Yoshiko Ikuma - クラシックはおいしい -Blog

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斎藤雅広
 昨夜はサントリーホールで「第14回チャイコフスキー国際コンクール 優勝者ガラ・コンサート」が開催され、グランプリ、ピアノ部門第1位のダニール・トリフォノフ、ヴァイオリン部門第2位(1位なし)のセルゲイ・ドガージン、チェロ部門第1位のナレク・アフナジャリャンがソロ、デュオ、トリオなど、さまざまな演奏を披露した。
 昨年に次いで行われたこのガラ・コンサート、全員がすでに余裕を感じさせ、とりわけトリフォノフの成長が著しかった。
 彼は弦楽器との共演、ソロと大活躍。しかも最後のアンコールには自身が編曲したJ.シュトラウス2世の喜歌劇「こうもり」序曲の主題による変奏曲を疾走するようなテンポ、嬉々とした表情、心が高揚するようなピアニズムで聴かせ、やんやの喝采を浴びた。
 昨年インタビューしたときにも感じたことだが、大変な努力家。ショパン・コンクールからたった1年半経過しただけなのに、その間の成長はすさまじいのひとこと。次回来日するときは、またひとまわり大きくなっていることだろうな。期待が募る。
 このコンサート後、私のいつもの仲よし3人組が集まり、「末っ子トリオの会」へと繰り出した。
 ただし、もう時間も遅かったため、お互いの近況報告をしながら少しワインとおつまみをいただいた。
 でも、今朝はあまり空腹感がなく、ほんの簡単な朝食で、お昼にはピアニストの斎藤雅広に会いに人形町へ。
 実は、彼は今年デビュー35周年を迎え、その記念CDとしてデビュー3年目の1979年3月23日にイイノ・ホールで行ったリサイタルのライヴ録音をリリースする予定だ(ナミ・レコード)。
 これは今回初めて正式に世に出る録音で、ラフマニノフのピアノ・ソナタ第2番、シューマンの「交響的練習曲」、ショパンのピアノ・ソナタ第3番、ショパンの「英雄ポロネーズ」というプログラム。
 その記念のCDのライナーノーツにコメントを寄せることになり、その打ち合わせに彼の住む人形町に出向いたのである。
 斎藤さんとはかなり長いおつきあいで、いつも話をしていてとても楽しい気分になるのだが、この人は大変なグルメ。人形町のおいしいお店は全部制覇していて、すでに地元の著名人。今日は昔ながらの味わい深い古風な店構えのお寿司屋さんである「太田」と、江戸菓子匠「つくし」で、すばらしい江戸前のお寿司と、名物「ゴールド人形町風鈴(ぷりん)あんみつ」をいただいた。
 どちらも舌を巻くほどの美味で、ひと口食べるごとにうなってしまうくらい。斎藤さんとおしゃべりしながら楽しく食べていたら、なんと、私は彼と同じ量をたいらげてしまった。
 あっというまに3時間ほど経過、帰宅して原稿の締め切りをこなさなくてはならないのに、おなかがパンパン。それも半端じゃない。まったく頭に血が上ってこなくて、ひたすら満腹感。いやあ、どうしよう。
 それでも編集のかたが待っているのが目に見えるので、なんとか原稿と格闘し、無事に入稿。さすがに夕食は食べられませんでした。斎藤さんに知られたら、「あれくらいの量で、なんと情けない」といわれそう(笑)。
 でも、人形町はまだ日本の古い家屋が残っていて、とても魅力的。お店の人たちも伝統を守っている誇りを感じさせ、その心意気に勇気づけられた。
 斎藤さん、いい記事を書くよう頑張ります。いまはまだおなかがいっぱいなので文章は浮かんでこないけど、大丈夫ですよ。そのうちに栄養が全身にゆきわたっていきますから(笑)。
 今日の写真は盛りだくさん。お寿司屋さんの斎藤さん、お寿司を握ってくれるのは、90歳を超えた父とその息子。偉大な職人ぶりに私は大感激。風情ある「太田」の外観。甘い物好きにはたまらない「ゴールド人形町風鈴あんみつ」。「つくし」の色紙にサインする斎藤さん。
 すばらしい1日でした、ごちそうさま!!

 







 
 
 
| 親しき友との語らい | 22:45 | - | -
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