Yoshiko Ikuma - クラシックはおいしい -Blog

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来福鞄
 私は昔からハンドバッグが大好きで、自他ともに認めるバッグフリークである。
 ストレス解消のためにバッグを買いに走ったり、海外出張のときはほんの少しでも取材の時間が空くと、ひとりでさっとどこかに消える。もちろんお目当てのバッグを探しに行くのである。
 そんな私のバックを見て、いつも友人や仕事仲間が「それ、飽きたらちょうだいね」「捨てる前に声かけてよ」「ガレージセールやるときは絶対呼んでね」「いっぱい似たような物もっているんだから、ひとつ分けて」などという。
 でも、とてつもなく高価な物や、有名なブランドが好みなわけではない。仕事にもって行くのに便利で、物がたくさん入って使いやすく、自分のティストに合う物がいい。
 今回見つけたのは、エド・ギルドの「来福鞄」と名付けられた会津木綿で作られたトート。会津若松市の和の伝統を守る製品のひとつに会津木綿があり、400年ほど前から微妙なニュアンスをもつ木綿製品が職人によって作られているそうだ。その美しさと丈夫さにほれ込んだ、江戸時代のよい物を現在に伝承しようと考えているエド・ギルドという会社が、現在は2社しか残っていない会津木綿の製造元に特注し、バッグを作り上げたという。
 これを雑誌の広告で見つけ、「来福鞄」というネーミングと、会津の地元の織元の心意気と、江戸の伝統を守るアイデアのすべてに魅了された私は、バッグフリークの精神を一気に発揮。
 わが家にやってきたトートはそれはそれは素朴で繊細で美しく、「Happy come bag」の名の通り、私を幸せな気持ちにしてくれる。
 これはチョコレートとストライプという色のほうで、もうひとつネイビーとスカーレットという色がある。持ち手は牛皮だ。
 大きさも価格も手ごろで、光の加減で色彩が変化して見える。資料もCDもテレコもどかどか入りそう。
 こうした東北の伝統を守る職人の技はとても貴重であり、将来に受け継がれていってほしいと切に願う。東北にはまだまだすばらしい伝統の技術が数多く存在する。会津木綿もそのひとつ。バッグをながめながら、その織元を訪ねたい気持ちになった。
 今日の写真はシンプルながら存在感のあるトート。前の下部には携帯を入れるポケットがついている。ねっ、すごく温かみのある色合いでしょ。今度、仕事にもって行ったら、まただれかにとられそうになるかな(笑)。

| 日々つづれ織り | 22:28 | - | -
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