Yoshiko Ikuma - クラシックはおいしい -Blog

ブログ

<< れんこん菓子西湖 | main | なつかしい旧友との会話 >>
ピリス&メネセス デュオ・リサイタル
 今日は、すみだトリフォニーホールにマリア・ジョアン・ピリス(ピアノ)とアントニオ・メネセス(チェロ)のデュオ・リサイタルを聴きにいった。
 プログラムは、「ベートーヴェンのピアノとチェロのためのソナタ第2番ト短調」からスタート。ベートーヴェンの若い時代の作品の特徴である、のびやかな主題とシンプルな曲想が印象的で、メネセスのゆったりとした深い響きにピリスの凛としたクリアで推進力に富むピアノが和し、全2楽章を一気に聴かせた。
 次いでピリスのソロによるシューベルトの「3つのピアノ曲D.946」。この3曲のなんと心に染みいることか。
 疾走する急速なテンポの第1番、メランコリックでアンニュイな表情の第2番、快活で切羽詰まったような雰囲気を醸し出す第3番と、ピリスはそれぞれの曲想を深く掘り下げ、繊細で陰影に富む創造性豊かな音楽を作り上げた。
 後半は、まずメネセスのソロでJ.S.バッハの「無伴奏チェロ組曲第1番」がしっとりと歌い上げられ、最後にベートーヴェンの「ピアノとチェロのためのソナタ第3番イ長調」が絶妙のコンビネーションで紡がれた。
 まさに名手同士のデュオの醍醐味で、先日リリースされたふたりの「ウィグモア・ホール・リサイタル」(ユニバーサル)の新譜を思い起こさせた。
 終演後、楽屋でピリスに会い、インタビューの依頼をしたが、明日は札幌公演があり、翌日お昼過ぎに東京に戻ってくるため、そのときにできるかどうかが判明することになった。そしてその翌日には帰国するそうだ。
 やはり、今回はスケジュール的に無理かもしれない。でも、一応いつでも飛び出せるように、スタンバイしていようっと。
 今日の写真は、終演後のサイン会のピリスとメネセス。リサイタルはテレビが入っていたため、結構ふたりとも神経を遣っていたそうだが、すべて終わってからはリラックスしてサインに応じていた。
 さて、明後日はどうなるかな、運を天に任せるしかないな(笑)。



 
 
| クラシックを愛す | 23:48 | - | -
CALENDAR
S M T W T F S
   1234
567891011
12131415161718
19202122232425
262728293031 
<< March 2017 >>
CATEGORIES
ARCHIVES
LINKS
PROFILE