Yoshiko Ikuma - クラシックはおいしい -Blog

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第5回仙台国際音楽コンクール
 今日は、2013年に行われる「第5回仙台国際音楽コンクール」の開催記者会見が開かれた。
 同コンクールは協奏曲を主体とした課題曲による、非常に特色のある内容を持つ。ヴァイオリンとピアノの2部門からなり、予選で独奏が課題となるほかは、セミファイナルもファイナルもすべてオーケストラとの共演。もちろん入賞者記念ガラコンサートもオーケストラとの共演が組まれている。
 本日の出席者は、奥山恵美子(仙台市長・仙台国際音楽コンクール組織委員会会長)、海老澤敏(運営委員長)、宗倫匡(ヴァイオリン部門審査委員長)、野島稔(ピアノ部門審査委員長)の各氏。
 まず、スケジュールが発表されたが、それによると出場申し込みが2012年1月から始まり、締切りは11月15日。予備審査が2013年1月に行われ、その結果発送が2月15日まで。そして課題曲変更期限は3月15日となっている。
 今回から予備審査は出場希望者から送られてきたDVDで行われることになり、この課題曲は現在検討中だそうだ。
 開催はヴァイオリン部門が5月25日から6月9日まで。ピアノ部門が6月16日から6月30日までとなっている。
 このコンクールは出場者に対するホスピタリティがすばらしいことで知られており、ホームステイやボランティア活動が盛んなことが大きな特色のひとつとなっている。それが3月11日の震災の影響でどう変化するかという質問が相次いだが、市民の協力はより一層強まり、みんながこういう時期だからこそコンクールを盛り上げていこうという気持ちで団結しているそうだ。
 これまで何度かこのコンクールの取材を行ってきたが、入賞者たちが異口同音に「すばらしいケアに感謝している」「多くの人たちが温かい気持ちで見守ってくれ、さまざまな支援をしてくれたため、音楽に集中できた」と語る。
 もう来年からコンクールに向かってスタートが切られるわけだが、ぜひ第5回もすばらしい才能を持ったヴァイオリニスト、ピアニストが誕生してほしい。
 審査委員長の宗氏と野島氏が語ったことだが、協奏曲を演奏すると、その音楽家の個性が明確に現れるという。オーケストラとの共演により、自分がどう弾きたいかというコンセプト、合わせものによる室内楽のセンス、独奏者としての説得力などがはっきり出てくるそうだ。それが審査の対象となり、個性豊かな音楽家が優勝の栄冠を手にすることになるわけだ。
 今日の写真は記者会見に参加した4氏。左から野島稔、海老澤敏、奥山恵美子、宗倫匡の各氏。


 
 
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