Yoshiko Ikuma - クラシックはおいしい -Blog

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エルンスト・オッテンザマー
 ウィーン・フィルの首席クラリネット奏者である、エルンスト・オッテンザマーが7月22日、心臓発作のために急逝した。享年61。
 オッテンザマーは、1979年にウィーン国立歌劇場管弦楽団に入団、その後、1983年からウィーン・フィルの首席奏者を務めていた。
 ふたりの息子もクラリネット奏者で、長男のダニエルは同じくウィーン・フィルの首席奏者、次男のアンドレアスはベルリン・フィルの首席奏者である。
 ダニエルにもアンドレアスにもインタビューをしたことがあるが、ふたりとも父親にクラリネットの勉強を強制されたことは一度もなく、ごく自然に楽器に親しんだという。
 それにしても、ふたりとも名門オーケストラの首席奏者になるなんて、本当にエルンストは偉大な父親である。彼らは3人で「ザ・クラリノッツ」というユニットを組んで活躍、来日公演でも息の合ったアンサンブルを聴かせた。
 実は、私が独立してまもなくのころ、「Hanako」の記念行事の一環で、クラシックのアーティストを呼んで読者招待の祝賀パーティを行うことがあった。その企画をすべて担当した私は、ウィーン・フィルの管楽器のメンバー何人かに来日してもらい、演奏してもらったのである。
 そのなかに、エルンスト・オッテンザマーもいた。彼はいかにも名門オーケストラの首席奏者らしく存在感があり、演奏もすばらしかった。
 ウィーン・フィルが発表したニュースを聞いたときは、突然の訃報に信じられない思いだった。
 謹んでご冥福をお祈りいたします。
 
 
 


 
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