Yoshiko Ikuma - クラシックはおいしい -Blog

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曼殊院門跡
 京都の修学院離宮と詩仙堂の近くに位置する曼殊院門跡は、交通の便があまりいいとはいえないため、訪れる人が限られ、静かな空気を保っている。
 今回は、国宝の黄不動をゆっくり見ることができた。
 この不動明王像は そのからだが黄色いことから黄不動と呼ばれていて、青蓮院の青不動、高野山の赤不動とともに三不動と呼ばれている。
 この国宝の黄不動尊が置かれている部屋には、おだやかな涼風が流れている感じで、畳の上に正座をしてじっくり対峙することができる。
 他には、狩野永徳・探幽の襖絵の部屋があり、書院建築の大書院も見られる。
 なにより庭園が美しく、遠州好みの枯山水である。
 ただし、現在はいたるところで大規模な修復が行われており、本来の姿を蘇らせようと、工事が進んでいる。
 曼殊院は私が大好きなところで、いつ訪れても心身が洗われるような思いにとらわれる。
 庭園をながめながら自分の内面と向き合う、そんな静かな時間をもつことができる名刹である。
 いまは庭園も部屋も、すべてが撮影禁止。曼殊院門跡の参道だけを写真に収めた。
 この階段を臨む参道は、季節によって様相が変化する。秋は紅葉が美しく、雪が降る真冬もまた、風情がある。いまは真夏の陽光を受け、まばゆいばかりの緑が目に鮮やかだった。


 
| ゆったりまったり京都ぐらし | 22:38 | - | -
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