Yoshiko Ikuma - クラシックはおいしい -Blog

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スペイン国歌
 いつもサッカーの国際試合ではスペインを応援している私は、試合が始まる前の国歌を選手たちがだれも歌わないことに疑問を抱いていた。
 そこで、調べてみると、スペイン国歌には歌詞がついていないことが判明した。
 スペイン国歌はヨーロッパ最古の国歌のひとつで、「国王行進曲」と呼ばれている。一時期、歌詞をつけようという動きがあったようだが、バスクやカタルーニャをはじめとする地方色の強い国内事情により、いまだ歌詞はつけられていないとか。
 今回の欧州選手権では、イタリアのキャプテンでGKのジャンルイジ・ブッフォンが、ずっと目を閉じて国歌を歌っていた姿に注目が集まっている。まるで祈るように、勝利を確信するように、彼は低い声で歌い続けていた。
 目を閉じていたため、テレビカメラやマイクが近付いていたことにいっさい気付かず、音が多少はずれようがまったく気にせず、一生懸命歌っていたその歌声は感動的で、しっかり収録されていた。
 私はスペインの選手も歌ってくれればなあと思っていたのだが、歌詞がないとは知らなかった。でも、彼らは凛とした表情で口を一文字に結び、目線をはるかゴールのほうへと向け、団結力の強さを示すように微動だにしなかった。
 国歌の演奏は感動的である。試合が始まる前に聴くのもいいが、勝利者を讃えて演奏されるのも、また味わい深い。選手の表情が実にいいからである。
 これからロンドン・オリンピックが始まる。またさまざまな国の国歌を聴くことができる。日本の美しい国歌も、ぜひ聴きたい!
 
 
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