Yoshiko Ikuma - クラシックはおいしい -Blog

ブログ

<< クリスティアン・ゲルハーヘル | main | 季節の飾り >>
イヴ・アンリ
「ムジカノーヴァ」で行っている連載インタビュー「ピアニスト探訪」には、世界各地でさまざまな後進の指導を行っている名教授が多数登場する。
 今月発売号はフランスのイヴ・アンリ。パリ国立高等音楽院、パリ国立地方音楽院の教授を務め、各地でマスタークラスを開き、ショパンを中心とする演奏活動も活発に展開しているピアニストである。
 彼は教えかたが非常にていねいで、個人の才能を的確に把握し、その人の個性を伸ばすことに長けているため、教えを請う人が後を絶たない。そのレッスンは非常に人気が高く、日本でも「アンリ先生に師事したい」と願う生徒はたくさんいる。
 このインタビューでもっとも興味深かったのは、「さまざまな時代、メーカー、仕様の楽器を弾いてみること」「自分の演奏を録音してみること」「偉大なピアニストの録音を聴いて耳を鍛えること」を彼が力説したこと。
 イヴ・アンリは役者のような風貌で、さまざまな表情を見せながら、説得力のある話を流れるように語っていく。
 こういう先生にレッスンを受ける生徒は幸せだ。きっと自分がピアノを弾いていることに、幸せと誇りと自信が持てるに違いない。
 このインタビューにはいつも「心に残る恩師の言葉」というコーナーがあるのだが、彼は迷わずアルド・チッコリーニの名を挙げ、演奏するときに作品に対するイメージを持つことの大切さを教えられたと語った。
 もう何年にもわたって来日し、多くの日本人を教えているアンリ。次なる来日を首を長くして待っている若きピアニストたちは多いのではないだろうか。
 今日の写真はインタビュー時の1枚。ねっ、笑顔も魅力的でしょ(笑)。



 
 
 
 
 
| 情報・特急便 | 21:31 | - | -
CALENDAR
S M T W T F S
      1
2345678
9101112131415
16171819202122
23242526272829
3031     
<< July 2017 >>
CATEGORIES
ARCHIVES
LINKS
PROFILE