Yoshiko Ikuma - クラシックはおいしい -Blog

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三舩優子
 ピアニストの三舩優子がデビュー25周年を迎えた。
 それを記念し、2015年1月31日(土)に14時からHAKUJU HALLでリサイタルを開く。題して《組美曲(くみきょく)》。
 その話を聞くため、昨日インタビューを行った。
「いま、バッハの音楽が弾きたくてたまらないんですよ」
 今回のプログラムは、バッハ/ペトリ「羊は安らかに草を食み」から始まり、前半はバッハのパルティータ第1番、第6番でバッハをじっくりと聴かせる。後半はバッハ/ブゾーニ「シャコンヌ」で華やかに開始、次いでショスタコーヴィチの前奏曲とフーガ第5番が登場、最後はスクリャービンのピアノ・ソナタ第3番で締めくくるという趣向だ。
 彼女の口からJ.S.バッハの名前が出たのは初めてである。これまでいろんな機会に話を聞いてきたが、バッハの話題は出たことがない。
 三舩優子といえば、私の脳裏にはすぐにガーシュウィンやバーバーなどの作品が思い浮かぶ。だが、幼いころからバッハが大好きで、いまデビュー25周年を迎え、肩の力が抜け、バッハに回帰する時期だと思ったそうだ。
 このインタビューは次号の「音楽の友」に掲載される予定である。
 今回のインタビューでは、これまでの活動、いまの心境、これから取り組んでいきたいことなど多岐にわたって話がはずみ、そのなかでもっとも熱く語ってくれたのが、「ブラームスのヴァイオリン・ソナタ」をはじめとする室内楽を演奏したいという希望だった。
 ピアニストはソリストに徹するタイプ、アンサンブルを多く行うタイプなど、いろんな人がいるが、三舩優子はこれまでソロ活動が多かった。それゆえ、合わせ物はあまり行わないと思われてしまったようだ。
 しかし、ご本人はいま他の楽器と合わせることに大いなる興味を抱いている。
 12月12日(金)には、恵比寿のアートカフェフレンズで、山下洋輔との共演で知られるドラムの堀越彰と組み、バッハからヒナステラ、ピアソラまで幅広い選曲によるジャンルを超えたデュオを行う。
 三舩優子は、カメラ目線の写真が苦手だというので、今日の写真はちょっと視線をはずしてパチリ。
 それにしても、以前から取材している人に「デビュー25周年なんです」といわれると、本当に年月の経つのは早いとつくづく感じてしまう。


 

| 親しき友との語らい | 21:56 | - | -
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