Yoshiko Ikuma - クラシックはおいしい -Blog

ブログ

牛田智大
 毎回この時期になると締め切りが重なり、コンサートには行けず、自由な時間もほとんどなく、切羽詰まった状態の日々が続く。
 でも、今日はそんなすさまじい状態の私にひと吹きのみずみずしい風を送り込んでくれた人がいる。先日も録音風景を書いた12歳のピアニスト、牛田智大のインタビューに出かけたのである。これは次号のヤマハ「音楽ジャーナリスト&ライターの眼」に書く予定だ。
 すでに2度目だったためか、親しみをこめて笑顔でインタビューに答えてくれ、その知性の豊かさと大人っぽい対応にまたまた感動!
 デビューCDのライナーノーツを書くため、各々の作品について話を聞いたのだが、これがどんな質問にも当意即妙の答え。私は昔からロシアの神童たちに出会っているため、彼らに対して子ども用のことばは使わない主義。ひとりのアーティストとして対応する。
 牛田智大もそれを即座に理解し、いろんな話をポンポンと素早くしてくれた。なんてすばらしい才能なんだろう。
 そしてインタビューが終わって階下で広報を担当している人と話していたら、エレベーターでディレクターと追いかけてきて、「これ、どちらがいいですか。僕、決められなくて」とジャケット写真の異なったバージョンを見せられた。
 私は何でも即決タイプ。自分の直感を信じているほうなので、「こっちがいいんじゃない。あくまでも私個人の考えだけど」」と1枚を推薦。
「ありがとうございましたー」とにこやかにエレベーターに消えた彼を送り、うーん、写真に迷っているのか、とひと安心。だって、あまりにも優等生的だとつまらないじゃない。少しは迷いや悩んでいる様子が見えないとね(笑)。
 彼に会って、前向きでさわやかな風を感じ、一気にエネルギーが湧いてきた。さてと、また原稿と格闘しますか。
 今日の写真はインタビュー時のもの。お母さんが「よく女の子にまちがえられるんです」と話していたが、本当にキュート。「あまりかしこまっているのはつまらないから、何か好きなポーズしてよ」といったら、困った顔をしていたが、一瞬このポーズをした。私はその瞬間を逃さないもんねー(笑)。

| ああ愉しき(?)、締切り地獄 | 23:40 | - | -
CALENDAR
S M T W T F S
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293031    
<< January 2012 >>
CATEGORIES
ARCHIVES
LINKS
PROFILE