Yoshiko Ikuma - クラシックはおいしい -Blog

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紀尾井ホール開館20周年
 1995年に開館した紀尾井ホールが20周年を迎え、記者会見が行われた。
 まず、ふだん私たちクラシック音楽の関係者があまり出入りすることのない、5階にある邦楽専用ホールを見学し、250席のホール内部と檜造りのステージ、和室の楽屋などを案内していただいた。
 次いで新日鉄住金副社長の佐久間総一郎氏と同文化財団常務理事の町田龍一氏が、企業メセナ活動としてこれまで20年間のホールの運営、活動内容を報告。さらに新日鉄住金コンサート、新日鉄住金音楽賞、紀尾井シンフォニエッタ東京(レジデント・オーケストラ)、邦楽主催公演などについて現在までの流れと今後の予定が発表された。
 紀尾井ホールには何度も出演し、すっかりおなじみとなったアーティストが何人かいるが、2006年東北地方公演の同行も含み18回出演のチェリスト、マリオ・ブルネロと、2005年ドレスデン音楽祭後、特別企画で12回出演のピアニスト、ペーター・レーゼルによる、お祝いのビデオメッセージも紹介された。
 引き続きレセプションが行われ、ここで邦楽とクラシックのミニコンサートが開かれた。
 最初は邦楽の演奏で、松崎晟山(尺八)と新福かな(箏)による宮城道雄の「春の海」。続いてクラシックでは、紀尾井シンフォニエッタの若きふたり、森岡聡(ヴァイオリン)と伊藤慧(ヴィオラ)によるモーツァルトの「ヴァイオリンとヴィオラのための二重奏ト長調K.423」より第1楽章が演奏された。
 紀尾井ホールは、800席という中規模の客席数ゆえ、ピアノや室内楽などに適している。音響もすばらしく、いずれの席でも聴きやすい。
 2015年もライナー・ホーネック、マキシミリアン・ホルヌング、トレヴァー・ピノック、セミョーン・ビシュコフ、アナ・チュマチェンコ、ラルス・フォークト、クリスティアン・テツラフ、ジャニーヌ・ヤンセン、ジャンルカ・カシオーリら若き世代からベテランまで国際舞台で活躍するさまざまなアーティストのコンサートが組まれている。
 こうした来年のスケジュールをながめていると、本当に今年も残り少なくなったのだなあと感じ、なんだか気ばかり焦ってしまう。
 今年もあと1カ月半しかない。なんとか有意義に過ごさなくちゃ、と追い立てられる気持ちになるのは、私だけでしょうか…。
 今日の写真はレセプションでの演奏風景。とても近い距離で聴くことができたため、各々の楽器の音色がじかに伝わってきた。




 
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