Yoshiko Ikuma - クラシックはおいしい -Blog

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与儀巧
 今日は沖縄出身のテノール、与儀巧にインタビューするため、紀尾井ホールに出かけた。
 初めて会う人にインタビューする場合、最初はその人の活動を聞いたり、コンサートや録音の作品にまつわることを話題にしたり、プロフィール的な話から始め、徐々に内面に触れていくようにしている。
 しかし、今日は最初から話が非常にスムーズに進み、話のテンポがよく、いろんな質問に対して明るく自然体で気持ちよく答えてくれるため、話題は「これ、オフレコね」というところまで進んでしまった。
 今日のインタビューはヤマハのWEB「音楽ジャーナリスト&ライターの眼」に書く予定にしている。
 今回は紀尾井ホールの「明日への扉」というシリーズのコンサート(12月2日(月)19時開演)に関して話を聞くことがメインだった。
 沖縄出身の作曲家、宮良長包の歌曲が5曲オープニングに登場する。この作曲家の歌曲は彼が幼いころから親しんできたものも含まれ、作曲家を敬愛している身としては、ぜひともこのコンサートでうたいたかったのだという。
 宮良長包は山田耕作の弟子で、その恩師の曲が前半の最後に組まれている。
 後半はボローニャ留学時代に学んだり、日本でも勉強していたイタリア歌曲、ペルシコの作品と、イタリア・オペラ・アリアが予定されている。
 今回はピアノが声楽家との共演が多く、歌手に絶大なる信頼を置かれている瀧田亮子が担当。私は以前、彼女の演奏に触れているため、このピアニストの大切さも話題となった。
 与儀巧の声は、のびやかで青空にスコーンと抜けていくような爽快感と、からだの奥から湧き出てくるような熱い情熱と、聴き手を元気にさせてくれるような活力に満ちている。
 ただし、本人は「暗い歌が好きなんですよ」という。どうにもならない愛や失恋、実らぬ恋に涙するような歌がたまらなく好きなのだそうだ。
 でも、そういう曲ばかりプログラムに組むと、聴衆が寝てしまったり、雰囲気が暗くなるため、さまざまな工夫を凝らしたのだという。
 これから「第九」で忙しく、NHKのお正月番組にも出演が決まり、多忙な日々が待っているようだ。
 あまりにも話が合い、インタビューが終わってからも電車のなかでずっと話を続け、本当に楽しい時間を過ごすことができた。なんだか、初対面とは思えないほどで、ずっと前から知り合いのよう…。
 12月2日のコンサート、ぜひ成功させてほしい!!
与儀さん、頑張ってくださいね、エールを送っていますから。
 今日の写真はインタビュー後のリラックスした表情。暗い曲が好みというけど、性格はこの笑顔のようにめっちゃ明るいよねえ。歌手はステージに出てくるだけでその性格がわかるような人がいるけど、与儀巧はどんな感じかな。すごく楽しみだ。
 11月28日にはWEBの記事がアップされる予定だから、ぜひ寄ってくださいね。作品に関しても、たくさん書きま〜す。



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