Yoshiko Ikuma - クラシックはおいしい -Blog

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清水和音
 最近、地方の音楽ホールのプログラムやコンサートの先取りインタビューなどの原稿が相次いでいる。
 さきごろ、大阪のザ・シンフォニーホールの秋のコンサートに出演するピアニスト、清水和音のインタビューを行った。
 場所は、彼が教授を務めている東京音楽大学で、私の母校だ。
 久しぶりに目白から音大まで歩いて行き、かなり増築されて立派になったホールや校舎、練習室などを見て、しばし感慨に浸った。
 清水和音には、何度も話を聞いているが、いつも歯に衣着せぬストレートな語り口が痛快だ。
 今回は10月9日にザ・シンフォニーホールで行われるピアノ・リサイタルに関して話を聞くことになっていた。
 このリサイタルでは彼が選んだヤマハのピアノ、CFXが初めて使用されることになっている。清水和音はヤマハの新作ピアノが完成するごとに試弾しており、そのつど辛口批評を行ってきたとか。それは、もっといい楽器ができる、もっと上を目指してほしいという彼特有のことばで、一見すると毒舌のように思えるが、実のところ製作者や関係者への温かい心配りが秘められている。
 そんな清水和音も、今回のCFXの完成には「正直いって驚いたよ。すごくいい楽器ができたので」と、率直な感想を述べる。
 リサイタルではそのピアノに合わせて、ショパン、ラヴェル、スクリャービン、リストなどの名曲をプログラムに組み、ピアノ音楽の楽しさを披露する。
 ザ・シンフォニーホールは、「残響2秒」という音響のよさを誇り、音に大きく包まれる感じがするという。清水和音も、ステージ上で、自分の音がとても聴きやすいといっていた。
 ぜひ一度、このホールで演奏を聴いてみたいと願っているが、いまだ実現していない。
 今回のインタビューは、ホールの冊子、「シンフォニア」VOL.4(7月10日発行)に掲載される予定である。
 写真は、東京音楽大学の斬新なデザインの吹き抜けの場所に立つ清水和音。こんなすばらしい建物、私の時代にはなかった。この上がホールになっていて、奥は学生食堂になっている。
 こういうところにくると、時の流れの速さに驚き、自分のなかに流れた年月も感じ、人生を考えさせられますなあ(笑)。


 
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