Yoshiko Ikuma - クラシックはおいしい -Blog

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「リヒテンシュタイン 華麗なる侯爵家の秘宝」展
 10月3日から12月23日まで、国立新美術館で「リヒテンシュタイン 華麗なる侯爵家の秘宝」展が開催されている。
 リヒテンシュタイン侯国の国家元首である同侯爵家の美術コレクションは、英国王室に次ぐ世界最大級の個人コレクションといわれる。今回はその全貌を日本で初めて紹介するもので、ルーベンス、ヴァン・アイク、ラファエッロなど巨匠たちの名画が勢ぞろいしている。
 この秘宝展の公式テーマ曲をピアニストの牛田智大が作曲し、2日の特別内覧会で演奏するというので、開会式に出かけた。
 彼が初めて作曲したこのテーマ曲「遥かなる時をこえて」は、新譜の「想い出」に収録されている。ロマンあふれる美しい曲で、ドラマティックでもあり、スケールも大きい。
 当日は、関係者で混み合っていたが、ポスターにもなっているルーベンスの「クララ・セレーナ・ルーベンスの肖像」がもっとも人気が高い様子で、その前は立錐の余地もないくらい。これはルーベンスの最初のイサベラ・ブラントの間に生まれた5歳の長女を描いた作品で、まっすぐに正面を見据えた目の表情がとても印象的である。
 思ったよりも小さな絵だったが、圧倒的な存在感を放っていた。
 私がもっとも時間をかけてゆっくり鑑賞したのは、ブリューゲルの「ベツレヘムの人口調査」。この聖書の物語を日常的な農民生活を舞台として描いた作品は、細部まで緻密な描写がなされ、雪の村で生活を送る多数の人々の様子が生き生きとしたタッチで描かれている。
 本当に多数の名画、ブロンズ像、タペストリー、調度品などがあり、時間がたつのを忘れるほど。私は音楽を聴くのと同じくらい絵を見るのが好きなため、しばし心の栄養を与えられた気持ちになった。
 今日の写真はそのポスター。やはりこの絵はインパクトが強い。

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