Yoshiko Ikuma - クラシックはおいしい -Blog

ブログ

デュオ・ガッザーナ
 ヴァイオリニストは常に自分と音楽性、人間性が合うピアニストを探しているが、姉妹だったら問題はすべて解決、自分の目指す音楽を存分に発揮することができる。
 イタリア出身のデュオ・ガッザーナは、ヴァイオリンのナターシャ・ガッザーナ(妹)とピアノのラファエラ・ガッザーナ(姉)のデュオ。公式なデビュー・コンサートは1990年代中頃だが、幼いころからずっと一緒に演奏してきた。
 今日は、そんなふたりのミニ・リサイタル&トーク・イベントがHAKUJU HALLで開催され、その後インタビューを行った。
 彼女たちは2011年にECMレーベルからデビュー・アルバム「Five Pieces」をリリースし、2014年3月にはセカンド・アルバム「プーランク、ウォルトン、ダルラピッコラ、シュニトケ、シルヴェストロフ作品集」をリリースしている。
 今日はそのアルバムからシュニトケの「古い様式による組曲」から第3曲「メヌエット」と第4曲「フーガ」、シルヴェストロフの「J.S.Bへのオマージュ」、プーランクの「ヴァイオリンとピアノのためのソナタ」から第3楽章が演奏された。
 長年、姉妹で共演しているよさというのは、まさにこういう演奏をいうのだろう。あうんの呼吸で、すべてがごく自然に流れていく。
 インタビューでも、お互いを本当に理解し、信頼しあっている様子が伝わってきた。
 現在はラファエラがベルリンに住み、ナターシャはフィレンツェにいるそうだが、ひと月のうち20日は別々で10日間は一緒に演奏しているという。
 姉妹といわれなければわからないほど顔も性格も異なり、それがお互いを補い合ったり、異なる行動をしたりというメリットにつながっているそうだ。
「私たち、本当にキャラクターが違うの。でも、その個性の違いが音楽ではいい結果を生み出す。他の人との共演は考えられないわね」
 彼女たちはスイスで学び、日本の歴史や文化に深い興味を抱き、読書が趣味で、さまざまな言語にも挑戦している。
 今日のインタビューはヤマハのWEB「音楽ジャーナリスト&ライターの眼」に書く予定にしている。
 写真は、演奏風景とインタビュー後のショット。向かって左がラファエラ、右がナターシャ。ラファエラが母親似で、ナターシャが父親似だという。ホント、似ていないよねえ(笑)。声や話し方もまったく違うんですよ。でも、みずみずしく推進力にあふれた演奏は、同質のものがある。





| アーティスト・クローズアップ | 23:36 | - | -
CALENDAR
S M T W T F S
   1234
567891011
12131415161718
19202122232425
262728293031 
<< October 2014 >>
CATEGORIES
ARCHIVES
LINKS
PROFILE