Yoshiko Ikuma - クラシックはおいしい -Blog

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第9回浜松国際ピアノコンクール
 国際コンクールは、毎年開催されるものや隔年で行われるものももちろんあるが、大きなコンクールになると、3〜5年に一度というケースが多い。 
 先日、2015年11月21日から12月8日まで行われる第9回浜松国際ピアノコンクールの記者発表が行われたが、同コンクールは3年に一度のペースで開催されている。
 前回の優勝者は、ロシア出身のイリヤ・ラシュコフスキーだ。
 第9回のコンクールの申し込み受け付けは、2015年2月1日〜4月15日。応募資格は1985年1月1日以降に出生した者(30歳以下)となっており、下限なしとのこと。
 2015年5月に予備審査が行われ、申込者全員分のDVDを視聴する。そして第1次から第3次予選、本選へと進み、12月6日に表彰式が行われることになっている。
 今回から予備審査にベートーヴェンのソナタ、ショパン、リスト、ドビュッシー、ラフマニノフ他の練習曲が選ばれ、予選から練習曲は外されている。
 第1次予選では、ハイドン、モーツァルト、ベートーヴェンのソナタのいずれかを選ぶことになり、ここでソナタ全楽章を演奏することになった。
 さらに第2次予選にはふたりの日本人作曲家による新作品のうち、いずれか1曲を演奏するなど、新たな面が加わっている。
 第3次予選は室内楽の演奏で、本選がオーケストラとのコンチェルトとなる。
 審査委員も発表になり、審査委員長は前回と同じく海老彰子。審査委員は、マルタ・アルゲリッチ(アルゼンチン)、セルゲイ・ババヤン(アルメニア)、ジェイ・ゴットリープ(アメリカ)、アンジェイ・ヤシンスキ(ポーランド)、カン・チュンモ(韓国)、マティアス・キルシュネライト(ドイツ)、リ・ジアン(中国/アメリカ)、パーヴェル・ネルセシアン(ロシア)、アンヌ・ケフェレック(フランス)、植田克己という11名で構成されている。
 なお、運営委員長は作曲家の一柳慧で、日本人作曲作品の作曲家は、三輪眞弘、山根明季子。
 記者発表には実行委員会長の鈴木康友浜松市長、運営委員長の一柳慧、審査委員長の海老彰子が出席し、次回のコンクールの概要と新機軸などの発表が行われた。
 来年は、チャイコフスキー国際コンクール、ショパン国際ピアノ・コンクールなど世界的に権威のあるピアノ・コンクールが重なる年で、参加者はいずれのコンクールを受けるか頭を悩ますことになる。なお、エリーザベト王妃国際コンクールの2015年は、ヴァイオリン部門となる。
 さて、浜松国際ピアノコンクールには、どんな若い才能が集まるのだろうか、興味は尽きない。
 前回は、コンクールのオブザーバーの依頼を受けていたのに、単行本の最終校正が重なり、結局参加することができなかった。来年は、聴きにいくことができるといいのだが…。
 今日の写真は左から海老審査委員長、鈴木実行委員会長、一柳運営委員長。


 
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