Yoshiko Ikuma - クラシックはおいしい -Blog

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シャ・ノワール
 パリの旅でモンマルトルを訪れないことはない。ここはいつも変わらぬ素朴さと、芸術的雰囲気と、ボヘミアンな空気で旅人を温かく迎え入れてくれる。
 今回はエリック・サティのことを調べていたため、サティの家やモンマルトル博物館を訪れた。
 その博物館の入口に、真っ黒な猫がいた。サティはこの地でシャ・ノワール(黒猫)という文学酒場といおうか、音楽喫茶というべきか、キャバレーの一種でピアノを弾いて生計を立てていた。
 なんという偶然だろうか。黒猫が迎えてくれるとは…。
 しかし、この日はあいにくの雨模様。黒猫は呼んでも葉っぱの陰から出ようとしない。
「クロちゃん、おいで。ほらほら、日本から会いにきたよ。きみはサティを知っているかい」
 こう呼んでみたけど、じっとこちらを見ているだけで、そのうちにあきれてプイッと行ってしまった。
 やっぱりフランス語で話しかけないと、ダメなのかしらん。
 今回の旅は作曲家に関するところをいろいろ巡り、それぞれの場所でインスピレーションが湧いた。これを本に生かそうと思う。
 モンマルトル博物館のグッズ売り場には、存在感のある黒猫を描いたマグカップを売っていた。今日の写真は気まぐれなシャ・ノワールと、そのマグカップ。 これだけでも、サティの音楽を連想させるに十分でしょ(笑)。 



 
 
| 麗しき旅の記憶 | 22:53 | - | -
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