Yoshiko Ikuma - クラシックはおいしい -Blog

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雪下にんじん
 雪国では、食材の確保にもさまざまな工夫が凝らされている。
 週末に訪れた仕事部屋のある土地でも、東京では見られない珍しい食材に出合うことができた。そのひとつが、雪下にんじんである。
 これは昨秋収穫するにんじんを、故意に3〜4メートルもの雪の下で越冬させ、春になって除雪をして収穫するというもの。
 雪の下は温度が0度くらいで一定しているため、凍ることなく、みずみずしさが保たれるのだそうだ。
 こうして収穫されたにんじんは糖度が高く、うまみも増し、特有の嫌な匂いもなく、にんじん嫌いにも敬遠されることがなくなるという。
 今日の写真はその貴重な雪下にんじん。これは生食専用といわれたため、千切りにしてサラダや胡麻和えとして食べたが、実は生ジュースもいける。
 さらに、ひと工夫してエクストラバージンオリーブオイル、ホワイトワインビネガーとミキサーにかければ、魚や肉料理に添える色鮮やかなソースになる。
 生では食べる量に限りがあるため、風味を失わない程度にさっと蒸して、アスパラガスと一緒に盛りつけてみた。ソースは手作りのタルタルソースとバーニャカウダ。いやあ、これはいけますよ。ガンガン食べられ、あっというまになくなってしまいます。
 越冬したにんじんはエライ。これを考え出した人はもっとエライ。雪国の知恵には、本当に脱帽です(笑)。今日の写真は調理前と調理後のにんじん。ほらっ、春の足音が聞こえるでしょう。





 
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