Yoshiko Ikuma - クラシックはおいしい -Blog

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ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン
 今日は一日中、「ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン」のコンサートを聴き、さまざまなロシア作品を堪能することができた。
 竹澤恭子(ヴァイオリン)&エマニュエル・シュトロッセ(ピアノ)のコンビは、プロコフィエフのヴァイオリン・ソナタ第1番とチャイコフスキーのワルツ・スケルツォ(ヴァイオリン・ピアノ版)を演奏。19世紀と20世紀の様式を混在させたプロコフィエフのソナタでは、はげしく劇的な第1楽章と第3楽章の間にはさまれた緩徐楽章が美しく、両者の音の対話も叙情的だった。
 続くチャイコフスキーでは、竹澤恭子の強靭なテクニックと芯のしっかりした太くまろやかな音が全開。メロディメーカー、チャイコフスキーの美しい旋律を朗々と歌い上げた。
 以前の来日公演で可能性を秘めたピアニズムに魅了された、アレクセイ・ヴォロディンのラフマニノフのピアノ協奏曲第4番も興味深かった。共演はジャン=ジャック・カントロフ指揮シンフォニア・ヴァルソヴィア。このコンチェルトは演奏される機会に恵まれないため、なかなかライヴを聴くことができない。だが、ラフマニノフがメトネルの勧めによって10年をかけて完成させた作品だけに、聴きごたえ十分。ヴォロディンの技巧が冴え渡った。
 しかし、大きな会場だったため、もっと近くでじっくり聴きたいという気持ちが募ったことは確かだ。
 ルイス・フェルナンド・ペレスのピアノも、実に心に響くものだった。彼はラフマニノフの前奏曲3曲と、「楽興の時」を選曲した。これは小さな会場だったためピアノの響きが細部までクリアに聴こえ、ペダリングも明確に把握することができ、さらにタッチやリズム、強弱、フレージングなどの表現、からだの使いかたも間近に見ることができ、有意義な45分間となった。
 今日は、コンコースにれいの花が飾られていた。まず、写真の上から「火の鳥」、次いで「春の祭典」、そして「ペトルーシュカ」だ。フロリストの名はマルク・バルボー。あたり一面に馨しい香りがただよっていた。
 ただし、私の携帯はダウンライトの明かりに照らされていると、どうもクリアに写らない。自然光が一番得意みたい。だからみんなに携帯を変えろ変えろといわれている。写真がはっきり撮れるものじゃないと、せっかくシャッターチャンスやアングルを工夫しても無駄になってしまう。この携帯、他の要素はすごく気に入っているのに、ダウンライトがねえ…。思案のしどころだ。





 
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