Yoshiko Ikuma - クラシックはおいしい -Blog

ブログ

<< 年末恒例の原稿 | main | オットー・ビーバ博士 >>
ライナー・キュッヒルの自宅
 9月末から10月初旬にかけての「家庭画報」の取材で、ウィーン・フィルのコンサートマスター、ライナー・キュッヒルの自宅を訪れた。
 彼の仕事場であるウィーン国立歌劇場やムジークフェラインから徒歩15分から20分くらいに位置する建物で、いわゆる日本のマンション形式のお宅。ただし、非常に広く、すべての部屋のドアが開けられ、とても開放的。
 撮影や取材がすべて終わってから、キュッヒルさんの練習室を拝見したら、楽譜や書籍や資料が整然と整理され、すべての物がとても使いやすく置かれていることに気づいた。
「これ、写真に撮らせていただいていいですか」と彼に聞くと、「ええ、どうぞ。自由に何でもご覧になって、撮影してください」とのこと。
 キュッヒルさんは毎日ものすごく忙しく、一日のスケジュールを聞くと、いつ休んでいるのだろうと思うほどびっしり予定が詰まっている。
 それでも、涼しい顔で「演奏しているときは、仕事をしているという感覚はありません。好きな音楽を演奏していれば幸せですし、疲れもありませんよ。演奏することは私の喜びであり、生きる力となります。一日中でもヴァイオリンを弾いていたい」と、本音を明かしてくれた。
 だからこそ、ウィーン・フィルの音楽はあんなにすばらしいんだろうな、と納得。
 今日の写真はキュッヒル邸の3枚。リビングの壁には、キュッヒルさんとこれまで共演した偉大な指揮者たちとの写真がところせましと飾られている。いろんな人が撮ってくれ、プレゼントしてくれるのだそうだ。
 次は、音楽家のパロディー。いろんな音楽家がひとつの船に乗っている。それぞれすごく似ていて、特徴を見事にとらえている。私がつい笑ったら、「ねっ、おかしいでしょう。これ、うまいですよね」と、キュッヒルさんも一緒にニヤリ。
 最後は、仕事部屋の本棚。この反対側にも大きな楽譜の整理棚があり、ひと目で楽譜が捜し出せるように整頓されている。う〜ん、見習いたいもんだ(笑)。






| クラシックを愛す | 22:30 | - | -
CALENDAR
S M T W T F S
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293031    
<< October 2017 >>
CATEGORIES
ARCHIVES
LINKS
PROFILE