Yoshiko Ikuma - クラシックはおいしい -Blog

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藤田真央
 今朝、うれしいニュースが飛び込んできた。
 2年に1度、スイスのヴヴェイで開催されているクララ・ハスキル国際コンクールで、日本の18歳のピアニスト、藤田真央が優勝の栄冠を手にしたのである。
 このコンクールは、ルーマニア出身で1960年に没したクララ・ハスキルを記念し、1963年に開始されている。
 クララ・ハスキルは、1942年から18年間、このレマン湖北岸の美しい街、ヴヴェイで暮らした。
 これまで優勝者にはクリストフ・エッシェンバッハ(1965年、ドイツ)、リチャード・グード(1973年、アメリカ)、ミシェル・ダルベルト(1975年、フランス)、ティル・フェルナー(1993年、オーストリア)、マーティン・ヘルムヘン(2001年、ドイツ)、河村尚子(2007年、日本)らが名を連ね、いずれも大音響とは無縁で、しかもテクニック優先ではなく作品の内奥にひたすら迫っていく演奏をするタイプが多い。そして叙情的な演奏を得意とし、音が美しく、派手なパフォーマンスを苦手とし、滋味豊かな音楽を聴かせる。
 藤田真央は、NHKの取材に対し「大人の部の国際コンクールに挑戦するのは初めてで、経験がないなか優勝できてとてもうれしいです。受賞に恥じないよう精進したいです。音色の美しさにこだわった演奏をしていきたいと思います」と話していた。
 彼は現在、東京音楽大学1年生で、さいたま市出身。コンクールでは他の2名と本選に進み、モーツァルトのピアノ協奏曲などを演奏し、優勝に輝いた。
 同コンクールは、優勝の1賞のみという珍しいシステムをとっている。
 これから優勝者記念コンサートなどが行われるだろうが、ぜひナマの演奏を聴いてみたい。
 
| 情報・特急便 | 15:51 | - | -
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