Yoshiko Ikuma - クラシックはおいしい -Blog

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動物好き
 子どものころから動物が大好きで、実家では常に4、5匹の犬や猫を飼っていた。ウチでは父親や子どもたちがみんな動物好きなため、すぐに捨て猫を家に連れ帰ったりするのだが、あとの面倒を見るのはもっぱら母親の役目。母は特に動物好きではないため、いつもブーブー文句をいっていた。
 いま私はペットは飼えないため、とても寂しい。というわけで、海外に行くとその土地の犬や猫を見つけては写真を撮っている。
 アテネでは国立考古学博物館から出てくると外にカフェがあり、歩き疲れたためそこでちょっとお茶をしていた。すると、動物好きだということがわかるのか、とってもキュートな子猫が寄ってきた。「ワーッ、かわいい」といってなでていたら、もう1匹すごい形相の大きな猫がのっしのっしとやってきた。
「何やってんだお前、かわいがってもらってんのか」
 その猫は確かにこういう表情をしていた。
 どこから見ても、とてつもなくかわいくない。一緒にいるだけで、なんだか不愉快になりそうな猫だ。
 早々に席を立ち、かわいい子猫にさよならをして立ち去ろうとしたら、そのコワモテの猫に思いっきりにらまれた。ああ、コワッ(笑)。
 イスタンブールでも、アヤ・ソフィア聖堂から出てきたところの大きな石の階段にみんなが思い思いにすわって日光浴をしていたため、私もひょいとすわったら、途端に茶色のきれいな毛並みをした猫が擦り寄ってきた。
 この猫は私の隣にくるや、ゴロゴロとのどを鳴らしながら私にからだを預けるようにし、陽を浴びてなんとも気持ちよさそうな顔をして眠ってしまった。
 放っておいて席を立つわけにもいかず、しばし一緒にうとうとしていたものだ。なんというのどかなひとときだろうか。旅の思い出とは、こんなちょっとしたことが印象に残る。
 今日の1枚目の写真はその茶色の猫。なでているのは私の手。偶然、私が着ているのは茶色の皮のコート。いいコンビネーションでしょ(笑)。
 ザルツブルクでは、音楽祭の合間にお土産屋さんをのぞいていたら、そのお店の前に店番をしているちっちゃなワンちゃんがいた。
 この犬は世界各地の観光客や音楽祭の聴衆、地元の人たちがぞろぞろ通ることなどいっこうにおかまいなしで、じっと動かずお店を守っている。なかなか賢く、なでられてもじゃれつくこともせず、こんなにかわいいのに、実にクール。自分はアイドルではなく、店番をしているのだという誇りを持っているようだった。ついおかしくて、パチリ。今日の2枚目の写真はそのザルツブルクの店番ワンちゃん。
 また、各地でいろんな動物に会いたいな。





| 麗しき旅の記憶 | 22:05 | - | -
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