Yoshiko Ikuma - クラシックはおいしい -Blog

ブログ

<< 優れたピアニストとは?の鼎談 | main | 内田光子 >>
アンヌ・ガスティネル
 今日はフランスのチェリスト、アンヌ・ガスティネルのインタビューに行った。
 彼女はヨーヨー・マ、ヤーノシュ・シュタルケル、ポール・トルトゥリエに出会い、ロストロポーヴィチ・コンクールで彼から絶賛されたという、恵まれた才能と機会と運の強さを備えている。
 バッハの無伴奏チェロ組曲(全曲)、シューベルトの「アルペジョーネ・ソナタ」、ベートーヴェンのチェロ・ソナタ、「イベリカ〜ファリャ、カサド、グラナドス」、フランク、ドビュッシー、プーランクのソナタ(キングインターナショナル)などの録音があり、いずれも透明感に満ちた、えもいわれぬ清涼で自然で流麗な音を聴かせている。
 実際に会ってみると、その性格もとてもナチュラルで率直ですてきな人。出会った多くの偉大なチェリストが非常によく面倒を見てくれ、才能を伸ばしてくれたということがわかる気がした。みんなに愛される人なのだろう。
 現在は1690年製のテスト―レの楽器を使用しているが、それを「私のイタリアの恋人」と笑いながら表現するところが、またキュート。
 このインタビューは、次号の「CDジャーナル」に掲載される予定になっている。
 もっとも大きな笑いが起きたのは、ヨーヨー・マのことを話しているとき、「彼ってすごくステキ。何でも弾けてしまうし、不可能はないでしょう。性格もすばらしいし、ああ、私の神様なのー」と叫んだとき。
 居合わせた全員が彼女につられて笑顔になり、大爆笑。いいですねえ、素直な表現で(笑)。
ガスティネルのチェロは、ほかのだれとも違う個性的で美しい音色が特徴。バッハが特に印象的。もっとひんぱんに来日してほしい。
 今日の写真はインタビュー時のやわらかな表情。ショートカットがよく似合う、粋でボーイッシュな人でした。



| アーティスト・クローズアップ | 23:27 | - | -
CALENDAR
S M T W T F S
    123
45678910
11121314151617
18192021222324
252627282930 
<< June 2017 >>
CATEGORIES
ARCHIVES
LINKS
PROFILE