Yoshiko Ikuma - クラシックはおいしい -Blog

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ヴォーチェス8
 イギリスは、合唱の盛んな国である。
 教会の聖歌隊をはじめ、大学の仲間が集まって合唱団を結成したり、ア・カペラのグループも多い。
 そんなイギリスの8人の若手歌手によって結成されたヴォーチェス8(VOCES8)は、いまもっとも話題を集めているア・カペラ・グループ。古典的な宗教作品からポップス、ジャズまで幅広いレパートリーをもち、国際的な活動を展開している。
 2003年にウェストミンスター寺院聖歌隊出身者たちで結成され、その後少しずつメンバーが変わったものの、当初の合唱を楽しむ気持ち、聴き手とその楽しさを分かち合う気持ちに変わりはない。
 今日は、来日中のヴォーチェス8のメンバーふたりにインタビューを行った。
 話を聞いたのは、ポール・スミス(バリトン)と、バーナビー・スミス(カウンター・テノール)の兄弟。2歳上の兄ポールがグルーブのリーダー的存在で、さまざまな交渉や実務をこなし、弟のバーナビーが芸術監督として音楽面での責任を担っている。
 結成時からのメンバーは4人で、あとのメンバーはシビアなオーディションによって選抜されたそうだ。
 このインタビューは、ヤマハのWEB「音楽ジャーナリスト&ライターの眼」に書くことにしている。
 ふたりともとても人なつこい性格で、どんな質問にもことばを尽くして丁寧に答えてくれる。それも常に笑顔を絶やさず、相手の目をまっすぐに見て話す。
 彼らの新譜は「夕べの祈り〜奇蹟のア・カペラ」(ユニバーサル)と題したアルバムで、さまざまな時代の曲が収録されている。
 メンバーは、ソプラノふたり、カウンターテノールふたり、テノールふたり、バリトンとバスがひとりずつという構成。
 来週の23日には、14時から東京オペラシティコンサートホールでクリスマス・コンサートが開かれる。ここでは、クリスマスに因んだ幅広い曲がプログラムに組まれている。
 彼らは、2005年にイタリアのゴリツィア国際合唱コンクールで優勝した実力派。いまやコンサート活動と教育活動の2本を柱に、大活躍。イギリスの最前線をいくア・カペラ・グルーブに成長した。
 CDを聴くと日常の煩雑なことから解き放たれ、一気に別世界へと運ばれる感じを抱くが、きっとナマを聴いたらもっと強烈な印象で、魂が浄化するような気分になりそうだ。いまからすっごく楽しみ…。
 今日の写真は、インタビュー後のふたり。左が兄のポール、右が弟のバーナビー。顔はあまり似ていないけど、声の質感は同じものがある。よく電話で兄弟をまちがえるという話があるけど、そんな感じ。
 コンサートの日は、ぜひメンバー全員の写真を撮りたいな。


 
  
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