Yoshiko Ikuma - クラシックはおいしい -Blog

ブログ

<< 新春のサラダ | main | インゴルフ・ヴンダー来日 >>
仕事始め
 三箇日も過ぎ、いよいよ今日は仕事始め。最初の原稿締め切りの日である。
 まず最初はヤマハの「音楽ジャーナリスト&ライターの眼」。今回は、ダニエル・ハーディングが指揮台に登場したヴェネツィアのフェニーチェ歌劇場のニューイヤー・コンサートのライヴ(2011年1月1日 DVD コロムビア)を紹介することにした。
 これは2007年に大野和士がタクトを振ったことでも知られる人気のニューイヤー・コンサート。フェニーチェ歌劇場は以前内部を見学したことがあるが、このときは公演がなく、演奏を聴くことはできなかった。
 このライヴはイタリア国歌から始まり、次いでドヴォルザークの「新世界」が演奏され、やがてオペラ・アリアが次々に登場してくる。歌手はソプラノのデジレー・ランカトーレ、テノールのアントニオ・ポーリ、バス=バリトンのルカ・ピサローニ。いずれもハーディングと同世代の若々しい歌声で、最後は「椿姫」の「乾杯の歌」で華々しいフィナーレを迎えるという、まさにイタリア色満載のコンサート。
 このオペラハウスは2度の火災に見舞われているが、そのつどまさに劇場の名前通り「不死鳥」のように蘇り、現在の絢爛豪華で壮麗な姿を取り戻している。
 このライヴ、私の大好きな「ナブッコ」の「行け、思いよ、黄金の翼に乗って」が歌われている。これはイタリアの第2国歌とも呼ばれる人気曲。以前ブログにも綴ったが、この曲はとても思い出深い。これを聴いて、ぜひフェニーチェ歌劇場のニューイヤー・コンサートに出かけたくなった。
 ハーディングはいつ聴いても演奏がみずみずしく、躍動感にあふれ、オーケストラと一体化している。彼は2013年のミラノ・スカラ座の来日公演で指揮をすることに決まっている。大の親日家で、来日を多く重ねているが、今月の27日には新日本フィルの定期演奏会でチャイコフスキーのピアノ協奏曲第1番(ピアノはラルス・フォークト)、ストラヴィンスキーの「ペトルーシュカ」を指揮することになっている。
 こちらも楽しみだ。ハーディングは常に聴き手の心を高揚させてくれる指揮者だからだ。今日の写真はDVDのジャケット。


 
| クラシックを愛す | 22:50 | - | -
CALENDAR
S M T W T F S
  12345
6789101112
13141516171819
20212223242526
2728293031  
<< August 2017 >>
CATEGORIES
ARCHIVES
LINKS
PROFILE