Yoshiko Ikuma - クラシックはおいしい -Blog

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外山啓介
 今日は、ムソルグスキーの「展覧会の絵」をレコーディングした外山啓介にインタビューするため、エイベックスにいった。
 彼はこの作品を昨年のリサイタル・ツアーでも演奏し、ついに録音に踏み切った。
 そのカップリングが実に変わっていて、ブラームスの「3つの間奏曲作品117」と「6つの小品集作品118より」第2番間奏曲である。
 まず、選曲について聞くと、とにかくこれらの作品が好きなのだという。そして「展覧会の絵」は、長年自分の弾く作品だとは思わず、さまざまな録音を聴いてきたそうだが、あるときレイフ・オヴェ・アンスネスの演奏を聴き、一気に作品に魅了されたのだそうだ。
 私は初来日時からアンスネスをひたすら応援してきたため、ここでアンスネスの話で盛り上がってしまった。
 それから「展覧会の絵」の各曲に関することをいろいろ聞き、彼は率直にことばを尽くして話してくれた。
 ブラームスに関しては、表現がとても難しく、その奥深さに近づくのにもっとも苦労したと胸中を明かしてくれた。
 外山啓介に会うと、いつもふたりで話があちこちに飛んでいき、雑誌のインタビューという枠からはみ出てしまう。
 今日のインタビューは「レコード芸術」に書く予定になっているが、録音のことを聞いていながら、とんでもないほうに話題が移り、実に多種多様な内容のインタビューとなった。
 外山啓介は、5月から各地でコンサートを行っているが、9月29日にサントリーホールでショパンやラヴェルなどをメインに据えたプログラムでリサイタルを行う。
 彼がショパンに開眼したのは、シプリアン・カツァリスがNHKテレビで行ったショパンの講座を見たことによるという。
 アンスネスといい、カツァリスといい、若いピアニストにこれだけ影響を与えるのだから、その存在感はすごいものがある。
 今度、彼らに会う機会があったら、ぜひこの話をしたいと思う。きっとピアニスト冥利に尽きるのではないだろうか。
 今日の写真はインタビュー終了後の1枚。いつ会っても、ナイスガイ。リサイタル、期待していますよ〜。 

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