Yoshiko Ikuma - クラシックはおいしい -Blog

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ニコライ・ホジャイノフ
 先日インタビューした若手ピアニスト、ニコライ・ホジャイノフが3年に1度開催されているダブリン国際ピアノ・コンクールで優勝を果たした。
 彼は前にも書いたが、2010年のショパン国際ピアノ・コンクールで最年少ファイナリストとなった、未来への可能性を秘めた逸材。
 1992年ロシア極東ブラゴベシチェンスク生まれで、現在まだ19歳だ。
 だが、年齢にそぐわずとても落ち着いていて、あまり笑わないクールなタイプ。インタビューのときも冷めた感じの返事が多く、コンクールに対しても自身を客観的にとらえている様子だった。
 そのときに「もうすぐダブリンのコンクールを受けに行くよ」と語っていたが、つい先ごろ優勝の一報が入り、あのときの自信に満ちた表情が浮かんできた。
 ホジャイノフは、現在モスクワ音楽院でヴォスクレセンスキーに師事している。ヴォスクレセンスキーにも以前話を聞いたことがあるが、とても生徒思いで熱心な先生だと感じた。
 このインタビューのときに「ロシアを出て他の国に留学するとか、他の国に住んでみたいと思わない?」と聞いたところ、こんな返事が戻ってきた。
「モスクワ音楽院は世界最高峰の教育機関だと思うし、すばらしい教授陣がいる。だから他の国に行く必要性は感じない。ここで最高の勉強ができるのだから、これからもずっとここにいるよ」
 彼は今秋、来日リサイタルが予定されている。それに合わせて録音もリリースされる予定(ビクター)。ひとまわり大きくなったホジャイノフの演奏を聴くことができそうだ。
 彼のインタビューは、次号の「音楽の友」に掲載される予定である。
 今日の写真はインタビュー後の1枚。彼はすごくおしゃれで、カッコいいスーツでビシッと決めていた。実は、これにソフトフエルト製の中折帽子をかぶっている。でも、写真では髪の毛を見せたいからと、帽子は拒否。うーん、なんでもはっきり主張する人だ。この妥協のなさが、一途な演奏にも通じているのだと納得。



 
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