Yoshiko Ikuma - クラシックはおいしい -Blog

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マティアス・ゲルネ 冬の旅
 シューベルトの「冬の旅」は、これまでさまざまな歌手のリサイタルで演奏を聴いてきた。
 しかし、今夜聴いたマティアス・ゲルネの「冬の旅」は、この作品の奥に潜む主人公の傷ついた孤独な心を痛々しいまでに浮き彫りにしていた。
 ゲルネの歌は昨日と同様、多種多様な声を変幻自在に操り、歌詞の内容を深く掘り下げていく歌唱法。ひとつひとつの曲が聴き手の心の奥深く浸透してくる。
 ゲルネはゆったりとしたテンポをとることが多く、約75分の作品を90分かけてじっくりとうたい上げた。
 ゲルネが巻ごとに信頼を寄せているピアニストと組んで録音しているシューベルト・エディション(キングインターナショナル)は、すでに第8集まで進んでいるが、「冬の旅」はまだリリースされていない。おそらく今秋には日本でも聴くことができそうだ。
 明日は、いよいよシューベルト3大歌曲連続演奏会の最終日。ベートーヴェンの「遥かなる恋人に寄す」とシューベルトの「白鳥の歌」が組まれている。これもまた、深遠なリートの世界が広がりそうだ。
 
| クラシックを愛す | 22:49 | - | -
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