Yoshiko Ikuma - クラシックはおいしい -Blog

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レ・ヴァン・フランセ
 昨夜は、東京オペラシティコンサートホールに、レ・ヴァン・フランセのコンサートを聴きにいった。
「最強の6人による夢のアンサンブル」といわれるこのユニットのメンバーは、フルートのエマニュエル・パユ、オーボエのフランソワ・ルルー、クラリネットのポール・メイエ、ホルンのラドヴァン・ヴラトコヴィチ、バソンのジルベール・オダン、そしてピアノのエリック・ル・サージュ。
 メイエが中心となり、国際舞台で活躍する10年来の友人同士が集まった木管アンサンブルで、フランスの伝統に重きを置いている。
 プログラムはイベール、ニールセン、プーランク、ミヨーなどの作品をメンバー構成を少しずつ変えて演奏。まさしくいずれも名手ならではの上質なアンサンブルで、管楽器の奥深さを堪能することができた。
 今回は、レ・ヴァン・フランセから委嘱を受けて書かれたティエリー・ペク(1965〜)の六重奏曲が初演されたことも意義深かった。これは東洋の五音音階が用いられ、ピアノと5本の管楽器がそれぞれ幻想的で霊感に満ちた音楽を作り上げていくスタイル。作曲者が寄せたことばによれば、パリ島とジャワ島のガムランからインスパイアされたという。
 レ・ヴァン・フランセの新譜もリリースされたばかり。これは結成10周年記念作品で、「フランスの風〜ザ・ベスト・クインテット」(EMI)と名付けられている。
 以前、メイエとパユにはインタビューする機会があったが、ふたりとも超のつく練習魔。すでに名手として名をなしているのに、作品について質問すると、いかにそれを自分のなかに取り込むために膨大な練習を必要とするかを延々と語り続けた。
 そしてまだまだ上達することが必要であり、勉強し続けなくてはいけない、1回1回の演奏が真剣勝負だと異口同音に話していた。
 そんな彼らのステージはもちろん全身全霊を賭けたものだったが、やはり気の合う仲間同士のアンサンブルは音楽が喜びに満ちている。その心の高揚が聴き手にもひしひしと伝わってきた。
 パユは日本の居酒屋が大好き。お洒落なお店ではなく、庶民的なお店で和食のおつまみを楽しみながら日本酒をガンガン飲む。きっと、今回も終演後は6人で居酒屋に繰り出すんだろうな(笑)。
 今日の写真はコンサートのチラシ。最強メンバーの音楽は最高でした!!

 
 
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