Yoshiko Ikuma - クラシックはおいしい -Blog

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ベン・キム
 今日は、2006年のミュンヘン国際音楽コンクールで優勝し、一気に世界の舞台へと飛翔したベン・キムのインタビューに行った。これは「レコード芸術」のインタビューだが、記事の掲載は数カ月先になりそうだ。
 彼には以前にも話を聞いたことがあり、再会を喜び合った。いつも真面目でひたむきで感じのいいナイスガイだが、今回も質問に対してことばを尽くし、真摯に答えてくれた。
 ベン・キムは韓国人の両親のもと、1983年アメリカに生まれた。レオン・フライシャーに師事し、3度目のメジャー・コンクールの挑戦で栄冠に輝いた。
 ショパン、ドビュッシーを得意とし、新譜はショパンの「24の前奏曲、4つの即興曲」(ユニバーサル)がリリースされたばかり。ここではみずみずしく勢いに富むショパンを聴かせ、才能を遺憾なく発揮している。
 10月5日には東京オペラシティコンサートホールでリサイタルがあり、J.S.バッハ、ベートーヴェン、ショパン、ドビュッシーを予定している。
 ペン・キムは、両親が韓国からアメリカに移住して大変な苦労をしたその背中を見て育ったためか、地に足が着いた生きかたをしている。現在はベルリンでさらに研鑽を重ね、一歩一歩実力派ピアニストとしての道を歩んでいる。
「ドビュッシーがすごく好きなんだけど、今年のメモリアルイヤーはみんなが演奏したり録音するから、ちょっと静まるまで待っているんだ」と笑う。
 ただし、「12のエチュード」の数曲を来日公演では披露する。
 今日の写真はインタビュー後のひとこま。すごく足が長くてスリム。気取ったところがまったくなく、自然体で感じがいい。
ショパンの新譜も自然なルパートが印象的なてらいのないもので、ショパンのはかなさ、ほの暗さ、初々しさを表現する反面、祖国に対する強い思いなどを力強く表現している。
 リサイタルが楽しみだ。


 
 
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