Yoshiko Ikuma - クラシックはおいしい -Blog

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ユンディ・リ インタビュー
 ユンディ・リには初来日のころからインタビューを続けているが、当初はあまり多くを語らず、話を聞き出すのに非常に苦労したことを覚えている。
 それが次第に舌がなめらかになり、最近はとても雄弁にさまざまなことを語ってくれるようになった。
 今回は、日本公演で演奏したベートーヴェンのピアノ・ソナタへの思い、2014年2月から開始される、長期間のヨーロッパツアーに関して、新録音の予定などをメインに話を聞いた。
 ユンディは、いまもっともベートーヴェンに心が向き、いろんな作品を弾きたいのだという。ピアノ・ソナタもコンチェルトも。
「ベートーヴェンの作品は、自分の人間としての成長により理解が深まり、テクニックも表現力も次第に熟成されてきたと思います。ベートーヴェンの作品を弾くことで、ぼくの成長も促されてきたのでしょうね」
 こう語るユンディは、ベートーヴェンの奥深さに魅せられ、ピアノ作品だけではなく、特に交響曲をたくさん聴いているという。
 実は、ヨーロッパツアーでは、シューマンの「幻想曲」をメインに据えたプログラムを考えているそうだが、来年11月の日本ツアーでも、「幻想曲」を弾きたいと明言した。
「この作品は非常に内省的で、シューマンの心情がリアルに映し出され、弾けば弾くほど魅せられていくのです」
 彼はドイツに留学したことにより、ドイツ作品のもつ多様な要素を肌で感じることができるようになったと、留学時代を振り返った。
 いま、自分が教える立場になったとき、その経験を生かしたいと考えている。そして、教えることにより、自分も思いがけない発見があったり、新たな方向を見出すきっかけになるそうだ。
 このインタビューは、「家庭画報」に掲載される予定である。ただし、すぐではなく、来春以降の号になりそうだ。
 今回は、ベートーヴェンへの熱い思いと、次なるレパートリーであるシューマンのことをことばを尽くして語ってくれたが、本当に彼はいつも真面目な受け応えだ。写真を撮るときも、「笑ってよ」といっても、真面目な表情を崩さない。
 今日の写真はピアノを弾いているユンディと、生真面目な表情のユンディ。次に会ったら、「どうしたら笑ってくれる?」と聞いてみようかな。いやあ、無理かもね。だって、私が撮った写真を見て、「うん、うん」と納得した表情をしていたから。やっぱり、こういう表情が気に入っているのかも。
 でも、いつか笑わせたい、特撮になるじゃない(笑)。
 そうそう、ひとつリラックスした話題を出したときに、ちょっとだけ笑った。それは、「いつもブランド物のスーツでビシッと決めているけど、そのスーツどこの?」と聞いたら、フランスのオーダーメイドなんだって。「それで靴は?」と聞いたら、ほんの少し笑顔になって、「イタリア製だよ」と。
 う〜ん、お洒落。以上でした!!




 
 

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