレまでもうひとふんばりだよー。
 このプログラムの原稿を書いているときは、いつも山本貴志のショパン・コンクール(2005年)のときの演奏が浮かんできた。人間の記憶とは不思議なもので、ショパンの作品について書いていると、その曲が脳裏に浮かび、それを演奏していた彼のステージの様子が走馬灯のように浮かび上がる。
 そういえば、昨日インタビューしたベン・キムもこの2005年のショパン・コンクールを受けたひとりである。セミファイナルまでしか進めず、演奏の順番が早かったため、私は聴き逃してしまったが、彼はこのコンクールに参加したことで日本公演が可能になったのだそうだ。
 その後、ダブリン・コンクールも受けたが、ここでもセミファイナル止まり。次いで受けたミュンヘン・コンクールでついに優勝を手にしたわけだ。
 一方、山本貴志は第4位入賞を果たし、以後ショパンをレパートリーの根幹に据えてじっくり作曲家と対峙し続けている。
 今回のシリーズを終えたら、ショパンに対する思いがどう変化したか、演奏がどのように変容したかを聞いてみたい。
 さて、また原稿に戻るとしますか。ショパンの作品を頭に思い描きながら…。私ももうひとふんばりだワ。
| ああ愉しき(?)、締切り地獄 | 22:45 | - | -
背中を押されて
 いま抱えている単行本のすぐあとに、ピアニストのCDブックのシリーズが入ってきたと先日書いたばかりだが、この編集のかたから、第1回と第2回の原稿締め切りの具体的なスケジュールが送られてきた。
 それが、なんと10月末と11月下旬。第2回はお正月をはさむため、印刷の関係上、締め切りが前倒しになっているからだ。
 これを聞いて私こそ、前倒しの姿勢になりそう。おっとっと、どうしよう。
 ということは、いまの本を急ピッチで仕上げなくてはならないということだ。
いいかえれば、これが「背中を押される」という意味なのだろう。
 書けなくて悶々としていたが、一気に「背中を押される」どころか、「お尻に火がついた」(失礼)感じ。
 とにもかくにも、やるっきゃない。
 よく、テニスのフェデラーがセット終盤に入って、「一気にギアを上げる」と評されているが、まさにこれですね。
 とはいえ、これまで悩んでいたのに、そう簡単にスイスイと筆が進むはずもない。どこかでバシッと切り替えなくてはいけないのかも。
 ああ、救世主はいないかなあ。ちょうどメシアンについて書いているため、神に祈るような気分になってきた。
 さて、ああだこうだと考えていても始まらない。また、メシアンと対峙するかな。
 
| ああ愉しき(?)、締切り地獄 | 22:16 | - | -
チェリストの原稿
 ようやく、次号の雑誌と新聞の連載&レギュラーの原稿をすべて入稿した。
 今日仕上げたのは、今月発売の「モーストリー・クラシック」のチェリストの特集の原稿。私の担当は、「いま活躍している海外のチェリスト」。6人を選んで、お勧めのCDもチョイスした。
 さて、これからしばらく単行本の原稿に集中できる。いや、できるはずだが、休日返上で仕事をしていると、やっぱり何か発散したくなってくるんだよね。
 今日はいま何が一番リラックスできることかと思案した挙句、結局いろんな食材を買いに出かけ、キッチンに立ってしまった。
 ミートソースをじっくりと煮込み、夏のおいしい肉厚のナスをオリーブオイルで炒め、北海道のモッツァレラチーズを合わせて「ナスとモッツァレラのボロネーゼ」を作った。
 パスタはもちろんイタリアのペンネ。合わせるワインもイタリアの赤。うーん、おなかはいっぱいになったけど、まだ発散しきれない(笑)。
 そうだ、明日は髪を切りに行こう。1年間ほど伸ばして「イメチェン?」「エレガントになったね」などといわれてきたけど、パリに行ってから急にまたショートにしたくなった。
 髪を切ると、きっとすっきりするかも。発散だ、発散。
 いつものなじみの美容師さんには「えーっ、ようやくここまで伸ばしたのに切るなんて」と驚かれるだろうけど、発散だ、発散(笑)。
 それで心機一転、原稿に新たな気持ちで取り組むことにしよう。と、いまは思っているけど、果たしてその通りになるだろうか…。
| ああ愉しき(?)、締切り地獄 | 22:34 | - | -
アロンドラ・デ・ラ・パーラ
 昨年9月に初来日し、勢いに満ちたすばらしい演奏を聴かせてくれたメキシコの美貌の指揮者、アロンドラ・デ・ラ・パーラが、再び9月に来日することになった。
 今回は東京フィルハーモニー交響楽団の定期演奏会の客演指揮で、12日、13日、15日にタクトを振る。
 それに先立ち、オーケストラの担当のかたからプログラムの原稿依頼があった。
 いまは新たな仕事は入れられない状況なのだが、担当者は私が昨年インタビューした「フィガロ・ジャポン」の記事とブログを読んでくれたそうで、それがよかったのでアロンドラの魅力をぜひ伝えてほしいとのこと。こういわれると、弱いんだよね。
「○○もおだてりゃ木に登る」っていう感じかしら(笑)。
 そこで急いで原稿を入稿したら、「読み進めるほどにクレッシェンドする高揚感を味わい…」というお礼のメールが入ってきた。
 うーん、なかなかすごいことをいってくれるよなあ。
 アロンドラは以前も書いたが、完全なワーカホリック。休暇もとらず、趣味の時間も省いて、ひたすら勉強あるのみ。前進する姿勢を崩さない。
 それを「夢をかなえるためだから何とも思わない。指揮者として自分に何ができるかを徹底的に追求していく」とさらりという。
 あまりに美しいため、ついその美貌に目が奪われがちだが、指揮も生命力あふれる前向きなもの。そんな彼女が再び来日し、華麗なる演奏を披露してくれる。
 こういうひたむきに自己の道を邁進し、夢に向かって突っ走っていく人を見ていると、勇気が湧いてくる。
 私も忙しくて他のことが何もできない、などと文句をいうのはやめよう。部屋がとっちらかっても、ネガティブに考えるのはよそう。パソコンと仲良くしすぎで疲労困憊だけど、少しでもいい文章が書けるよう前向きになろう。
 なあんて、一瞬はいい人ぶっても、長続きしない。やっぱり、「ああ、もうどこかにパーっと遊びに行きたい」「だれかと思いっきりおしゃべりしたい」「ストレスよ、飛んで行けー」というのが本音。
 アロンドラさーん、こういう凡人はどうしたらいいんでしょうね。
 今日の写真はそのコンサートのチラシ。美しく力強くポジティブ。ああ、爪の垢でも煎じたい…。

| ああ愉しき(?)、締切り地獄 | 22:08 | - | -
ノルマ達成!!
 ようやくすべての雑誌とプログラムと新聞の締め切りが終わり、今日は荷造りをした。
 その間にも校正が送られてくるため、荷造りを中断してまた仕事に戻り、終わるとすぐに荷造り。
 いつもヨーロッパに行くときは、気温差が一番気になる。日本は猛暑だが、向こうの空港に着いた途端、ブルブルッと寒気に襲われることが多いからだ。
 そのため、私はいつも3種類の洋服を用意することにしている。今回は、日本を発つときの真夏の洋服、寒さや雨などに適応する洋服、そしてちょっと涼しいくらいの気候に合わせた洋服。
 これだけでもかなり多くなると思ったが、やはり夏物なのでトランクはスカスカ。私はよくみんなから「荷物が少ない」といわれるが、応用の効くものを持っていくため、かなり荷物はコンパクト。
 さて、一番大切なこまかい地図と、行きたい場所の印をつけた資料を入れれば、それで出来上がりだ。
 明日はとっちらかっている部屋を少しでもきれいにお掃除し、仕事の資料を整理し、和食をたらふく食べますか(笑)。
| ああ愉しき(?)、締切り地獄 | 22:22 | - | -
ピアノのCDブック
 今日は、出版社とレコード会社とのコラボレーションによるピアノのCDブックのシリーズの打ち合わせに、出版社に出かけた。
 これは今冬から来春にかけてまず5巻出るもので、私はそのなかのピアニストに関する原稿と作品、演奏に関しての原稿を担当することになっている。
 これらが本のほとんどを占めるため、ページ数が多く、原稿の量もハンパではない。
 なんといっても問題は出版時期だ。またまた仕事が重なり、今日は担当者と話すうちに徐々に切羽詰まった気持ちになってきた。
 加えて、ひとりひとりのピアニストの曲をセレクトしなくてはならない。これは収録時間が限られているため、録音時間を考慮した上で必要な作品を選択しなくてはならないから、結構数字とのにらめっこになりそうだ。これからリストを待って、こまかい作業に入ることになる。
 ただし、ピアニストとピアノの原稿はもっとも得意な分野で、打ち合わせをしている間にどんどん書きたいことのアイデアが湧いてきたため、次第に口もなめらかになった。
 1時間半ほどじっくり内容の打ち合わせをした後、以前から親しくおつきあいをさせていただいている他の部署のかたたちのところに顔を出し、こちらは近況報告と楽しい雑談となった。
 帰宅してから、再度丹念に仕事の内容を検討し、文字数なども頭に入れ、時間をどうひねり出すかを考えていたら、うーん、頭が飽和状態になってきた。
 そんなところへ、月末入稿の催促が入ってきた。キャーッ、目の前の原稿に取り組まなくちゃ。
 その前にちょっとワインも飲みたいし、おなかもすいたしと、いろんなことをしていたら、すぐに夜は更けていく。どうしてこう時間の使いかたがうまくないんだろうな。
 でも、悩んでいる暇はないんだよね。ハイハイ、連載のCD評書かなくちゃ。録音聴かなくちゃ。解説書も読まなくちゃ。
 こういうときはいい音楽を聴くのが一番。今月はシンフォニーのいい録音が多い。さて、もうひとふんばり!!
 
| ああ愉しき(?)、締切り地獄 | 22:51 | - | -
仕事とオリンピックの狭間で
 もう月末入稿の時期に突入しているが、オリンピックの開会式もすぐ目の前に迫っている。
 またまたテニスの話で恐縮だが、ドローが決まり、フェデラーの対戦相手も決まった。
 もっとも驚いたのは、ロジャー&スタニスラフ・バブリンカの北京オリンピックダブルスの金メダリストの初戦相手が、錦織圭と添田豪になったことである。ウワーっ、大変だと思ったが、ひょっとしてこの組み合わせだと日本のテレビ放映があるってことよね。
 ああ、どっちを応援したらいいんだろう。両方勝ってほしいけど、勝負の世界はきびしいし…。手に汗握る一戦になりそうだ。
 というわけで、いよいよ開幕。
 だけど、だけど、ああ、月末で仕事はたまっているし、打ち合わせにはいかなくてはならないし、CD聴かなくてはいけないし、どないしよう。
 これから2週間は、仕事とオリンピックの間でウロウロ。でも、そのあとがきついから、観戦はほどほどにしなくちゃ。
 
 
 
| ああ愉しき(?)、締切り地獄 | 21:27 | - | -
チラシやプログラムの原稿
 コンサートのチラシが制作されるのは、演奏会の半年くらい前から。チケット販売の時期を考慮し、かなり余裕をもって配布されるからである。
 いまは、来年早々のコンサート用のチラシの裏の原稿を書いたり、今秋の演奏会用のプログラム原稿の締め切りが迫っている。
 雑誌もそうだが、かなり先の号の原稿を書くため、日が経つのがやたらに速いと感じてしまう。もうこの秋や来年の原稿を書くなんて、猛暑の真っただ中なのに、なんとも不思議な感覚だ。
 でも、その記事を見てチケットを購入してくれる人がいるわけだから、責任重大だ。短い原稿でも、多くの人が目を留めてくれるよう、充実した内容にしなくてはならない。
 こういう原稿は、集中力が勝負。暑さでボーッとしていると、とてもじゃないがいい文章は書けない。
 集中力を高めるためには、何が必要か。
 私の場合は、睡眠が足りていることと、食事をきちんととっていることが必要不可欠。要は、人間の基本要素ですな。
 そうそう、ストレスもいけません。でも、こればっかりは避けて通れないところが困ったモン。
 なでしこも頑張っているし、私も勇気をもらって頑張ろうっと。
 それにしても、まだテニスのドローが決まらないんだけど、一体どうなっているのかしら。スイスの選手の試合なんて日本では放映されないだろうから、ひたすらネット検索でロジャー・フェデラーを追うしかない。
 さて、いよいよオリンピックだ。寝不足の日々が続くから困るんだよねえ。原稿に響くし、じゃ見なきゃていいでしょといわれるけど、見ないわけにいかないし。スポーツ観戦が好きというのも、これまた困ったものだ(笑)。
 
| ああ愉しき(?)、締切り地獄 | 22:13 | - | -
若手アーティストの本
 昨日、ある出版社から新たな単行本の正式な依頼が入った。
 いま大人気の若手アーティストの本で、来春発刊予定のものである。
 実は、これに関しては以前から出版社、レコード会社、音楽事務所と発刊の時期、内容、その他さまざまなことについて打ち合わせを行ってきたが、ようやく出版社の会議が終了し、ゴーサインとなった。
 物事というのは、どうしてこう重なるときは重なるものなのだろうか。半年ずれてくれれば、いや1年ずれてくれればもっとじっくりひとつの仕事に集中して取り組むことができるのに、いまや単行本が3冊も重なってしまった。
「不景気な世の中なのに、そんなぜいたくをいうのは許されない」
「いいことじゃない。やるっきゃないでしょ」
「サクッとやればいいんだよ。大丈夫、いつも通り肩の力を抜いて書けばいいんだから」
 まわりはみんなお気楽なことをいってくれるよな。
 というわけで、この若手アーティストの取材が入ってきたため、いま抱えている原稿のピッチを上げなくてはならなくなった。
 でも、ここしばらくまったくフィットネスに通っていなかったため、今日は思い切って出かけ、からだを動かしてきた。
 すると、帰ってきた途端、一気に眠気が襲ってきて、パタンキュー。ああっ、夜の原稿書きができないよー。
 いったいどうしたらいいんだろう。動かないでパソコンにかじりついていればからだは悲鳴を上げるし、ちょっと運動すれば眠くなるし。
 これから数カ月、この問題との戦いが続きそう。
 みんな、もっと気楽に考えろとか、ふだん通りにやればいいとか、いろんなことをいってくれるけど、こればっかりはお気楽にいかないのよね。
 いい物を書きたい、きちんと集中しなくちゃと考え出すと、ああ、またもや肩が凝ってきたゾ。お気楽よっちゃんになれない今日このごろ…。
| ああ愉しき(?)、締切り地獄 | 22:35 | - | -
原稿書き
 ずっとパソコンに向かって原稿を書いていると、眼精疲労になるわ、首や肩が凝るわ、まったくいいことがない。
 ときどきは紅茶を飲んだり、和菓子を食べたりして休み、また同じ姿勢に戻る。
 最近は、フィットネスもご無沙汰。
 ところが、近くにちょっと買い物に出たら、「あらっ、伊熊さん?」と呼び止められた。フィットネスで一緒のYさんがお店の前に立っているではないか。
「えーっ、ご自宅、こちらのほうでしたっけ?」
「ううん、もっと先。でも、あなたに聞いたから、パン屋さんとお魚屋さんにきたのよ」
 なんという偶然。しばし、立ち話をして近況報告をし合い、「また、クラスで会おうね」と別れた。
 彼女も風邪をひいてしまい、あまり通っていないそうだ。
 ああ、来週は少しからだをほぐすために行かなくちゃ。これから長丁場の勝負で、根を詰めて書き続けなくてはならないから、体調のコントロールが欠かせない。
 今日はおいしい長芋が手に入ったから、とろろ汁にしようか、山かけにしようか、それとも長芋サラダを作ろうか。
 まだまだ食欲は落ちていないから、大丈夫だ(笑)。
| ああ愉しき(?)、締切り地獄 | 22:33 | - | -
休日返上
 毎回のことだが、月はじめは締め切りが結構重なる。昨日も今日も、休日気分はどこへやら、一日中パソコンと友だちだ。
 しかし、あまり目を酷使すると眼精疲労でショボショボしてくるので、ひとつの原稿が終わるとちょっと息抜きが必要となる。
 今日はシチリア風のパスタを作った。カジキマグロを軽く塩&コショーしてから角切りにしてオリーブオイルで炒め、ここにレーズンと松の実を加える。そしていつも作り置きしているトマトソースを入れ、冷蔵庫にあるありったけのハーブを入れたら出来上がり。
 パスタをゆで、このシチリア風のソースをかけて完成だ。
 これを食べてから、庭の植木に水やりをし、またまたパソコンの前へ。
 もう夜になったので、体力的に限界になり、あとはロジャー・フェデラーの試合観戦へと突入。
 明日もまた締め切りとの戦いが待っている。さて、ロジャーの戦いに一喜一憂しますか(笑)。
| ああ愉しき(?)、締切り地獄 | 22:20 | - | -
雑誌の特集
 今日から6月である。なんと時間の経つのは早いものか。
 ようやく月末の入稿がすべて終わったと思ったら、目の前には月の初めの締め切りが山積みとなっている。
 ああ大変だ、と深く考えず、とにかくひとつずつクリアしていかなくてはならない。1本の原稿を書くためには資料を調べ、以前自分が書いた原稿を読み直し、新たな視点をもって取りかかる。
 そうして集中している間に、時間がどんどん過ぎていってしまう。
 いつもこの繰り返しである。
 私はひとつの原稿が終わると、必ずおいしい紅茶をいただく。美味なる紅茶を飲んでフーッとひと息入れているときは、何も考えない。頭をからっぽにし、からだの力を抜き、英気を養う。
 そしてまた、次なる原稿「モーストリー・クラシック」の「ピアノ協奏曲」の特集に取りかかるというわけだ。
 さて、今日も夜中まで集中しなくちゃ。
 明日は、近くのパン屋さんが特別セールをするという。これは絶対出かけなくちゃ。そのパン屋さんは軽井沢が本店。都内にいくつか支店があり、私が行くところもいつも人でにぎわっている。自然なおいしさが人気の的である。
 さて、次はピリスの原稿と、ショパンのピアノ協奏曲の原稿を書かなくちゃ。あっ、そうだ、ローランギャロスのフェデラー、どうなったっけ。毎日しつこくてすみません(笑)。
 
| ああ愉しき(?)、締切り地獄 | 22:33 | - | -
新しい仕事
 お世話になっている人の紹介で、またもや単行本のオファーが入ってきた。これは大きなプロジェクトの一環で、私は本を1冊書くのが役目である。
 先日、楽しく仕事ができそうな単行本のことを綴ったが、これで今年は2冊書かなくてはならなくなった。
 さて、どうしたものか…。
 時間をどう作り出すか、どんな内容にしたら多くの人が読んでくれるのか。もう朝からそのことで頭がいっぱいで、目の前の原稿が手につかない。なんと情けないことか(笑)。
 もっとちゃんと地に足を着けてひとつずつ考えていかなくてはならないのに、なんだか浮足立っている自分に無性に腹が立つ。
 こういうときは、まったく視点を変えて、違うことを考えたほうがいいのだろうか。あるいは、頭をからっぽにすることをしたほうがいいのだろうか。
 でも、やらなくてはならないことが山積み状態。ムムム、私って、こんなにもキャパシティが小さかったのね。ホント、情けない。
 これからは資料や本などをたくさん読まなくてはならないし、集中力も必要。それには体力も気力も充実させなくてはならない。
 そんなことがぐるぐる頭のなかをめぐっているばかりで、一向に物事ははかどらない。月末だというのに、どうしよう。
 えーいっ、もう今日はおいしいものを作って、ワインを飲んで、思いっきりからだに楽をさせてしまおうか。と、またまた自分に甘いワタシ(笑)。
 明日から心を入れ替えて頑張ろうっと。
| ああ愉しき(?)、締切り地獄 | 22:19 | - | -
ミュンヘン出張準備
 ようやく、ミュンヘン出張前の原稿をすべて入稿することができた。
 さて、すぐに出張準備にとりかからなくてはならない。まだ何も用意していないし…。
 でも、もう疲労困憊して、しばらくは頭のなかが空っぽ。からだもいうことをきかない。
 こういうときは、まったく違うことをしたほうがいいのかも。
 というわけで、テニスのマドリード・オープンの決勝をテレビ観戦することにした。ロジャー・フェデラーとチェコのトマーシュ・ベルディヒの対戦だ。
 優勝すれば、フェデラーは第2位に返り咲くことができる。眠くても疲れていても、応援しなくちゃ(笑)。
 えーい、いいや。もう荷造りは途中でやめようっと。
 明日1日でなんとか帳尻を合わせよう。と、勝手にいいわけしているワタシ。
 ロジャー、頑張れー。エネルギーを分けてくれー!!
| ああ愉しき(?)、締切り地獄 | 22:30 | - | -
ユンディ・リ
 いまは、とにかく出張前にすべての原稿を終わらせていかなくてならないため、ほかのことは何も考えず、仕事に没頭している。
 昨日は、斎藤雅弘のデビュー35周年記念のCDのライナーノーツ(ナミ・レコード)を書き、「婦人公論」の連載ページに彼のCDを紹介する記事を書いた。
 そして今日は、もうすぐ来日してJ.S.バッハの「無伴奏チェロ組曲」を演奏するマイスキーのプログラム原稿を仕上げ、来週入稿分のヤマハのWEB「音楽ジャーナリスト&ライターの眼」の原稿を先行して送った。
 いまは、カード誌「シグネチャー」のユンディ・リの原稿を書いている最中だ。
 というわけで、もう体力も気力も限界に近い。
 でも、峠はなんとか見えてきたゾ。明日はユンディの原稿を仕上げ、新日本フィルの長い原稿としっかり向き合いたいと思っている。
 まだ、旅の用意はまったくできていないし、取材準備も十分ではない。早く仕事を終わらせて、納得いく準備をしなくては、と気持ばかりがあせる。
 いつも出張前はこんな調子だ。なんとかこのバタバタ状態にならない方法を見つけたいと思っているのだが、一向に直らない。
 いまはテニスのマドリード・オープンが行われているのに、フェデラーの試合を見るのもままならず、あとで結果だけ見て、陰ながらエールを送るだけ。さびしい限り(笑)。
 今日の写真はユンディ・リのインタビュー時のもの。彼には初来日のころから話を聞いているが、いつも超真面目。最初は口数もそんなに多くなかったが、次第に心を開いてくれるようになり、いまではかなり雄弁にいろんなことを話してくれるようになった。
 2月にリリースされた、中国のピアノ協奏曲「黄河」、民謡や伝承曲などをピアノ用に編曲した作品を真っ赤なピアノで演奏した「ザ・レッド・ピアノ」(EMI)の話題になると話が止まらず、「中国5000年の歴史と文化を自分のピアノに託して紹介するのが夢」と熱弁をふるった。今秋の日本ツアーではベートーヴェンのピアノ・ソナタを演奏する。
 彼は趣味はあまりないそうで、とにかく音楽のことだけを考え、音楽だけで毎日があっというまに過ぎていくとか。
 でも、おしゃれには気を遣っている。以前はディオールのスーツを着ていたが、現在はゼニアと契約しているそうだ。ちなみにステージで着る燕尾服もゼニア。なんと、驚くことに靴もゼニアなんだって。やるもんだ(笑)。





| ああ愉しき(?)、締切り地獄 | 22:52 | - | -
ミュンヘン出張
 5月15日から21日まで、1週間ミュンヘンに出張することになった。
 今年の11月26日から12月2日にかけて、マリス・ヤンソンス指揮バイエルン放送交響楽団が来日公演を行い、ベートーヴェンの交響曲全曲演奏会を開くのだが、その先行取材のためである。
 先日、オーケストラ側からオファーが入り、リハーサル、ゲネプロ、本番を2日聴き、指揮者のインタビューやオーケストラへの取材などを行うことになった。
 問題は、これから1週間の時間の使いかたである。出張前にすべての仕事を終わらせていかなくてはならない。結構、長い原稿も何本かあり、大きなプロジェクトの打ち合わせも入っている。
 こうなると、体力勝負だな。なんとか健康に気をつけ、ふんばって仕事をこなさなくてはならない。私はきちんと睡眠をとったり、食事に気をつけないと、すぐに集中力がなくなるタイプ。よく、不眠不休で働くということをいう人がいるが、いったいどうしたらそんなことができるのだろうか。
 私には到底無理だ。自分のペースを守って頑張るしかない。
 実は、5月19日はサッカーのチャンピオンズリーグの決勝戦がミュンヘンで開催される。今年はバイエルン・ミュンヘンとチェルシーの対戦である。きっと現地はお祭り騒ぎになっているだろう。
 私はれいのごとく、チェルシーを応援しているが、きっとオーケストラのメンバーは全員がバイエルン・ミュンヘンのサポーターだろうから、下手なことを口走ったら袋叩きに合うかもしれないし、取材に応じてくれなくなるかもしれない(笑)。ドログバやトーレスの名前など口にしないよう、黙して語らずという姿勢を貫くとしよう。
 おっと、サッカー観戦に行くわけではなかった。仕事です、仕事。しっかり取材やインタビューの準備をしていかなくては…。
 今日の写真は来日公演のチラシ。「名匠&世界最高峰の楽団の固い絆、満を持してのベートーヴェン・ツィクルス」というキャッチが書かれている。

| ああ愉しき(?)、締切り地獄 | 23:14 | - | -
沈丁花
 家にこもって原稿書きに追われているときに、ほんのひととき心が和む瞬間がある。庭の花々に水やりをするときである。
 この時期になると、毎年楽しみなのは沈丁花が強い芳香を放って、存在感をアピールすることだ。
 わが家の花はシロバナジンチョウゲで、真っ白な花をいくつもつける。これが咲き出すと、「ああ、寒さもひと段落したかな」という思いに駆られる。
 私はこの種の香りが好きで、似たような匂いをもつ庭木をいろいろ試しているのだが、なかなかうまく育たず、この沈丁花だけが元気いっぱい。毎年、庭の一角で「今年も咲いたよー」と私に呼びかける。なんといとおしいことか、ほとんど手入れらしい手入れをしていないのに、寒い季節に精一杯エネルギーをため込んで、春の息吹を伝えてくれる。
 今日の写真はその真っ白な花々。実は、もうひとつ元気に咲いているのが、ローズマリーの薄紫の小さな花。これはお料理に欠かせないアイテム。そのために植えたんだけど、花をいっぱいつけている姿を見ると、なんだかチョキチョキ切って、ハーブとして使うのがちょっと気の毒に思えてしまう。
 いまは、イタリアンパセリとセージも元気な緑色を誇示している。うーん、やっぱりこれはお料理に使わなくちゃ、彼らの役目が果たせないよな(笑)。


 
 
| ああ愉しき(?)、締切り地獄 | 23:12 | - | -
新日本フィルハーモニー交響楽団
 昨年から、新日本フィルハーモニー交響楽団のプログラムに連載で記事を書いている。
 題して「伊熊よし子の『ここに注目』」。毎回、トリフォニー・シリーズ、サントリーホール・シリーズ、新・クラシックへの扉の3つのプログラムのなかから自由に題材を選び、聴きどころや注目すべきところをエッセイ風に紹介するという内容である。
 打ち合わせのときに希望されたのは、あまりマニアックにならず、幅広い聴衆に向けてわかりやすい記事を書くということ。ビギナーにも読みやすい文章にし、作曲家や作品や演奏家について「こんなところに留意して聴くのもおもしろいのでは」というようなユニークな視点を見つけること。さらに、私の自由発想的なスタンスで楽しく書いてほしいということ。
 うーん、これは一見楽しそうな記事をなりそうだけど、本当はすごく難しい要求である。
 もう連載が始まってからかなり時間が経過したが、いつもプログラムとにらめっこですぐには題材が選択できない。それほど難しいのである。
 よく「クラシックの初心者にわかりやすく、門戸を広く開いた感じで」とか、「専門用語はあまり使わず、堅苦しくない文章で」とか、「クラシックにこれから親しもうとしている人たちに向けて楽しく書いてほしい」などといわれるが、これは非常に困難なことである。何の世界でも、平易な文章を書くことが一番難しい。しかも内容が伴わないといけないからだ。
 毎回、うんうんとうなりながら題材を決め、それについてとことん調べ、自分のなかで咀嚼し、できる限りシンプルな文章で綴るようにしている。
 ただし、これはひとつの原稿が400字という短いもの。それを毎回複数本書くことになっている。そのなかで、それぞれ凝縮した内容にしなければならない。たいていは書き始めると、すぐに文字数がオーバーしてしまう。それからまたやり直し、練り直して400字で収めるようにしていく。
 何事も経験だから、最近はなんとか慣れてきて以前よりはすべてが早く進むようになったものの、まだまだ納得いく方法がつかめない。
 今月もまた、締め切りが近付いてくると、プログラムとにらめっこの日が始まる。なんとか、いい記事が書けないものかなあ。アーティストはよく「一生勉強です」と語るが、私もその思いをいつも感じている。さて、また今月もとことん悩みますか(笑)。
今日の写真は最新号のプログラムの表紙。毎回、定期演奏会の指揮者が表紙を飾る。今回はジャン=クリストフ・スピノジとトーマス・ダウスゴー。


  
| ああ愉しき(?)、締切り地獄 | 22:05 | - | -
大谷康子
 またまた、締め切りの重なる時期に突入。でも、ここ数日はインタビューの仕事が相次ぎ、出たり入ったり…。
 というわけで、原稿を書くのはどうしても深夜になってしまう。いかんなあ、次の日に寝不足のひどい顔でアーティストに会うのはマズイし。どうしたものか。
 でも、ここ2、3日に会ったアーティストはみんな超のつくエネルギッシュな人ばかり。話を聞いているだけで、そのエネルギーが私にも乗り移り、疲れているはずなのにやけに元気になった。
 昨日インタビューをしたヴァイオリニスト、大谷康子はそのなかでも、飛びぬけて元気だった。話は止まらず、話題は広がって滔々と流れていき、常に笑顔を絶やさない。
 彼女は5月12日にサントリーホールで、ピアノの藤井一興との共演でバッハの「シャコンヌ」を中心に据えたリサイタルを行う。このときの話を中心に聞いたのだが、プログラムの組み立てから各々の作品に対する思い、新録音の「シャコンヌ〜佐村河内守 弦楽作品集」(コロムビア)に関することまで、一瞬たりともいいよどむことなく、雄弁に熱く語った。
 大谷康子は東京交響楽団のソロ・コンサートマスターを務め、音大で数多くの生徒を教え、弦楽四重奏団の活動から各種の室内楽、イヴェントまで幅広く活躍。時間がいくらあっても足りないほどだと思うが、ご本人は「やりたいことが山ほどあって、いくら演奏しても疲れないし、ふだんは5時間ほどの睡眠で大丈夫。おいしいものをたくさん食べて、いっぱいしゃべって、楽しくヴァイオリンを弾く。これも周囲の人たちがみんな助けてくれるおかげ」とにっこり。
 いやー、あまりにもすごい情熱に、疲れも一気に吹き飛んだ感じ(笑)。ランチもご一緒し、その間も楽しいおしゃべりは続いた。
 実は、このインタビューは彼女が教授を務めている東京音楽大学のレッスン室で行われた。久しぶりに母校を訪れたため、感慨無量。この音大から私も巣立ったんだよね。
 大谷康子の元気なオーラと、新校舎が増えて輝いている母校の様子と、両方から活力をもらった日となった。
 このインタビューは「音楽の友」の次号に掲載される予定になっている。
 今日の写真は、笑顔のステキな彼女のワンショット。躍動感に満ちた情熱的な演奏が聴こえてくるような感じでしょ。

| ああ愉しき(?)、締切り地獄 | 22:57 | - | -
アストル・ピアソラ
 ああ、ようやく締め切り地獄から這い出た感じだ。なんだか、まわりの空気が違って見える(笑)。
 実は、次号の「モーストリー・クラシック」はピアソラの特集ということで、以前ピアソラについてインタビューをしたギドン・クレーメルとヨーヨー・マの原稿を入稿したばかり。
 この原稿を書いていて、ピアソラに関して熱く語っていたクレーメルとヨーヨー・マの表情をなつかしく思い出した。
 彼らのピアソラの録音はいまでも大切に聴き続けているが、本当にピアソラの音楽に惚れ込んでいるのがわかる情熱的な演奏だ。

 アストル・ピアソラ(1921〜1992)が残した録音を聴くと、まずその鋭角的で明快なタッチに驚く。バンドネオンとは、こんなにもはげしい音を出す楽器だったのかと。
 現在は多くの実力派のバンドネオン奏者がいる。彼らの奏でるバンドネオンはノスタルジックで哀愁に満ち、情熱的で多彩な表情をもっている。
 ところが、ピアソラのバンドネオンはちょっと趣が異なる。実際にこの楽器で生涯戦っていた人特有のすさまじく思いの強い音なのである。
 ピアソラは新しいタンゴを創造し、踊りの音楽から純粋に聴いて楽しむタンゴを生み出した。「タンゴの破壊者」とか「タンゴの革命家」といわれ、保守派からさまざまな妨害を受けた。
 だが、ピアソラは屈しなかった。彼は生涯自分のタンゴを模索し、曲を書き続けた。
「私はクラシックの作品を書きたいんだよ」
 子どものころバンドネオンでバッハやモーツァルトを演奏し、作曲の勉強をしていたピアソラは、クラシックの作曲家になる夢を抱いていた。しかし、結局はタンゴに自分の道を見出す。
 クラシックの演奏家が彼の音楽に魅了されるのは、ピアソラの曲にクラシック的な要素が見え隠れしているからかもしれない。
 ピアソラは常に恋をし、音楽で戦い、10キロ近いバンドネオンで自己を主張した。音楽も人生も味が濃い。
| ああ愉しき(?)、締切り地獄 | 14:33 | - | -
美味なる打ち合わせ
 昨夜は、仕事の打ち合わせに御茶ノ水のホテルのフレンチレストランに出かけた。お相手は、会社の社長さんおふたり。
 フレンチレストランでおいしいワインを飲みながら、お料理をいただきながら、さまざまな話題で盛り上がり、その後、場所を変えてバーに移り、またまたおしゃべり。
 気がついたら12時を回っていて、夕方6時から始めた打ち合わせはなんと6時間を過ぎていた。
 おふたりはとても話題が豊富で、私もつられて仕事以外の話などもしてしまい、とても有意義なひとときを過ごすことができた。
 実は、いまは締め切り地獄のまっただなか。本当はこんなにリラックスしている時期ではないのだが、おふたりのおだやかな雰囲気と楽しい話術と仕事熱心な姿勢に巻き込まれ、日ごろの疲れが一気に吹き飛んだ。
 さてと、またまたパソコンと格闘しなくちゃ。これからまだ1週間くらいは気が抜けない。フィットネスにも全然行けないし。ああ、からだがバリバリしてきた。もっとスピードを上げて原稿を書かなくちゃいけないなあ。
 といっても、ひとつひとつの原稿がまったく異なる内容だから、時間がかかるし…。集中力の勝負だワ。エーイッ、集中力やってこーい(無理か 笑)。
 今日の写真は美しいフレンチのひと皿。完全フルコースのすばらしきお料理が次々に登場してきた。やっぱり、お料理って目でも楽しむものなのね。

| ああ愉しき(?)、締切り地獄 | 22:26 | - | -
牛田智大
 毎回この時期になると締め切りが重なり、コンサートには行けず、自由な時間もほとんどなく、切羽詰まった状態の日々が続く。
 でも、今日はそんなすさまじい状態の私にひと吹きのみずみずしい風を送り込んでくれた人がいる。先日も録音風景を書いた12歳のピアニスト、牛田智大のインタビューに出かけたのである。これは次号のヤマハ「音楽ジャーナリスト&ライターの眼」に書く予定だ。
 すでに2度目だったためか、親しみをこめて笑顔でインタビューに答えてくれ、その知性の豊かさと大人っぽい対応にまたまた感動!
 デビューCDのライナーノーツを書くため、各々の作品について話を聞いたのだが、これがどんな質問にも当意即妙の答え。私は昔からロシアの神童たちに出会っているため、彼らに対して子ども用のことばは使わない主義。ひとりのアーティストとして対応する。
 牛田智大もそれを即座に理解し、いろんな話をポンポンと素早くしてくれた。なんてすばらしい才能なんだろう。
 そしてインタビューが終わって階下で広報を担当している人と話していたら、エレベーターでディレクターと追いかけてきて、「これ、どちらがいいですか。僕、決められなくて」とジャケット写真の異なったバージョンを見せられた。
 私は何でも即決タイプ。自分の直感を信じているほうなので、「こっちがいいんじゃない。あくまでも私個人の考えだけど」」と1枚を推薦。
「ありがとうございましたー」とにこやかにエレベーターに消えた彼を送り、うーん、写真に迷っているのか、とひと安心。だって、あまりにも優等生的だとつまらないじゃない。少しは迷いや悩んでいる様子が見えないとね(笑)。
 彼に会って、前向きでさわやかな風を感じ、一気にエネルギーが湧いてきた。さてと、また原稿と格闘しますか。
 今日の写真はインタビュー時のもの。お母さんが「よく女の子にまちがえられるんです」と話していたが、本当にキュート。「あまりかしこまっているのはつまらないから、何か好きなポーズしてよ」といったら、困った顔をしていたが、一瞬このポーズをした。私はその瞬間を逃さないもんねー(笑)。

| ああ愉しき(?)、締切り地獄 | 23:40 | - | -
仕事納め
 ようやく年末入稿がすべて終わり、今年の仕事納めとなった。
 もちろん、フリーだから何か規則があったり、約束ごとがあるわけではないが、一応自分のなかでは1年の仕事のけじめがついた感じがする。
 そしてフィットネスの最終日の最終クラスに参加し、これも2011年の締めくくりとなった。
 今日のフィットネスは1週間お休みになるためか、トレーナーのかたたちがかなりリキが入っていて、絞られるのなんの…。ようやく終わったときには、みんなで「今日はキツかったねえ」「腰がガタガタになっちゃった」「足が痛い、明日の大掃除、できるかなあ」と口々にいい合い、それでも「お疲れさまあ」「よいお年を」「来年もよろしくね」といいながら元気に別れた。
 一生懸命指導してくれたトレーナーのかたたち、本当にありがとう。5月から通い始めたけど、続けてきてよかった。また来年も頑張りまーす。
 というわけで、これから年末にしなくてはならないことが山積み。
 今夜は、北海道のかたからいただいたカニを使ってカニしゃぶを作った。これを食べて、明日から大掃除に、片づけに、お正月のお料理作りに精を出さなくては。そうそう、年賀状も書かなくちゃ。そんなこんなであっというまに日が過ぎていくんだろうな。
 今年はどこにも出かけず徹底的に資料の整理をすることに決めたため、それに集中することに。2012年はもうあれこれ資料を探すことなく、すぐに原稿が書ける状態にしたい。これは長年の目標であり、夢でもある。
 さて、年末年始にどれくらい目標が達成できるか、ちと心配…。
| ああ愉しき(?)、締切り地獄 | 22:55 | - | -
アルバイシン
 またまた月末の締切り地獄の時期がやってきた。
 でも、今日はその合間を縫ってスペイン在住のピアニスト、比石妃佐子の電話インタビューがあったため、「CDジャーナル」の編集部に出かけた。
 彼女はアルベニスやグラナドス、ファリャ、モンポウなどの作品を幅広く手がけ、バルセロナを拠点に活躍している。その話はとても興味深く、スペイン好きの私としては電話の向こうからスペインの熱い風が吹いてくるのを感じ、胸が高鳴る思いがした。
 そのインタビューはまた次回ゆっくり綴りたい。
 今日は彼女と話をしている間、私の頭のなかではアルベニスの組曲「イベリア」のなかの「アルバイシン」の旋律が鳴っていた。これはpppが印象に残る神秘的な曲で、詩的で精緻でありながら、哀愁を帯びたカンテ・ホンド(フラメンコの奥深い歌)や情熱的でリズミカルな部分も挟み込まれる。
 実は、この曲に関してはひとつ思い出がある。もう大分前のことになるが、「ピアノの女王」と称され、スペイン作品のスペシャリストといわれたアリシア・デ・ラローチャにインタビューをしたとき、この「アルバイシン」という曲の情景がどうしても浮かばないのですが、と私がいうと、ラローチャは「アルバイシンを歩いてみることよ。ねっ、アンダルシアに行きなさいよ。きっと大きな収穫があるわ」といってくれた。
 あれから何度アンダルシアを訪れ、アルバイシンに足を運んだことか。
 アルバイシンはアンダルシアのアルハンブラの丘を望む地区で、アラブの匂いに包まれ、ロマの香りがし、迷路のような小道がどこまでも続いている。
 地図を頼りに歩いていても、いつのまにか迷い込んでしまう。真冬でも日差しは強く、白壁と美しい花々に囲まれた「カルメン」(アラビア語が語源。果樹園を意味する。女性の名もこれに由来)と呼ばれる家は日常を離れた別世界を思わせる。人々はパティオにテーブルを出し、陽気に食事をし、そのかたわらを真っ黒な猫が横切っていく。
 この1月にも、再びアルバイシンを訪れ、ゆったり散策した。そのときの風景が、比石妃佐子のインタビューで蘇ってきた。
 ああ、戻ってきたばかりなのにまた行きたくなった。さて、残りの原稿がひと段落ついたら、また彼女の「イベリア」のCDを聴こうかな。
 今日の写真はアルハンブラ宮殿からアルバイシンを臨んだところ。これを音楽で表現したアルベニスはすごい!!

| ああ愉しき(?)、締切り地獄 | 22:56 | - | -
マイペースの難しさ
 久しぶりに体調を崩し、あちこちに迷惑をかけてしまった。
 いつも夏はシーズンオフのため来日アーティストも少なく、そんなに仕事が立て込むことはないが、今年はなぜかオーバーワークになってしまい、つい無理を重ねたのがよくなかった。
 ふだん健康なときは考えないのだが、体調がよくなくなると、健康のありがたさが身にしみる。私はふだんほとんど薬を飲まないため、かかりつけのお医者さまからもらった薬もからだに合わない。これで余計に体調がよくなくなるから、困ったものだ。
 ようやくいまは治りかけてきて、たまっていた原稿と格闘している。でも、なんだか頭はボーっとしているし、からだはだるいし、集中力に欠ける。そのため、いつもの3倍も4倍もひとつの原稿に時間がかかる。なんたることか…。
 こういうときは、きまって「少し休みなさい」という声がどこかから聞えてくる。そうなんだよね。少し、仕事の方法を考えないといけないな。
 本来、私はのんびり屋。ゆったりとした時間のなかでじっくりひとつの原稿と向き合いたいタイプ。でも、いまはそれができない状況に陥っている。
 私の仕事はアーティストをはじめ、編集部やマネージメントやレコード会社など相手のスケジュールに合わせなくてはならないため、マイペースで進めることができない。これが一番難しいところ。
 体調を崩すと、とかくネガティブなほうに考えがち。だけど、友だちから「ネアカのよっちゃん」と呼ばれている私。そろそろ元気出さなくちゃ。
 とはいえ、いまいちからだに力が入らない。しばらくはカメのように進んでいきますか。  
| ああ愉しき(?)、締切り地獄 | 22:27 | - | -
レイ・チェン
 幕別町の「チロット音楽祭」に出かけたのはたった4日間だが、その前はほとんど半徹夜状態で締切りをこなし、戻ってからも原稿に追われる日々が続いている。
 こういうときに限ってすばらしい試合が行われていて、夜中に起き出しては応援している。サッカーの女子ワールドカップの「なでしこジャパン」の活躍である。
 私は昔から沢穂希のファン。彼女は努力型で、ガッツと責任感がある。沢にボールが渡ると、何かしてくれるのではないかと期待が高まる。
 いよいよ決勝戦まで来た。このチームは結束が固く、しかもおもしろくて創造力に満ちたサッカーをし、夢と希望を与えてくれる。
 女子サッカーはあまりイエローカードが出ないし、フェアプレイが多い。からだの大きなドイツ人やスウェーデン人に真っ向勝負を挑む姿は、ほれぼれしてしまう。決勝も声を嗄らして応援するからね!!
 さて、今日は最近私がその才能に惚れている若きヴァイオリニスト、レイ・チェンの話題。1989年台湾生まれの彼は、2009年のエリザベート王妃国際音楽コンクールで優勝の栄冠に輝き、一躍その名が世界に知られるところとなった。
 その前年にはユーディ・メニューイン国際コンクールで優勝を果たしているが、そこからカーティス音楽院に戻ったところ、仲のいい友人が「メニューインはそんなに大きなコンクールではないから、もっと大きなエリザベートを一緒に受けに行こうぜ」と誘われたそうだ。レイ・チェンはようやく優勝を果たして戻ったばかりだったため、またすぐに翌年の準備をするのは大変だと考えたが、友人が熱心に誘うため、準備にとりかかることにした。
 ところが、翌年いよいよ参加するための書類を提出する時期になり、友人が「ぼく、やめたよ」とあっさり宣言。
「ものすごくショックを受けた。だって、エリザベートを受けるために日に9時間も練習して準備していたのに、最初にいい出した友だちがやめたんだもの。自分は室内楽のほうに道を変えたといって。本当はぼくもやめようかと思ったけど、せっかく身も心も削って(笑)必死に練習したんだから、やはり受けようと思って参加することにしたんだ」
 母親は食事を作ったり、さまざまなサポートをしてくれたが、「メニューインの優勝者なんだから、せめて第2次予選までは進んでね」といいながら送り出してくれたという。
 その心配をよそに、彼は見事に優勝を勝ち取った。以後、国際舞台で幅広く活躍するようになった。メニューイン・コンクールのときに審査員を務めていたマキシム・ヴェンゲーロフに認められ、彼が指揮をしている各地のオーケストラのソリストとして招かれ、ときにはともにヴァイオリンを弾くという。
「マキシムはようやく肩が治りつつあり、ぼくと2台のヴァイオリンのための作品などで共演してくれる。いつもガンガン弾きながら教えてくれるし、ぼくにとっては大切なメンターともいうべき存在。特にJ.S.バッハの作品に関することを教えてもらっている」
 レイ・チェンのデビューCD「ヴィルトゥオーゾ」(ソニー)はそんな彼のあらゆる魅力が凝縮したディスク。このインタビューはもうすぐ発売される「婦人公論」に掲載される予定。
 演奏は集中力に富み、野太く情熱的な音が印象的だが、素顔は明るく率直で自然体。来日中に覚えた「ジョーダンです!!」という日本語を連発し、みんなを笑わせて喜んでいる。
 もう次なるアルバムが決まっていて、メンデルスゾーンとチャイコフスキーという2大コンチェルトを録音するそうだ。
「こんなに有名な作品を録音するのって、結構怖くない? みんなが知っている曲だから」
 といったら、急に「アーッ」と叫んで両手で顔を覆った。
「なんでそういうこと、早くいってくれないの。もう決まっちゃったんだよ。そうか、やっぱり怖いよなあ。ああ、どうしよう。この録音、リリースしないほうがいいかも」
 そういってディレクターを見ながら、本当に困惑顔をしていたが、「まっ、仕方ないよね。やるっきゃないから」と素早い立ち直り。
 レイ・チェンは日本のペットボトルのウーロン茶が気に入り、大きなボトルを何本も飲み干し、何度も席を立った。
「またちょっと席はずすよ、ごめんね。飲みすぎちゃって…」
 そして戻るやいなや、またがぶ飲み。憎めない人です(笑)。天才的な音と表現力の持ち主なのに、なんとおかしいことか。
 今日の写真は「演奏がすばらしいんだから、それ相応のシリアスな表情してみて」といったところ、このポーズで決まった。ちょっと気どりすぎかも…。



 
| ああ愉しき(?)、締切り地獄 | 22:22 | - | -
運動不足解消
 長年パソコンと仲良くしているからか、眼精疲労、首と肩と背中が痛く、ついに腰痛まできて、運動不足をしっかり自覚。締切りが重なってくるこの時期は、特に始末が悪い。
 以前はプールに行ったり、ジムに通ったりしたものの、やはり時間がとられて長続きしない。
 そんなときに、家の近くでフィットネスのクラス「Thera Fit(セラフィット)」を見つけた。試しに無料体験を試みたところ、これが実にのどかで自由でリラックスできる。参加しているメンバーも、いわゆる「大人」ばかり。必死で運動しているジムの人たちとは異なり、疲れているときは適度に手抜きをしているとか。
 そうか、こんなおだやかなやりかたがあったのね。最初の15分から20分くらいはマッサージチェアでリラックス。それから40分ほど、ふだん使わない筋肉を伸ばしたり、引き締めたり、ストレッチを行う。
 トレーナーがこれまた、とってもいい人ばかり。体育会系のさっぱり型で、明るく、自然にみんなの面倒を見てくれる。
 1年以上通っている人も多く、70代の人もたくさん。なかにはリタイアした男性もいて、女性にまじって一生懸命ストレッチをしている姿はほほえましい限り。
 というわけで、なんとか週に1度から2度は通うようにしている。
 先日は、そのフィットネスが終わってからニコタマにお茶を飲みに行った。ここでまたまたにんまりと笑ってしまうできごとに遭遇した。
 コーヒー専門店でカプチーノを頼んだら、コーヒーを入れてくれた男性がうしろを向いてなにやら作業をしている。なんだろうと思っていたら、出てきたカプチーノを見て、「キャーっ、かわいい!」と叫んでしまった。
 私のはクマちゃんがミルクで描かれ、もうひとりの分はネコちゃんだった。こういうの、なごんじゃうんだよね。
 今日の写真はそのカプチーノ。イライラしている人、嫌なことがあって滅入っている人、疲労がたまっている人、ストレスでまいっている人、どうぞこの2匹のぽんやりした顔でそれらを忘れてください。




 
| ああ愉しき(?)、締切り地獄 | 22:48 | - | -
ピョートル・アンデルシェフスキ
 また、いつものように締切り地獄の時期が巡ってきた。
 だが、こういうときに限って、聴き逃せないコンサートが目の前に…。ああ、時間がない。でも、聴きに行きたい。
 というわけで、悩んだ末、21日にサントリーホールで行われたピョートル・アンデルシェフスキのリサイタルに出かけた。
 彼は必ずといっていいほど、J.S.バッハをプログラムに入れる。今回もバッハの「フランス組曲第5番」と「イギリス組曲第6番」が披露された。
 そしてこれも必ずといっていいほど、当初のプログラムから変更になる。今回も冒頭の「イギリス組曲第5番」が「フランス組曲第5番」に変わった。
 次いで、シューマンの演奏される機会に恵まれない「ペダルピアノのための練習曲(6つのカノン風小品)が登場。これはアンデルシェフスキが編曲した版が用いられた。
 そして後半のショパンのマズルカ作品17も作品59に変更。
 最後の「イギリス組曲第6番」は、ヨーロッパで「息を吞むような演奏」「音の錬金魔術師」「聴衆は興奮のあまり総立ち」と評された作品。まさにバッハを愛し抜いている彼ならではの求心的な演奏だった。
 今回はいずれの作品もこまやかな響きを美しく聴かせる奏法で、完璧なるテクニックながら実に自然でのびやか。彼は演奏前ステージ上に設けられたカフェ風の椅子にすわってお茶を飲みながら聴衆が入ってくるのをながめていたが、時間になるとすっと立ち上がるとピアノを弾き出した。
 このユニークさ。この自然さ。そして演奏の集中力の高さ。これがアンデルシェフスキの個性だ。
 以前、インタビューをしたとき、彼はこんなことを語っていた。
「私は子どものころからピアノを弾くのに近道はないと思っていた。なんとか抜け道などを探した時期もあったけど、やはり楽をしてうまく弾けるようになることはないと悟ったんだ。結局、まじめに練習して、まじめにひとつずつ習得していかなくてはならない。ずっとそれを続けていくと、やがて辛いことの先に楽しさやおもしろさが見えてくる。先生というのは、一生いてくれるわけではなく、究極は自分自身で道を切り拓いていかなくてはならない。自分がさぼれば、自分に返ってくる。つまりは、まじめにやらなくちゃいけないということさ(笑)」
 アンデルシェフスキはポーランド人とハンガリー人の両親のもと、ワルシャワに生まれた。子どものころはお姉さんとテニスをしたり外で遊ぶほうが好きで、ピアノの練習は「やっているふり」をしていたという。
 それでも、8歳のころにはハイドンのソナタを好んで弾いていたそうだ。
「11歳のころに就いていた先生が、1本の指でレガートを出す方法を教えてくれた。これがとてもおもしろくて、それからいままでずっとこのレガート奏法を自分で工夫し、実践している」
 これはペダルなしで、緊張感をもって1本の指だけで鍵盤を次々に弾いてレガートを出す方法。こういう話をするときのアンデルシェフスキは、子どものように目を輝かせる。
 それから、シマノフスキの話題も話が止まらなくなる。同郷の作曲家には敬意を抱き、「ピアノ作品集」(EMI)の録音は絶賛された。
 今回のリサイタルに関しては、「日本が困難な状況にあるとき、自分は何ができるでしょうか。それは日本を訪れて音楽を奏でることで、日本への連帯の意を示すことだと思うのです」とプログラムに綴っている。
 これまで何度も演奏を聴いてきたが、まさに今回はアンデルシェフスキと聴衆の間で連帯が生まれたひとときとなった。
 集中力の高さと独創的な解釈が特徴だといわれるが、そこに懐の深さを付け加える一夜となった。
 そしてもっとも印象に残ったのが、バッハにおける装飾音の自在な入れかた。ピアノと遊ぶように、ピアノの響きを楽しむように嬉々として挟み込まれる装飾音は、この時期だからこそ、日本を元気にしたいという彼の思いが込められているようだった。
| ああ愉しき(?)、締切り地獄 | 23:01 | - | -
ユジャ・ワン
 またまた毎月のことながら、集中的な取材と締切り地獄の日々が巡ってきた。
 東日本大震災の影響から来日アーティストは大幅に減っているが、それでもコンサートは徐々に増え、チャリティ・コンサートが多数組まれている。
 雑誌が相次いで出版されるのもこの時期だ。まず、今日は「音楽の友」5月号が届いた。
 この号では、中国出身で現在はアメリカで研鑽を積みながら国際舞台で幅広く活躍している新進気鋭のピアニスト、ユジャ・ワンのインタビュー記事が掲載されている。
 彼女は3月に来日公演を行い、テクニック、表現力、音楽性ともに度肝を抜くようなすばらしく高度な演奏を披露し、聴衆をうならせた。
 インタビューでもっとも驚いたのは、その留学秘話。10代前半のときに両親がアメリカへの飛行機の片道切符を渡し、ひとり旅立たせたのだそうだ。ことばもわからない、食べ物は苦手、だれも知り合いがいない国に送り出され、途方に暮れたそうだが、「私には音楽があった」といい切った。
 これは日本の両親はとてもまねできないことではないだろうか。中学生になったばかりの子をひとり異国へと留学させるなど、心配でできないと思う。中国の両親は、まさに「かわいい子には旅をさせろ」を実践したわけだ。
「だから私はがむしゃらにことばを覚え、友だちを作り、音楽院になじもうと最大限の努力した」という。うーん、すごい。
 そしてめきめきと頭角を現し、16歳でマネージャーが付き、本格的なコンサート活動を開始し、やがてドイツ・グラモフォンと契約する。
「中国にいたときからイエローレーベルのCDを先生に聴かせてもらっていたので、このレーベルと契約できて夢がかなったわ」
 にこにこしながら、サラリと答える。
 演奏中は類まれなる集中力と緊迫感をただよわせているユジャ・ワンも、素顔はおだやかで自然体。だが、一本芯の通った強さも感じさせる。
 彼女は努力する、視野を広く持つ、練習を怠らない、前進あるのみということばを次々に並べた。そして恵まれている自分におごることなく、勉強を続けたいと語った。
 このときはミニスカートに皮ジャンをはおり、写真撮影のために着替えも用意していた。写真もこまかくチェック。「嫌いな写真が載るのはイヤなの」と、私のブログ用の写真も「見せて見せて」とのぞきこんだ。

 今日の写真はそんな彼女がオーケーを出した1枚。もっとはじけているほうが私は好きだったのだが、ユジャはおとなしいほうをセレクトした。

| ああ愉しき(?)、締切り地獄 | 22:20 | - | -
リスト・イヤー
 毎月のことだが、月末から月初めにかけては原稿の締切りが集中し、ほとんどトランス状態に陥る。
 いま抱えているのは、今年生誕200年のメモリアルイヤーを迎えたフランツ・リスト(1811〜1886)の原稿。各雑誌ともリスト特集を組み、この作曲家のあらゆる面をクローズアップした内容を組んでいる。リストその人の紹介だったり、CDだったり、曲目解説だったり…。
 メモリアルイヤーにはその作曲家の作品を収録したCDが多く登場し、またコンサートでも数多く演奏される。その作曲家をより詳しく知るチャンスの年となるわけだ。
 だが、アーティストにその話をすると、ほとんどの人が「メモリアルイヤーなんて関係ないよ」「私にとっては、毎年がベートーヴェンの年であり、ショパンの年であり、モーツァルトの年なんですよ」と異口同音に語る。ときどき、「私はメモリアルイヤーの年には、あえてその作曲家の作品は弾かないようにしている」と答えるあまのじゃくな人もいるくらいだ。
 しかし、昨年のショパン・イヤーは世界中がこの作曲家で盛り上がった。今年はどうだろうか。
 さて、そんな原稿に追われているときに限って、テニスのオーストラリアン・オープンが開催されている。私は1999年からスイスのロジャー・フェデラーを応援している。最初はいまのように顔色ひとつ変えない落ち着いたマナーの選手ではなく、コートでも大声で叫ぶ、ラケットはたたき壊す、審判に食ってかかる、アンフォーストエラーをするとキレる、というタイプだった。
 しかし、初めてヨーロッパのテレビでプレーを見たときから、そのしなやかなアーティスティックなプレーに魅了されてしまった。以来、ずっとフェデラーひと筋。2006年に初来日し、有明コロシアムでプレーをしたときには、仕事そっちのけで飛んで行った。幸い、とてもいい席が確保でき、フェデラーのすね毛まで見えるような近い場所で観戦できた。
 優勝後、インタビュールームに入っていく彼を近場でながめることもできて、至福のひとときを過ごしたものだ。(なんというミーハー)
 その話を女性誌の担当者に話したら、以後、彼女は私に送るメールには必ず「フェデラーのすね毛ウォッチャー 伊熊さま」とタイトルをつけてきた。まいりましたね(笑)。それだけ近い位置だったといいたかっただけなのに。
 というわけで、今回もずっと原稿の合間を縫ってはフェデラーの試合をちらちらと見ていたのに、昨夜準決勝で敗れてしまった。なんというショック。しばらくは何も手につかなかった。
 でも、こうなったら、もう仕事に集中するしかないな。また、次に期待しよう。ポール・アナコーン・コーチ、指導よろしく!
 今回の写真はその有明コロシアムで撮った1枚。ああ、美しかったなあ。私はフェデラーのようにバックはシングルハンドの選手が好きで、グラフもそうだったし、エナン、ガスケ、バブリンカ、みんな打ったあとの姿が実に美しい。
 なあんて寄り道していたら、原稿の催促がいくつもメールに入ってきた。担当のみなさま、遅れていてごめんなさい。もう私のオーストラリアン・オープンは終わったので、集中します。朝も夜も関係なく、土曜日も日曜日も休日返上でパソコンと仲良くしますから、許してね。
 今回は若き才能のライナーノーツもふたつ書き上げた。ひとりはすでに有名になった15歳のピアニスト、小林愛実の第2弾(EMI)。ベートーヴェンのピアノ・ソナタ第8番「悲愴」と第23番「熱情」、シューマンの「子供の情景」を収録している。またもやすごい集中力を感じさせる意欲作だ。
 もうひとりはウィーン留学中の17歳のピアニスト、諸戸詩乃。彼女はこの若さでシューベルトの「即興曲作品90」と「楽興の時」を録音しているから驚きである(カメラータ)。全編に詩情があふれ、とてもみずみずしい演奏に仕上がっている。
 さて、次の原稿にかかる前に大好きな紅茶を飲もうかな。と、また中断。私は紅茶に目がなく、お取り寄せで世界各地の紅茶を楽しんでいる。以前、ロンドンでヴァイオリニストのナイジェル・ケネディにインタビューをしたとき、彼は日に20杯くらいの紅茶を飲むといっていた。それにより、脳が覚醒するのだそうだ。私も脳を覚醒させて、さあ、もうひとふんばり。

| ああ愉しき(?)、締切り地獄 | 22:17 | - | -
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