Yoshiko Ikuma - クラシックはおいしい -Blog

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マシンガントーク
 昨年12月、洗足学園音楽大学で行った「音楽プロデュース論」の講座で講義を聞いた学生たちのレポートを、担当のO先生が送ってくださった。
 全員のレポートにこまかく目を通したが、もっとも印象に残るのは、私がとても早口だと書いてあること。
「先生が早口すぎて、アーティストの名前が全部聞きとれませんでした」
「すさまじい量の情報を一気に紹介してくれ、とても勉強になった」
「90分が短く感じました」
「音楽の世界観が広がった」
「本当に好きなことを仕事にしていると感じた」
 と、いろんな感想があった。
 なかでも、「マシンガントークに圧倒された」「マシンガンのように高速で発射されるトークに耳が着いていかれなかった」というのがたくさんあり、思わず大笑い。
 先日の「ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン」の記者会見のスピーチでも、似たようなことをいわれたが、私は時間が限られているとどんどん早口になってしまい、もともと声は通るほうなのでマイクを無視してガンガンしゃべりまくる。
 でも、音大の講義でこれではいけませんよね。反省しています。
 にもかかわらず、この「マシンガントーク」という表現がとても気に入ってしまった。今度から使わせてもらおうっと(笑)。
 これから「ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン」のアンバサダーの仕事上、ラジオ出演がいくつか控えている。美術館の館長との対談も予定されている。
 そういうときに「マシンガントーク」にならないよう、十分に気をつけなくてはならない。
 でも、音楽の話になると、自然に力が入り、口がなめらかになって一気に飛ばしてしまう。またみんなに「話が聞きとれない」といわれないようにしないと、ラジオの場合は特にマズイ。用心、用心…。
 その昔、教育実習で高校に行き、シューベルトの「ます」をピアノを弾きながら作品の説明し、さあ生徒たちに歌ってもらおうと思ったら、「先生、早口でいっている意味が聞きとれません」「ピアノを弾かないで、ゆっくり曲のことだけもう一度話してください」「最初のシューベルトは、というところ以外早すぎてわかりませんでした」といわれ、真っ青。
 あとで担任の先生に「あがらず、あわてず、ゆっくりと」といわれ、大恥をかいた思い出がある。
 別にあがっているわけじゃないんだよね。
 今後もこれを教訓に、ゆっくり落ち着いて、みんなが聞きとれるような速度で話さなくちゃ。
 でも、大昔の失敗がちっとも教訓として生かされていないところをみると、やっぱり「マシンガントーク」は直らないのかも(笑)。
 
 


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