Yoshiko Ikuma - クラシックはおいしい -Blog

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キュリー夫妻
 旅に出ると、音楽以外の思いもよらぬ新たな分野に出合い、視野が少しだけ広がる思いがする。
 2010年のショパン国際ピアノ・コンクールの取材でワルシャワに出かけたときは、この地の出身者である物理学者で化学者のマリ・キュリー(旧名マリヤ・スクウォドフスカ)と、フランス人の夫である物理学者ピエール・キュリーの博物館に足を運んだ。
 このノーベル賞学者の夫妻の博物館は、「キュリー夫人博物館」と名付けられ、彼女の生家が改装されたもの。旧市街からバルバカンを抜け、まっすぐ北に進むとフレタ通り16番地にその家が見えてくる。
 建物は3階建の堅牢な作りで、入口に看板が掲げられ、階段を上っていくと夫妻の大きな写真が出迎えてくれる。
 内部はかなり広く、ポロニウムやラジウムといった放射性元素の発見にいたる研究資料やさまざまな業績がジャンル別に展示され、実際にキュリー夫人が使っていた実験道具の数々も見ることができる。
 夫妻の生い立ちや出会い、その後の人生にいたるまで詳細に紹介され、二人の真摯な生きかたがとてもよく理解できた。
 写真も非常に多く、名前だけは知っていた偉大な学者がなんだか身近に感じられるような思いにとらわれた。
 今日の写真は博物館の入口の看板と、キュリー夫妻の大きな写真。博物館は世界各地から訪れた人々で満員状態で、並んで待ってから入館した。
 小学生や中学生の団体もいて、授業の一環だろうか、みんな興味深そうに見学していた。やはりショパンと同様、キュリー夫人はポーランドが世界に誇る偉大な人物なのだと実感した。





| 麗しき旅の記憶 | 22:32 | - | -
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