Yoshiko Ikuma - クラシックはおいしい -Blog

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ショパンの家の窓から
 これまで、数多くの作曲家の家を訪れた。
 ショパンの生家、ジェラゾヴァ・ヴォーラの家にも何度かいっているが、いつもショパン・コンクールの時期ゆえ、ワルシャワは「黄金の秋」と呼ばれる黄葉の時期にあたる。
 もちろん、ワルシャワから車で30〜40分ほどの郊外であるジェラゾヴァ・ヴォーラ村も黄葉の真っただ中。不思議なことに紅葉は見当たらず、ほとんどの樹木が黄色に染まっていて、その美しさといったらない。
 私はいつも作曲家の目線に合わせ、部屋のなかから外に向けて写真を撮る。すると、えもいわれぬ美しい景観が、あたかも額縁に入った絵のように写真に刻印される。
 ショパンの生家は、近年新しいビルが入口に出来、造園も手が加えられ、以前の古色蒼然とした雰囲気は一変した。
 でも、生家からながめる外の景色は昔のまま。ここにくると、いつも限りない静寂と、平穏な空気と、緑豊かな環境に心癒され、去りがたくなる。
 ショパンの音楽がどこからともなく聴こえてくる、そんな思いを抱く。
 今日の写真は、生家のサロンから撮った外の景色。マズルカが聴こえてくるような感じがしませんか。

| 麗しき旅の記憶 | 21:49 | - | -
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