Yoshiko Ikuma - クラシックはおいしい -Blog

ブログ

ヤマハ・ガラ・コンサート
 今日は、ヤマハ・ガラ・コンサートを聴きにオーチャードホールに出かけた。
 これはヤマハ音楽振興会創立50周年記念のコンサートにあたり、ヤマハ音楽教室在籍生、同出身アーティストのさまざまなスタイルの演奏が行われた。
 共演は、大友直人指揮東京交響楽団。
 実は、私は「ショパン」の仕事をする前に、ヤマハ関係の記事を書いていた時期があり、このときに北海道から九州まで各地の音楽教室の取材を行っている。
 今日はとてもなつかしい気持ちが湧いてきて、ヤマハの音楽教室が1954年からスタートしたと知り、感慨深かった。
 すでに500万人が音楽教室から巣立ち、現在では海外でも多くの音楽教室が稼働しているという。
 9歳から13歳の音楽教室在籍生のオリジナル作品の演奏に続き、エレクトーンプレイヤーの渡辺睦樹、作曲家の大島ミチルの作品がオーケストラとともに演奏され、最後はピアニストの上原彩子の登場。
 彼女の代名詞とも呼ぶべきチャイコフスキーのピアノ協奏曲第1番を堂々たる演奏で聴かせ、2時間半に渡るコンサートの幕を閉じた。
 終演後、レセプションがあり、アーティストや関係者と会って話をし、ようやく4時間におよぶ仕事が終わった。この記事は、次号の「モーストリー・クラシック」に書く予定である。
 上原彩子と会ったら、「ちょっと太っちゃって、ドレスがきつくて大変だった」と、笑っていた。
 今日のドレスは、真紅のウエストラインを絞ったデザイン。チャイコフスキーを演奏するときは、かなり前に体重をかけてガッと踏ん張るため、おなかの部分がきつかったようだ。
 この真紅のドレスは、50周年の記念イヤーを祝す意味合いが含まれているそうだ。
 彼女のチャイコフスキーのピアノ協奏曲第1番は、何度も異なる指揮者、オーケストラで聴いているが、常にパワー全開、フィナーレまで一気に聴かせる。今日も、ドレスの色と相俟って、熱く激しく燃えたぎるようなピアニズムを披露した。
 やっぱり、このコンチェルトは、彼女の名刺代わりの作品だ。
 
 
| クラシックを愛す | 23:39 | - | -
吉川隆弘
 今日は、九段にあるイタリア文化会館アニェッリホールに吉川隆弘のピアノ・リサイタルを聴きにいった。
 プログラムは、ベートーヴェンのピアノ・ソナタ第26番「告別」からスタート。彼は2015年にイプシロン・インターナショナル株式会社を設立し、同社よりベートーヴェンのピアノ・ソナタ第8番「悲愴」、第13番「幻想曲風」、第26番「告別」、第31番の録音をリリースしたばかりだが、その「告別」をじっくりと聴かせた。
 次いでリストの「巡礼の年第2年イタリア」より「婚礼」「物思いに沈む人」「ペトラルカのソネット104番」「ダンテを読んで:ソナタ風幻想曲」を演奏。長年、ミラノに暮らし、イタリアで活動している彼らしく、イタリアの空気をまとったピアニズムが全開した。
 後半は、リストの「巡礼の年第3年」より「エステ荘の糸杉に機Оゲ痢廖屮┘好徳颪了綽供Оゲ痢廖屮┘好徳颪諒水」。これらは視覚的な演奏で、ローマ郊外のエステ荘の風景が浮かんでくるような感覚にとらわれる。
 実は、来週、吉川さんに会う予定が入っているため、そこでまた演奏について、イタリアについて、さらに近況などを聞きたい思っている。
 今日はもう日付が次の日の土曜日になってしまったが、まだ1本原稿が残っているため、仕事をしなくてはならない。
 吉川隆弘の音楽に関しては、また次回詳細をお届けしたいと思う。
 今日の写真は、プログラムの表紙。ヴィッラ・エステの噴水の写真が掲載されている。


 
| クラシックを愛す | 00:00 | - | -
CALENDAR
S M T W T F S
   1234
567891011
12131415161718
19202122232425
2627282930  
<< June 2016 >>
CATEGORIES
ARCHIVES
LINKS
PROFILE