Yoshiko Ikuma - クラシックはおいしい -Blog

ブログ

<< ベン・キム | main | カルシウム大集合の和風サラダ >>
山本貴志
 またまた、毎月の締め切りが集中する時期が巡ってきた。
 いまは、山本貴志が須坂市文化会館メセナホールでチクルスを開催しているショパンのプログラムを書いている。
 以前も書いたが、これは今年の3月から10月まで8回に分けて行われているもので、いよいよシリーズの最終日が近づいてきた。
 第7回は10月14日、第8回は10月17日で、最終日はショパンの命日となっている。
 山本貴志からじかに依頼されたため、すべてのプログラムの曲目解説を書いてきたが、ショパンの作品番号付きのピアノ曲全曲を演奏するという彼の初の試みは、本当に大変だったと思う。
 それがついに最終回を迎えるわけだ。
 本当は須坂市のホールに駆けつけて演奏を聴き、ピアニストとともにシリーズ最終日を祝いたいのだが、いまはそれもままならない。本当に残念…。
 陰ながらエールを送ることしかできない。
 それにしても、全曲とは頑張ったよねえ。フィナーレまでもうひとふんばりだよー。
 このプログラムの原稿を書いているときは、いつも山本貴志のショパン・コンクール(2005年)のときの演奏が浮かんできた。人間の記憶とは不思議なもので、ショパンの作品について書いていると、その曲が脳裏に浮かび、それを演奏していた彼のステージの様子が走馬灯のように浮かび上がる。
 そういえば、昨日インタビューしたベン・キムもこの2005年のショパン・コンクールを受けたひとりである。セミファイナルまでしか進めず、演奏の順番が早かったため、私は聴き逃してしまったが、彼はこのコンクールに参加したことで日本公演が可能になったのだそうだ。
 その後、ダブリン・コンクールも受けたが、ここでもセミファイナル止まり。次いで受けたミュンヘン・コンクールでついに優勝を手にしたわけだ。
 一方、山本貴志は第4位入賞を果たし、以後ショパンをレパートリーの根幹に据えてじっくり作曲家と対峙し続けている。
 今回のシリーズを終えたら、ショパンに対する思いがどう変化したか、演奏がどのように変容したかを聞いてみたい。
 さて、また原稿に戻るとしますか。ショパンの作品を頭に思い描きながら…。私ももうひとふんばりだワ。
| ああ愉しき(?)、締切り地獄 | 22:45 | - | -
CALENDAR
S M T W T F S
      1
2345678
9101112131415
16171819202122
23242526272829
3031     
<< July 2017 >>
CATEGORIES
ARCHIVES
LINKS
PROFILE