Yoshiko Ikuma - クラシックはおいしい -Blog

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雑誌の発売日
 毎月、20日付近になると各社の雑誌が発売され、記事を書いた掲載誌が相次いで送られてくる。
 ところが、私がそれらを見る前にいち早く書店で見つけた人から、記事に関して連絡が入ることがある。
 それも海外からメールで記事のお礼をいわれることがあるから、世の中ホントに狭くなったと感じる。
 雑誌や新聞の記事のみならず、WEBやブログに書いた文に関しても、連絡をいただくことが多い。
 いまはなんでもリアルタイムで動いている。その反応の速さに最初はとまどったが、次第に慣れてきて、海外からの連絡などはふつうのことに思えるようになった。これはメールが普及してからだが、このメールで困ることもある。
 最近は、原稿依頼などもほとんどメール。相手をよく知っている場合は何の問題もないのだが、以前フルネームではなく苗字だけで原稿依頼がきたことがあった。あるアーティストのインタビュー原稿である。
 その文面がとてもやわらかい感じでていねいだったため、私はてっきり相手は若い女性編集者だとばかり思っていた。
 取材当日、名刺交換をした相手は立派な体格の男性だった。
 ああ、メールって怖いなあ。こうして会う仕事だったからいいものの、もしも一度も会わない仕事だったら、私は相手をまったく違うタイプだと誤解したまま仕事を続けているわけだ。なんと恐ろしいことか。
 もうひとつ問題なのは、文章と実際の話しかたがまったく異なる人がいることである。メールの文章はすごくややこしくて、なんだか大変な原稿を書くことになるのかなあと思い、その打ち合わせに出かけて行くと、実にシンプルな内容だったりする。また、その逆もある。
 私は人に会うのが大好きで、だからこそインタビュアーとしてアーティストに話を聞くのが性に合っていると思うのだが、最近はできる限り会わずに仕事を済ませたいと思う人が多いようだ。できることなら、電話もしたくないと。
 だからメールが一番手っ取り早いんだろうな。相手の時間を気にしなくて済むしね。でも、こうしてどんどん人と人とのコミュニケーションが薄れていくような気がする。ただし、私が実際に会ったり、電話で話したりするほうが好きだということがよくわかっている人も多く、私のところにはやたらに仕事の悩みやプライヴェートの問題などで相談が持ちかけられる。これって、5分や10分では終わらない。
 人の話を聞くことが好きというのは、時間もとられることを覚悟しないといけないんだよね。「あなたって、すごく話しやすいのよ」「自分の話は聞いてほしいけど、相手の話は聞きたくない人が多いんだから」「ふつう時間がないときは知らん顔しがちだけど、いつもとことん聞いてくれるよね」「メールの返事もすごく早いよね」と、まあこんなことをよくいわれる。
 ハイハイ、インタビューの仕事大好き。みんなの話を聞くのも大好き。それで時間がなくなって、いつもパニック状態。この性格、なんとかならないかしらね(苦笑)。
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