Yoshiko Ikuma - クラシックはおいしい -Blog

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ピアニストの原稿
 ここしばらく、来日した人、これから来日が予定されている人など、ピアニストの原稿が相次いでいる。
 3月にはマリア・ジョアン・ピリスが来日し、待望のリサイタルが16年ぶりに実現するわけだが、このプログラムの原稿を書いた。
 今回、彼女はシューベルトの「4つの即興曲」作品90とピアノ・ソナタ第21番を演奏し、その間にドビュッシーの「ピアノのために」をはさむという選曲。ピリスのシューベルトは多くのピアノ・ファンが、いまもっとも聴きたいと思っている作品ではないだろうか(3月7日サントリーホール、11日横浜みなとみらいホール)。
 3月には、ウラディーミル・アシュケナージが息子のヴォフカ・アシュケナージとのピアノ・デュオのために来日する。アシュケナージには以前インタビューをしたため、それを「レコード芸術」に書いた(3月6日東京文化会館、3月10日サントリーホール)。
 さらにもうひとり、3月に来日するヤン・リシエツキのリサイタル用のプログラム原稿も締め切りが迫っている。彼は今回オール・ショパン・プロで真価を発揮。ポーランドの血をひく彼がどんなショパンを2時間楽しませてくれるか、期待が募る。
 ちょっと先になるが、6月に行われるコンサートのチラシ原稿も書いた。ひとつは、5月末から6月にかけて各地で開催されるウィーン・カンマー・オーケストラの原稿である。指揮者はオーストリア出身のシュテファン・ヴラダー。私は彼が指揮を始める以前に何度か取材をしたことがあるため、いまや指揮者として活躍しているとは、驚きだった。ヴラダーは、ステージに登場する姿がとても美しい。ひざを曲げずにスッと歩みを進める。きっと指揮姿もカッコいいんだろうな。
 今回のソリストを務めるのが、牛田智大。得意とするショパンのピアノ協奏曲第2番を演奏する。牛田智大にとって、海外のオーケストラと共演するのは、これが初めてのことだ。ヴラダーはピアノを知り尽くしているから、密度濃いコミュニケーションが生まれるに違いない。
 もうひとつのチラシは、6月24日にすみだトリフォニーホールで行われる、アリス=紗良・オットとフランチェスコ・トリスターノのデュオ・リサイタルの原稿。このふたり、親友と呼ぶような仲のよさで、来日間近に新譜もリリースされる予定。プログラムはストラヴィンスキー、ラヴェルで、録音ではトリスターノの新作も収録されている。
 明日は、先日インタビューを行って大感激したエリソ・ヴィルサラーゼの締め切りもある。とまあ、こんな感じで、ピアニストの原稿が重なっている。
 今日の写真はウィーン・カンマー・オーケストラとアリス&フランチェスコのチラシ。明日からは月末入稿が控え、2月は短いからすぐに3月になってしまう。体力つけて、頑張らなくっちゃ。


 
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