Yoshiko Ikuma - クラシックはおいしい -Blog

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ヤン・リシエツキ
 先日、カナダの若手ピアニスト、ヤン・リシエツキのインタビューのため、レコード会社のユニバーサルにいった。
 彼はショパンの「練習曲 作品10&25」の新譜をリリースしたばかり。これらの全曲演奏は、ドイツ・グラモフォンとしてはポリーニの1972年の録音以来の盤になる。
 リシエツキは以前インタビューしたときに、「次の録音はショパンの練習曲に決まっているよ」と話していた。
 そのときに、これらの練習曲は少しだけ選んで弾くのではなく、絶対に全曲を弾くべきだと力説していた。
 その話題から始めると、「そう、だからレコーディングのときも少しずつ止めて演奏するのではなく、ダーッと通して弾いたんだよ。すごく感情が入って、一気に弾くことができた」と自信満々。このインタビューは新聞や雑誌に書き分けをしたいと思っている。
 リシエツキの両親はポーランド人。彼も祖国の血を意識することが多く、特にショパンを愛することがその表れだという。
 リシエツキのショパンは、まだ18歳という年齢にもかかわらず、非常にゆったりとしたテンポでおだやかで、成熟した香りをただよわせている。テクニックに頼ってガンガン飛ばす若手ピアニストのショパンはショパン・コンクールで数多く聴いているが、それらとは一線を画す特有のピアニズム。
 彼は飛び級をするほどの知性の持ち主で、インタビューの答えも当意即妙。ただし、いつも「インタビューにきてくれてありがとう」と、お土産をわたしてくれる心優しい性格。
 今回もまた、珍しいワインのミニボトルをいただいた。
 これはカナダのアイスワイン。とっとも甘くて濃厚で、ふとハンガリーのトカイワインを思い出した。
 今日の写真はインタビュー後のリシエツキと、アイスワイン。
 ヤン、ありがとう。ごちそうさま!!





 
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