Yoshiko Ikuma - クラシックはおいしい -Blog

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アルド・チッコリーニ
 アルド・チッコリーニの訃報については、以前綴ったことがあるが、その後もいろんなところでチッコリーニの記事を書いてきた。
 そんなとき、ワーナー・クラシックスから《チッコリーニの至芸》と題する7タイトル、リイシューが6月10日にリリースされることになったというニュースが入ってきた。
 担当のOさんから、そのライナーの依頼があり、いろんなことを話しているうちに、7タイトルすべてのライナーを書くことになった。
 ドビュッシーの作品がほとんどで、ラヴェル、グラナドス、アルベニス、ファリャなどが少し加わっている。
 なにしろ7タイトル分で、ひとつは2枚組。曲目解説だけでも膨大な曲数になる。
 チッコリーニは私がこよなく愛すピアニストゆえ、追悼の意味も含め、全タイトルのライナーを引き受けたが、準備に入った段階で、こりゃ大変なことになったと痛感。
 ともかく、曲数が多い。調べても調べても、あとからあとから曲が湧いてくる感じ。まず、曲目解説を仕上げ、そのあとでアーティストについて、演奏についてなど、巻頭言を書くことになる。
 今週はいろいろ出かける仕事が多く入っているが、パスできるものはできる限りパスして、原稿に集中しなければならない。
「仕上がったところから順次、入稿してください」
 Oさんにいわれ、ヒェーッという感じだ。
 どこから仕上がるか、何から完成するか。まだ皆目わからない状態。巻頭言も流用はやめて、全部変えて書きたいし…。
 というわけで、今週は全3万字の原稿と格闘だ。
 今日の写真は、Oさんが送ってくれたチッコリーニのCD56枚入りのボックス(輸入盤)。
「参考にしてくださいな」
 こういわれ、少しずつ聴き始めたけど、なにしろ56枚だ。ゆっくり聴いていると、原稿がまにあわないから、関係のあるところだけ聴くことにする。
 それにしても、チッコリーニは大いなる遺産を残してくれた。その演奏を愛する者にとって、感謝感謝、まさに宝物である。
 このボックスを目の前に飾り、ひたすら原稿を書くことになりそう。いつ終わるのか、いまはまだ暗中模索だ。


 
| ああ愉しき(?)、締切り地獄 | 23:20 | - | -
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