Yoshiko Ikuma - クラシックはおいしい -Blog

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庄司紗矢香
 庄司紗矢香には、デビュー当時からインタビューを続けている。
 先日は、「東芝グランドコンサート2013」のソリストとして、プロコフィエフのヴァイオリン協奏曲第2番を演奏する予定になっている彼女にプログラム用のインタビューを行った。
 彼女は、つい先ごろサンクト・ペテルブルクでテミルカーノフの指揮により、この作品を演奏してきたばかり。同行したレコード会社のディレクターいわく、現地の聴衆から熱狂的な歓迎を受けたそうで、終演後は大変な騒ぎだったとか。彼女自身はテミルカーノフとプロコフィエフのシニカルなユーモアについて語り合い、作品をより深く知ることにつながったという。
「昔からロシアには強く惹かれるものがあり、あの土地で演奏すると、もっともっとその作品が好きになります。特有の空気が感じられ、作曲家の人間性にも近付くことができるような気がします。プロコフィエフの書いた日記などを読むと、本心が書かれているため、とても興味深い。いつも最後にはひとこと皮肉めいたことが記されていて、性格が現れています」
 プロコフィエフのこのコンチェルトは、傑作として知られる。庄司紗矢香は、最初から最後まで気が抜けない作品で、テクニック的にも非常に難しく、オーケストラとの対話も緊張感を強いられるという。
 来年の「東芝グランドコンサート」は、いまヨーロッパでもっとも勢いのある指揮者のひとりとして大人気のヤニック・ネゼ=セガンが、音楽監督を務めるロッテルダム・フィルハーモニー管弦楽団と来日。ソリストは先日書いたヤン・リシエツキと、庄司紗矢香のふたりで、1月から2月にかけて全国ツアーが展開される。
 庄司紗矢香も、ネゼ・セガンはエネルギッシュな指揮で大評判なので、共演をとても楽しみにしていると語った。
 今日の写真はインタビュー中の彼女。ミッソーニの微妙な色合いのワンピースがとても似合っていた。この日は、長い日本ツアーがようやく終了したばかりで、ほっとひと息ついたところ。
「でも、私はずっと緊張感が続くコンサートツアーが終わると、必ず風邪をひいてしまうんですよ。ようやくゆっくりできるかなと思い、遊びに行こうと思うと風邪をひく。どうしてでしょうねえ」
 これを聞いて、私も自分にあてはまるため、なんだか身につまされた。やはり疲れがたまると、からだが「休め」という信号を出すんでしょうね。
 庄司さん、今回は風邪の菌が寄ってこないといいですね。ぜひ、追っ払ってくださいな(笑)。

| 親しき友との語らい | 22:46 | - | -
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