Yoshiko Ikuma - クラシックはおいしい -Blog

ブログ

<< イベット・ジロー | main | 冬の号の打ち合わせ >>
アフィオラート
 先日、すばらしい色と香りとコクを兼ね備えたエクストラ・バージン・オリーブオイルをいただいた。
 古代ギリシャ時代からオリーブの一大生産地として栄えた南イタリア、プーリアの伝統的な逸品で、古代から伝わる製法を現在も受け継いでいるという。
 ギャランティノ社の自家農園で作られるこのオリーブオイル、2012年に国際オリーブオイルコンテストで「完全なハーモニー」と絶賛されたそうだ。
 生産からボトリングまで一貫して行い、エクストラ・バージン・オリーブオイルだけがすばやく集められ、この古代からの手法が「アフィオラメンテ」といわれるという。
 これらは「アフィオラート物語」として、説明書に綴ってあった。
 よくテレビなどでオリーブの収穫が映し出されるが、この農園も木を揺らしてハンモックの上に実を落とし、ひと粒ひと粒に傷をつけない方法で収穫しているようだ。
 説明書には、当主のギャランティノ氏のテイスティングを経て、ようやくボトリングされると書いてある。
 イタリアは、ワインはもとより、チーズやバルサミコ酢もこだわりの物があり、頑固なまでに伝統を守って作り続けられている。
 このオリーブオイルは、ナマでパンや野菜につけていただくと、まさに天上のひとときが味わえる。
 こだわってこだわって、ようやく完成したオリーブオイル。職人気質をまず舌で感じ、やがてからだ全体でその恵みを堪能する。
 今日の写真は、プーリアからやってきたアフィオラート。一滴一滴が極上の黄金のしずくのように思える。
 もともとケチな私は、ほんの少しずつ小皿に入れ、チビチビといただいている。もったいないもんねえ。ボトルをながめながら、南イタリアに思いを馳せ、ホントにチビッとずつ…。うん、極楽じゃ(笑)。 


| 美味なるダイアリー | 22:22 | - | -
CALENDAR
S M T W T F S
   1234
567891011
12131415161718
19202122232425
262728293031 
<< March 2017 >>
CATEGORIES
ARCHIVES
LINKS
PROFILE