Yoshiko Ikuma - クラシックはおいしい -Blog

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アリーナ・イブラギモヴァ
 昨日は、王子ホールに先日インタビューをしたアリーナ・イブラギモヴァのリサイタルを聴きに行った。
 今回のプログラムは、J.S.バッハの「無伴奏ヴァイオリン・ソナタ&バルティータ」全曲。14時からと17時からの2回公演で、全6曲を演奏するという構成である。
 アリーナのバッハは以前にも聴いているが、とてもエネルギッシュで、みずみずしい音が全編を貫く。
 彼女はアダージョやアンダンテの曲は非常にゆったりと大きく弦をうたわせ、バッハの意図したオルガン的な響きや神秘性、荘厳さ、敬虔さなどを醸し出していくが、ブレストやアレグロの曲になると、一転して疾走するような推進力に満ちた音楽に変容する。
 テンポの速い曲になると、即興性を帯び、音色にも大きな変化が生まれ、若々しく生命力を帯びた音楽と化す。
 現在の楽器は、ゲオルク・フォン・オペルから貸与されたアンセルモ・ベローシィオ(1775年製)で、ヴィオラのような深々とした低音が印象的だ。
 先日のブログにも書いたが、2015年と2016年にセドリック・ティベルギアンと組んで、モーツァルトのヴァイオリン・ソナタ・チクルスを行う。バッハとは、また趣の異なる演奏が堪能できるに違いない。
| クラシックを愛す | 22:23 | - | -
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