Yoshiko Ikuma - クラシックはおいしい -Blog

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清水和音
 ピアニストの清水和音が、1981年の本格デビューから今年で30周年を迎える。先日、インタビューでその話を伺ったが、彼は30年どころか、昔もいまもまったく変わらないストレートな語り口。
「口が悪いのはいまに始まったことじゃない。いつも本音。まわりくどいいいかたは好きじゃないし、いいたいこといって、自由に生きる。それが自分の生きかただからね」
 そうそう、この人はそれが持ち味。演奏もストレート。
「昔、子どものころにピアノがうまいだの類いまれなる才能があるだのと先生たちにいわれて、すごくいい気分でさ。そういわれたから、いまがあるんだよね。ほめられるって、うれしいことだからさ」
 この率直さ、迷いのなさ、変わらないですねえ。
 そんな彼が今日、東日本大震災復興支援の「チャリティーコンサートatカワイ表参道」に出演、4月から全9回行われたコンサートの最終奏者を務めた。「音楽の友」の次号の取材で聴きに出かけたが、清水和音はショパンの「ノクターン 作品55」と「バラード第4番」をじっくりと聴かせ、デビュー30周年の貫録を示した。
 この後もデビュー30周年の記念コンサートが目白押し。8月6日にはサントリーホールで「ラフマニノフのピアノ協奏曲全曲」というビッグなコンサートを行い、9月から10月にかけてはヤマハホールで小曽根真、川久保賜紀、森麻季らをゲストに迎える5日連続コンサートを予定している。
「何か大きなことやってくれっていわれて、ついこんな大変なプログラムを組んじゃってさ。最後まで弾けるのか心配だよ」
 こういって笑う清水和音は、まさに本音トークの達人。だからだろうか、東京音大では、生徒たちに慕われている。レッスンもきっとユニークで楽しいものなのだろう。
 今日の写真は「ピアノの本」(ヤマハ)7月号のインタビュー時のもの。音楽の話から大幅に脱線していき、好きなカメラやクルマやオーディオの話題でほとんどの時間がとられてしまった。
 インタビューの最中から「こりゃ、あとでまとめるの大変だなあ」と思ったが、清水和音のマイペース、好きな話は止まらない。まっ、いいか。これが彼の個性で、いつもながら突っ走っていくんだから。
 でも、記事はきちんとまとめましたよ。エッセンスを取り出して、あたかも自然にしゃべっているように書くの、得意だもんね(笑)。


 
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