Yoshiko Ikuma - クラシックはおいしい -Blog

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樫本大進
 先日、樫本大進のインタビューを行い、コンスタンチン・リフシッツとのベートーヴェンのヴァイオリン・ソナタ全集の最終回にあたる第3弾の話を聞いた。
 第1回は作品30の第6番から第8番で、第2回は第9番「クロイツェル」と第10番という組み合わせだった。
 そしていよいよ最終回の録音は第1番から第5番までの5曲。すでに収録は終えていて、日本にその録音テープを持参していたが、超多忙ゆえ、なかなか聴くことができないと嘆いていた。
 これはCDのライナーノーツを書くことになっているため、大進が録音のオーケーを出してくれないと、デモテープが上がってこない。
 おそらく秋の早い時期にリリース予定が組まれているだろうから、ライナーの原稿締め切りは夏ということになる。
 大進、お願い、早めにオーケー出してね。そうでないと、私はまた締め切りまで短期間しかなくて、アップアップしそうだから(笑)。
 彼はリフシッツとの相性は最初からよかったが、いまやより絆が深まったようで、「コンスタンチンはすばらしい!」と何度も話していた。
 彼らは性格も音楽性もまったく異なるものの、不思議なほど演奏は合う。人間性の違いが丁々発止の音の対話を生み、それが刺激的なデュオになるのかもしれない。
 これまでの2枚とも、ライヴで聴くときとはまた異なる演奏で、ふたりがそのつど新たな演奏を紡ぎ出していることを実感させる。
 今日の写真はインタビュー前の大進(ジャパン・アーツ提供)。私はこの日の最後のインタビュアーだったのだが、大進は写真撮影用にきちんとした格好をしていて、私が最後だとわかると、「ねえ、着替えていい。こういうの着ていると、落ち着かないんだよね。あっ、写真撮影ないの、よかった。じゃ、ふだん着でいいよね」とラフな洋服に変身した。
 彼とはもう長いつきあいゆえ、話し出すと止まらないほどで、大進はいつもにこやかにいろんなことを話してくれる。
 このインタビューは、もちろんライナーも含め、新聞や雑誌やWEBなど、いろんなところに書いて彼のベートーヴェンを紹介したいと思う。
 だから、大進、早くテープちょうだ〜い。

| 親しき友との語らい | 21:58 | - | -
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