Yoshiko Ikuma - クラシックはおいしい -Blog

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オルセー美術館展
 先日、夏休みを利用し、国立新美術館で開催されている「オルセー美術館展 印象派の誕生―描くことの自由―」を観にいった。
 20代のころからオルセーは大好きな美術館で、パリにいくと必ず足を運んでいるが、いっこうに飽きることはない。
 絵というのは、観るたびにそのときの印象が微妙に変わる。自分の年齢、環境、生き方が変化するためか、同じ絵と対峙してもまったく同じには観えない。
 だからこそ、何度でもその絵の前にたたずむ。
 今回は、ジャン=フランソワ・ミレーの「晩鐘」にとりわけ引き付けられた。有名な名画ゆえ、何度も見ているが、あまりにも敬虔で静謐で純粋な祈りの様子に、心が浄化する思いにとらわれた。
 そのほか数多くの絵をゆっくり鑑賞したが、やはり今回は「晩鐘」がずっと胸の奥にいすわり続けた。
 美術館にいくと、もうひとつの楽しみは内部のレストランである。新国立美術館にはいくつかのカフェとレストランがある。そのなかで、ポール・ボキューズのレストランで美味なる食事をいただいた。
 今日の写真はその前菜。こういう場所で食事をすると、心が豊かになる感じがする。もちろん、味もいいが、なんといっても雰囲気を楽しむことができる。
 帰りに、あまりにも脳裏に深く刻まれていたため、「晩鐘」のファイルをひとつ手に入れた。これに資料をはさんで、仕事部屋に置いておこうと思う。ふたつ目の写真は、そのファイル。
 この美術館展は10月20日まで開催している。マネの「笛を吹く少年」、モネの「サン=ラザール駅」、セザンヌの「首吊りの家、オーヴェール=シュル=オワーズ」など、印象深い作品が多数出展されている。




 

 
 
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