Yoshiko Ikuma - クラシックはおいしい -Blog

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ミッシャ・マイスキー
 今日は、サントリーホールにマイスキーのチェロ・リサイタルを聴きにいった。プログラムはJ.S.バッハの「無伴奏チェロ組曲」第3番、第2番、第5番。
 音楽事務所からの依頼でプログラムの原稿を書いていたため、非常に楽しみにしていたのだが、ミュンヘン出張と重なり、本来は聴きにいくことができない状況だった。
 しかし、出張がなくなり、今日は久しぶりにマイスキーのソロをじっくりと聴くことができた。
 彼の演奏は年々自由で開放的になっていく。今夜の3曲ともテンポは以前よりも速く、表現は自由自在、バッハとの対峙が楽しくてたまらないといった嬉々とした響きが全編にみなぎっていた。
 圧巻はアンコール。鳴りやまない拍手に応えてバッハの「無伴奏チェロ組曲」の第1番「プレリュード」を弾き始めたのだが、何度かステージに登場し、ついに全曲弾いてしまった。
 やはり、バッハとマイスキーは切っても切れない強い絆で結ばれていると実感した。
 終演後、楽屋を訪れると、笑っちゃうほどユニークなTシャツを着ていた。中央にミッシャがいて、周囲をぐるりと作曲家が取り囲んでいる。すべて彼が愛する人たちで、長年その作品を弾き続けている作曲家ばかり。
「このシャツ、メイドインジャパンだよ」
 こういってポーズをとってくれた。
 今日の写真は、その笑っちゃうシャツ姿のミッシャ。直前まで非常にシリアスな表情でバッハを弾いていたのに、このお茶目な笑顔。あまりにもギャップが大きいよなあ(笑)。
 楽屋を出たら、CDのサイン会の列に100人以上が並んで待っていた。ミッシャはとてもていねいにひとりずつサインをするから、きっと長時間かかるだろう。サインをしてもらう人も、きっとこのシャツを見て大笑いするのではないだろうか。



 
 
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