Yoshiko Ikuma - クラシックはおいしい -Blog

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工藤セシリア
 今日は、若き才能との出会いがあった。
 国際的な活動を展開しているフルーティスト、工藤重典を父にもつピアニスト、工藤セシリアに初めて会い、インタビューをしたのである。
 彼女は祖母がピアニスト、母がフルーティストという音楽一家に生まれ、ずっとフランスで暮らしている。セシリアはクリスチャンネームで、本名は工藤セシリア祐意(ゆい)。
 4歳でピアノを始め、これまで多くのコンクールで好成績を残しているが、「もう、コンクールを受けるのはやめました」とのこと。
 現在は、パリ・エコール・ノルマル音楽院でリュドミラ・ベルリンスカヤに師事し、今年6月に学生生活は一応終了するそうだ。
 そんな彼女が、7月16日(水)にヤマハホールでリサイタルを開く。大好きだというデュティユーの「プレリュード第3番《対比の戯れ》」からスタートし、モーツァルトのピアノ・ソナタ第14番、ショパンのスケルツォ第3番が前半のプログラム。後半はドビュッシー・プログラムとなり、「子供の領分」全曲、「映像第1集」より「水の反映」「ラモーをたたえて」「運動」、「前奏曲集」より「亜麻色の髪の乙女」「霧」「花火」が組まれている。
 今回は、初レコーディングも行われ、「オマージュ・ア・ドビュッシー」と題したCDがリリースされる予定だ(ソニー・ミュージックダイレクト&ミューズエンターテインメント)。
 インタビューでは、子ども時代のこと、両親のこと、パリでの生活、ピアニストとしての今後の抱負、ドビュッシーへの思いなど、さまざまなことを話してくれた。
 このインタビューは、ヤマハのWEB「ピアニスト・ラウンジ《明日を担うピアニスト達》」「音楽ジャーナリスト&ライターの眼」の両方に書くことになっている。
 工藤セシリアは、子どものころから鉛筆で絵を描くことが好きで、いつもスケッチブックを持ち歩いていたそうだ。デッサンを見せてもらったら、とてもユニークで素敵な絵だったため、「ピアニスト・ラウンジ」で1枚紹介させてもらうことになった。
 ちなみに、CDにもこれからどんな絵がいいか考え、掲載する予定だという。
 演奏を聴かせてもらったが、とても若々しくエネルギッシュで、前向きな気持ちがあふれたピアニズムだった。
「私、バーンと派手な曲が好きなんですよ」
 こういって笑う彼女は、これからはラフマニノフなど、ロシア作品をレパートリーにしていきたいという。
 今日の写真は、惚れ込んでいるというヤマハCFXでの演奏を終えた後のワンショット。リサイタルでもこの楽器を使い、思いっきり自然に、自分のもてる最高の演奏をしたいと意気込む。


 

 
 
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