Yoshiko Ikuma - クラシックはおいしい -Blog

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假屋崎省吾
 華道家の假屋崎省吾さんは、いつ会ってもエネルギッシュな人である。
 以前、仕事で青山のご自宅におじゃまし、その後コンサートなどで何度もお目にかかり、昨年のショパン・コンクールでもご一緒した。
「ねえ、假屋崎さん、どうしていつもそんなに元気なの。時差ボケもまったくないっていうし、何かいい方法でも?」
 こう聞くと、彼はひとこと。
「大好きなお花と一緒にいるから、元気でいられるわけ」
 時差ボケしない理由に関しては。
「それは飛行機で寝ないようにしているから。みんなすぐに寝るでしょ。あれはダメ。映画でも見ながら無理して起きていて、現地に着いたらその時間に合わせてまだ起きていて、夜になったらようやく寝る。そうするとすごく疲れているからぐっすり眠れる。次の日はもう大丈夫!」
 ウーン、なかなかまねできそうにない。
 彼は子どものころからピアノを習っていて、いまではピアノを中心にほぼ毎日コンサートに出かける。あんなに忙しいのに…。
「ほら、スケジュール帳見て。私の場合はコンサート中心で、仕事は二の次(笑)。これは冗談だけど、音楽を聴いて美のオーラをからだいっぱいに浴びることで、仕事に対するエネルギーが湧いてくる。長い間ピアノのレッスンをしていなかったけど、数年前からまた始めたし」
 これはヤマハのWEB「音楽ジャーナリスト&ライターの眼」の特集記事のインタビューとして、今週から3回にわたって掲載される。
 話を聞いたのは、彼の赤坂の花・ブーケ教室。さまざまな花が置いてあり、いい香りが部屋いっぱいに広がっていた。そうか、この香りも美のオーラなのね。
 いつも假屋崎さんに会うと、時間の使いかたのうまさに舌を巻く。ああ、私もこういうふうに、もっと時間に余裕をもって生きたいなとつくづく思わされる。それにしても「美のオーラ」、なんていいことばなのだろう。
 彼はすごく早口でポンポン話し、話題はあちこちに飛んでいく。ショパン・コンクールのときに食事をご一緒したときも、話題は尽きなかった。
 でも、今回はインタビューだから仕事である。私はその飛んで行った話をストンと元に戻して、次に進めていく。
「伊熊さんって、私の飛びっぱなしの話をうまく戻してくれるから安心。ふつうは一緒にどこかに飛んで行っちゃうんだけど…」
 これには、居合わせた全員が大笑い。
 さて、今日の写真はそんなインタビューの場での1枚。私が「せっかくだから、お花と一緒に撮りたいんだけど」というと、すぐに黄色の美しい花々が用意された。
 うん、やっぱりお花と一緒だと、表情が生き生きとしていますよ。

| 親しき友との語らい | 16:12 | - | -
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